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ユウカ
1975年生まれ、カルチャー系番組を主に担当するフリ−のテレビディレクターです。...

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アラスカより 続々

2006年04月29日 10:39

こんにちは。
今日は写真と一緒に、エスキモーの村の紹介をしてみますね。

P1000635.JPG

このシシュマレフ村は地図で見るとアラスカの北西部の突端にあります。
内湾と外洋にはさまれた砂州になっている土地で、
周りには何もありません。
この時期は海も陸も凍っていて見分けがつかないのですが、
夏に氷が溶けると、
「なんでこんなとこに住んでるんだろう」と思いたくなるようなところです。

家々にはトイレもシャワーもついているようですが、
冬場は凍って水が出ません。
生活用水は全て、氷を割って持ち帰り、溶かして使っていました。
トイレはポリ袋にして共同のゴミ箱に捨てに行きます。
シャワーは公共のものが村に一つあり、
そこは温水器がついているようでした。
(電気とガスは問題なく通っていました)

村人は家で身体を拭くか、公共のシャワーを使って
日々の清潔を保っているようでしたよ。

そして、彼らの食事はちょっとユニークでした。
この時期のタンパク源は、カリブー(シカの一種)とアザラシ。
釣れた時には魚も食べます。
カリブーはストロガノフのようなスープにしたり、焼いて食べたり。
ちょっと固い牛のような食感でしたが、美味しかったですよ!

アザラシは、脂を「シールオイル」として大事に取って
醤油のように何にでもかけて食べるくらい
エスキモーにとっては手放せない食材です。
これはですね、何とも…
独特な味がしました。
慣れればとっても美味しいと言うのですが…

文化としては、テレビも入っているし雑誌も見ているので
若者はごく普通のアメリカ人という感じでした。
しかしお婆さんたちはアザラシ皮にビーズを使って作る
見事な手芸を今でも作っていますし、
男性達の狩猟は見ることができませんでしたが
アザラシやカリブー、雷鳥などを狩って
生活の糧にしているようです。

私たちの行ったときはちょうど春祭りの最中で、
凍った海上で犬ぞりレース大会をしていました。
人は生きる環境によって、それぞれの生活をちゃんと営んでいくんだなあと
改めて実感してきましたよ。

ではではまた次回!

アラスカより  続

2006年04月26日 2:22

こんにちは。
現在アラスカロケ後半、イヌイットの街とアラスカ最北端の街に行き、
昨日フェアバンクスに戻ってきました。

イヌイットの街・シシュマレフは
周りを全て雪が覆う、陸上の孤島のような場所に見えました。
行ってみると電気やガスは通っているのですが、
水道がありません。
一年の大半は水が凍っているので、貴重なもののようでした。
(なのでシャワーは街に一つ、トイレは袋に溜めて捨てました!)

イヌイットと言うと原始的な生活を送っているように思いますが、
学校もあり教会もあり、現代文化の情報もちゃんと入っているので
きちんと意思の疎通が英語でできます。

彼らは自分たちのことを「エスキモー」と呼びます。
日本では差別用語的に思われていますが、
それはどうやら少し違う解釈のようです。
細かく言うと、「イヌイット」はカナダの北部に住むエスキモーのこと、
「イヌピアック」がアラスカの北部に住むエスキモーのことのようです。
「エスキモー」の意味が、「生肉を食らう者」ということだということで
表現を控えているようですが、
彼らのオリジンはユーラシア大陸から来たモンゴロイドで、
細かい民族区別はさておき、極地に住む文化を持つ者としての
総称として「エスキモー」という言葉を大事にしているのかな、と
思いました。

そしてアラスカ最北端の街、バローは
北極点に近い場所として、世界中から気象・海洋研究者が集まる
科学の街でした。
飛行機から見ると、山も川もなく全てが広大な雪原です。
世界の最果てのような印象を受けましたが、
気象の研究者に聞くと、例えばフィリピン辺りで山火事が起こった時にも
風に乗ってその空気が運ばれてきて、
気象の微妙な変異がバローでも解るそうです。
改めて、地球はつながっていることを実感しました。

帰国後には写真つきで現地の生活を紹介しますね。
では、また改めて。

アラスカより!

2006年04月16日 11:10

皆さん、こんにちは。

ただいまアラスカロケ2日目、大都市アンカレッジの南に下った大きな島、
コディアックからアクセスしています!
いやー無線LANってすごいですね。

アラスカは南部は日本のスキー場くらいの寒さですが、
北部はマイナス25−15度くらいの生活になります。
私はあと2日南部にいて、その後一路北部へ…
いまだって寒いのに、これ以上寒くなるのがホントに恐いですよ!
カメラを持って撮影すると、5秒くらいで指の体温がなくなるんですから!

まだ滞在は長くありませんが、とりあえず撮影は順調。
日本を離れると一番の楽しみになるのが、食事。
アラスカは、何と言ってもサーモンが名産です。
昨日の夜はサーモンのバーベキューソースがけを頂きましたが…
脂がのって美味しい!薫製も格別です。
やっぱり郷に入っては郷に従え、その土地のものが美味しいですよ。

北部にはイヌイットの生活の取材に行きます。
ご当地はシカやセイウチの肉が名物だそうで、
何よりセイウチの身体からとれる「シールオイル」なる脂が
日本の醤油のように、さまざまなものにかけられるそうです。
これがかなりクセの強いものだそうで、
食べられるかどうか心配です。

では、また北から戻ったらレポートします!

いよいよ明日は

2006年04月13日 21:52

アラスカ出発です。

アンカレッジ、フェアバンクスはおなじみだと思いますが
コディアック(熊の島として有名!)
シシュマレフ(写真家星野道夫さんが初めてホームステイした場所)
バロー(北極圏!最北端の街)

を回るため、食料・交通事情ともに困難です。
電池や防寒具などの他、レトルトカレーや味噌、醤油など
食べ物もどっさり持って行くので荷物はすごいことに。

零下20度で耐えられるのか、まともに食糧のない中自炊で大丈夫かなど
不安はありますが、
観光では行かないところにも行けるのがこの仕事のいいところ。

精一杯楽しんで仕事してきますので、
帰ったらまたレポートしますね!
(NYレポートも中途半端でしたが。。涙)

では、皆さんまた!

メディアはご臨終?

2006年04月12日 1:49

こんばんは。

今日は最近読んだ本のご紹介をひとつ。
オウム真理教のその後を描いた衝撃のドキュメンタリー、
「A」「A2」の森達也監督著作(対談ですが)

「ご臨終メディア 質問しないマスコミと一人で考えない日本人」

です。
これは、テレビメディアの持つ危険な部分を対談で読みやすく描いたものです。
森監督は元々報道にいらして、その経験からテレビの言えない部分、
わかっているけど改善しにくい部分を鋭く抉っています。

本の帯には
「抗議が怖い、視聴率が欲しい」
…そうですね。そういう部分も確かにあります。

本の中でテレビマンの不勉強や惰性が批判されますが、
確かに何かに媚びざるを得ず、本当に言いたい事が言いにくい
状況になる時があると思います。
しかし、そういった状況で一番必要なものはやはり、自分で考えること。
だと私は思っています。

本当はこう表現したいのに、Pが違う意見である。
こういう状況、ホントによくあります。
でも、そこで
「あの人がこう言うから、仕方ないか」
これはいけません。
自分が正しいと思うこと、やりたくないことは主張して、
とにかく話し合うことが大事です。
これって、テレビの話だけじゃないですよね?

でもテレビは特にそういう作業が大事だと思うんです。
なぜなら、皆さんに見てもらっているから。
自分が納得できないものを流し、批判があったら
「だってしょうがないじゃん」とは言えないですよね?
もっといけないのは、
見ている人がそれを正面から受け止めてくれる(かもしれない)
ということ。
納得できないもので納得させてしまうことは怖いことです。

改めて、メディアの持つ力と危険性を感じた本でした。

ちょっと今日は硬い話でしたね。
次回はアラスカ準備談でも、ではでは!

週末の

2006年04月09日 19:16

皆さんお花見しましたか?

ヨメイヨシノは散ってしまっていますが、
大島桜や山桜は今がきれいですね。

さて、テレビ番組制作と言えば休日もなく働いているイメージでは
ないですか?
放送前はそういう状態になったりしますが、
普段はそんなことはありません。
土日両方ちゃんと休めるのは少ないかもしれませんが、
日曜日はけっこう休めますよ。

今日は久しぶりに実家に帰りました。
普段しっかり食べられない野菜をたっぷり頂き、
ゆっくり休んできましたよ。

明日からアラスカロケ仕込みのばたばたが始まるので、
今日は早めに寝ることにします。

それでは皆さん、素敵な週末を!

素敵な作品を、ステキなままに

2006年04月05日 0:16

こんばんは。

アラスカロケまであと一週間。
何かとばたばたしておりますが、ロケまでに一仕事。

小さな映画紹介番組を月に2本くらい担当してまして、
映画の見どころを短くまとめて編集しています。
今日はやっとこそのオフラインにかかっていますが…

映画って、やっぱりステキ!
俳優も監督も本気でやっているお仕事を、短く切り取るなんて失礼な話ですが
ここも見せたい、あれもステキ、とやっているうちに
ついついその作品に惚れ込んでしまいます。

私が今まで担当した印象深い作品は…

「シカゴ」
舞台の振り付け師出身のロブ・マーシャル監督が
満を持してミュージカルを映画化!
振り付け師だった監督らしく、人物の動きの切り取り方は秀逸。
さらに助演のキャサリン・ゼタ・ジョーンズは女神のごとく美しく、
悪く、そして純粋です。
最後にはやったあ!と叫んでしまうこと、うけあいです。

「オペラ座の怪人」
言わずもがなの名作映画化。
オペラファンにはいろいろと言いたい事もあると思いますが、
とにかくこの世で一番セクシーで切ない怪人がここで見られます。
ジェラルド・バトラー!!
どんなにロックな歌い方でも、あなたは最高のファントムでした。

図らずも両方ミュージカルですが、
大迫力の音楽で持っていく力はやはりテレビにはかないませんね。

興味あれば是非!見てみて下さいね!

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