アラスカより 続々
2006年04月29日 10:39
こんにちは。
今日は写真と一緒に、エスキモーの村の紹介をしてみますね。
このシシュマレフ村は地図で見るとアラスカの北西部の突端にあります。
内湾と外洋にはさまれた砂州になっている土地で、
周りには何もありません。
この時期は海も陸も凍っていて見分けがつかないのですが、
夏に氷が溶けると、
「なんでこんなとこに住んでるんだろう」と思いたくなるようなところです。
家々にはトイレもシャワーもついているようですが、
冬場は凍って水が出ません。
生活用水は全て、氷を割って持ち帰り、溶かして使っていました。
トイレはポリ袋にして共同のゴミ箱に捨てに行きます。
シャワーは公共のものが村に一つあり、
そこは温水器がついているようでした。
(電気とガスは問題なく通っていました)
村人は家で身体を拭くか、公共のシャワーを使って
日々の清潔を保っているようでしたよ。
そして、彼らの食事はちょっとユニークでした。
この時期のタンパク源は、カリブー(シカの一種)とアザラシ。
釣れた時には魚も食べます。
カリブーはストロガノフのようなスープにしたり、焼いて食べたり。
ちょっと固い牛のような食感でしたが、美味しかったですよ!
アザラシは、脂を「シールオイル」として大事に取って
醤油のように何にでもかけて食べるくらい
エスキモーにとっては手放せない食材です。
これはですね、何とも…
独特な味がしました。
慣れればとっても美味しいと言うのですが…
文化としては、テレビも入っているし雑誌も見ているので
若者はごく普通のアメリカ人という感じでした。
しかしお婆さんたちはアザラシ皮にビーズを使って作る
見事な手芸を今でも作っていますし、
男性達の狩猟は見ることができませんでしたが
アザラシやカリブー、雷鳥などを狩って
生活の糧にしているようです。
私たちの行ったときはちょうど春祭りの最中で、
凍った海上で犬ぞりレース大会をしていました。
人は生きる環境によって、それぞれの生活をちゃんと営んでいくんだなあと
改めて実感してきましたよ。
ではではまた次回!


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