埋没
2006年06月18日 23:03
さて、ツリーができました。
これを筒状のものにセッテイングします。
そこに一度写真の機械で、水で溶いた石膏を真空状態にして、空気を抜きます。
いわゆる脱抱です。
これを一次脱抱というそうです。
それをツリーをセッティングした筒に流し込みます。
そしてまた脱抱して、真空状態にするのです。
写真は二次脱抱中。
この作業を埋没といいます。
真空状態にして、空気を全部抜かないと空気が入った状態の作品が上がってしまいます。
埋没の後に鋳造という作業があります。
インジェクションワックスは熱ですぐ溶けてしまいます。
石膏が固まった状態で火をあてるとワックスが溶けて、石膏の中にその形に空洞ができますよね。
そこに銀を流し込むわけです。
そうすれば、石膏から取り出した際にワックスだったものが銀として上がってくるわけです。
埋没が上手くいかないと、スという穴が出来てしまったり、うまく銀が流れなくて、商品として売れない物が出来てしまうわけです。
ちなみに私はゴム型を半分から切る前時点で仕事は終了です。
その後のツリーや埋没・鋳造は、工房の師匠達・スタッフがやっています。


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