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ユウカ
1975年生まれ、カルチャー系番組を主に担当するフリ−のテレビディレクターです。...

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ドイツ・オペラ紀行

2007年03月28日 19:11

こんばんは。

さて、先週ちょっとドイツへ行ってきました。
春まっさかりの昨今、予定の気温は現地も日本と同じくらい。
放送がけっこう先の番組なので、タレントさんには春夏の格好をお願いして
現地に飛んだのは良いのですが…

さ、寒い!!
尋常でなく寒い!!!

ホテルの予想気温では、最高気温1℃、最低気温マイナス3℃…
あり得ないよ!!
最高気温15℃とか言ってたネット予想!誰がしたんじゃあーー
と言っても仕方がないので、即ロケ開始。

ロケをしたのは、ドレスデンという、昔は東ドイツだった閑静な街。

night.jpg

目的は、パリのオペラ座にも負けない美しさの、
ドレスデン国立オペラ劇場で行われる、オペラの取材です!!

day.jpg

キレイでしょう、街全体がバロック建築になっていて
まさにヨーロッパの古都!
眺めはとっても素晴らしいのですが…

なにせ、寒い!!
私たちも15℃の頭で来てるものだから、
氷点下対応の上着を持って来ていない!
手の先の感覚を無くしながら、街を走り回る日本人10数名…

なにより可哀想なのが女優さん二人。
衣装が春夏対応だから、当然足元はサンダルだったりするわけです。
急いで自前のブーツを履いてもらって、
下半身はなんとかしてもらったものの
上半身がほぼ半袖!!
日中ずっと冷蔵庫にいてもらってるようなものです。

もちろん、カメラのセッティングができてから
暖かい車から出て来てもらい、カメラが止まったらすぐ車に入って
もらうのですが、
そんなコトでは全然しのげない底冷え加減。
でも二人とも、嫌な顔ひとつせず頑張ってくれましたよ。

そしてさらに、オペラは夜に始まるのですが、
私自身も人生初のオペラ鑑賞。しかも最初にホンモノを見れるなんて、
なんて役得!
実質3時間半の長丁場ですが、ワクワクだわ〜と思いきや…

ごめんなさい。
あまりに過酷な日中のロケのため、
ちょっと寝てしまいました…

いやあ、去年アラスカにも行きましたけど、
思ったことがひとつ。
準備して行くマイナス40℃より、
準備してないマイナス1℃の方が寒いです。絶対に。

後日談として、女優さんのうち一人はやはり体調を崩されたそうで…
ごめんなさい。
どうぞ今は治っておられますように…

プチ業界用語解説☆

2007年03月26日 16:37

こんにちは。

今日は20℃にもなったらしい!いよいよ春ですねえ。
春と言えば、新入社員さんの季節。
テレビ業界にもいろいろな人との出会いがありますが、
最初に皆が戸惑うのはコレでしょう。
いわゆる、業界用語。

最近はテレビなんかでもネタになるので、だいたい皆さんわかると
思うのですが、今日はプチ紹介しちゃいましょう。

「てれこ」  テープレコーダーじゃないですよ。
              なぜかはわかりませんが、反対にすること。
               ex)「その花と木、てれこで置いといて〜」

「わらう」  笑う、ではなく、「どかす」という意味で使うことがあります。
             主にスタジオ用語。
             ex)「そのカメラケーブル、わらって!」

「やおや」  八百屋さん、のやおやです。
              意味は、カメラに対象物が見えやすいように
              物の向こう側をちょっと上げること。
              ex)「その本、やおやにして置いて!」

「鉄板」  コレ、最初は芸人用語だったようですが、最近は一般化
            していますね。意味は、「確実にウケるネタ」
             ex)「欧米か!は鉄板だからねえ」

実際業界用語といっても、現場でよく飛び交うのは実はこれくらいです。
あとは機材の専門用語とか、局によって番組の直前にやる5秒のスポット
「○○は、このあとすぐ!」みたいなやつの呼び方が違うとか、
そんなものです。
意外に、無いですね。笑

それでは、また!

肩書きミニ知識!

2007年03月18日 18:04

こんにちは。
さてさて、今日はいわゆるテレビで働く人の肩書きミニ知識です。

私たち制作陣は、
・プロデューサー
・ディレクター
・放送作家
・AD
などがいますが、テレビでもお馴染みですが、たいてい下記のような呼び方をします。
・プロデューサー 「P(ピー)」
・ディレクター「D(ディー)」
・放送作家「作家」
・AD…はそのまんま、エーディーです。

そして、ロケなどでお世話になる技術さんは、
・カメラマン 「カメラさん」「撮影部さん(映画等)」など。
・カメラアシスタント 「カメアシ」「AC(エーシー)」など。まれに「CA(シーエー)」
  「VE(ブイイー)」と書かれる人は、本来はビデオエンジニア、画質調整の人ですが
  ロケものでは、音声さんをVEさんと呼ぶこともあります。
  ドラマ等では、音声さんとVEさんが二人います。
・照明  「照明さん」「明かり屋さん(映画等)」など。

で、番組を仕上げてくれる編集さんの呼び方、皆さん是非注意してください!
最近では編集さんも、音調整のミキサーさんも「オペレーター」と呼ぶ人がとても多いです。

が!
「オペレーター」=オペレーションをする人、つまり機械の操作をするだけの人、みたいに
聞こえるのです。

でも!!
編集さんは、「エディター」(編集をする人)
音調整さんは、「ミキサー」(音のバランスを取り、ミックスする人」
と、ちゃんと呼びましょう!
コレ、実はかなり重要です。

番組も編集段階になると、もうグダグダで
編集室に入るなり、
「うぃーす」とか言って名刺も交換せずに作業を始めるディレクターがいますが、
コレNGですよ。
これから何日も番組の仕上げを一緒にやっていく人の名前も知らずに、
いい仕事はできません!
と、思います…

エディターさんによっては、「オペレーターとか言われた瞬間にテンション下がる」
という人もいるくらいです。

理想的には、お互い○○さん、と名字で呼び合うのがいちばんですけどね。
気持ちよく仕事する第一歩は、他ならぬ、「挨拶」でした。

次回はいわゆるギョーカイ用語解説でもしてみまあす。

上京物語

2007年03月15日 22:19

こんばんは。

さて、シャ乱Qじゃないですよ!(わかる人いるのかなあ?)
テレビの仕事に就くには、東京の大学を選んだ方がいいの?という問いのお答えです。

結果的に言うと、土地は関係ないですよ!
大学は、まず自分の興味のある勉強ができるところを選んで、
土地がどこであれ、そこに行くのがいちばん有意義じゃないかな。
どんな分野でも、興味を持ってそれを人よりもちょっと多く知ってる、ってことは
すごいことなんです。
それがいろんな形で武器になる。
テレビって何でもアリだから、何か得意な分野を持ってた方が
人へのアピールになるのです。

私はモロなんですが、日大の芸術学部に行きました。
当時から放送に興味があったんですけど、実際同期で今も映像制作の
仕事をしてる人って意外と少ないですよ。
結局、仕事への入り口はどんな学校出てても皆平等。
だったら、「おっ」と思わせる得意分野があった方が良いわけです。
就職当時、「日芸です」とか言うと、嫌な顔した人だっていたんですよ。
そんなもんです。

例えば、いま私の周りにいる人を書いてみると、ちょっとわかりやすいかも。

・高校大学で年間400本の映画を見て、毎晩ディスコで踊り
  映画と音楽の話は知らないことは無いIプロデューサー
・小金を貯めるたびに世界のほとんどの僻地へ行き、
  言葉がしゃべれるわけではないけど生活力は誰よりもあるNディレクター
・同じオペラの演目を最安席で5回は見る、
  世界のオペラで知らないことはないMプロデューサー
・なんか日本が合わないからと高校2年でイギリスに移住、
  バリバリのバイリンガルで若くしてフリーランスで食えてるKコーディネイター
・ADとして働きつつ、先日ボクシングのプロテストに合格して
  ガッツが買われて2年でディレクターデビューしたMくん
・一日3冊の本を読み続け、いまや「あの本どこに売ってるかなあ?」と聞くと
  神保町の古本街の、あの店の何階のこの棚にあるよ、まで知り尽くすKプロデューサー

いろんな人がいるでしょ?笑
でも、なんか面白そうな人って思えませんか?

まあこの人たちは特殊ですが、彼らの共通項はひとつ。
「やりたい事をやってきたし、今もやってる」
ことです。
そうすると自然に自分の好きなことが見えてくるし、
得意なことが一つある人って、自分の考え方もブレないから
人としてとっても素敵になるわけです。そして強い。

高校生の時から何かを見つける必要はないけれど、
好きと思えることを一生懸命やっていれば、
人にアピールできる人になると思うんです。

テレビの仕事は入り口はすごく広いから、焦らずに自分の好き分野を見つけて
ちょっと面白い人になれば、どこにいたって大丈夫。
就職面接も、そういうところがあれば多分楽々スルーですよ。

頑張らずに、楽しんでね!

いよいよ!

2007年03月13日 20:59

6月の医療特番に向けての動きが始まりました。
昨日いわゆる「前のり」をし、
(仕事が早くから始まるとき、前日に現地に泊まり込むこと)
今朝から手術を見せて頂きました。

今回の私の担当は、小児外科。
幼い子が手術台にあがるところは、なんだか母のような気持ちに
なり切なくなりました。
本当のお母さんは、気が気じゃないのだろうな…と思いつつ。

前回産科を取材させて頂いたとき、出産に臨むママたちや先生の
想いに圧倒され、
情けなくも、時には涙をこらえきれなかったので
(基本的に取材時に涙は厳禁!カメラ持って泣いてる人ってヘンですもんね)
今回はキリッと頑張ります。
頑張れるかな…不安ですが。。。

しかも前回より取材期間は短い!なんと約半分!!
でもやらねばなりません。

この仕事のいいところは、ズバリ「人」。
取材を受けてくれる先生や患者さんたちはもちろん、
制作スタッフ、監修の方、局のプロデューサーみんなが
本当に真剣に、「医療とは、医療にかける心とは」ということを
考えて番組を作れるのです。

なので、モチベーションはがっつりありますが、
不安要素もがっつりあります。

さてどうなるか!追って取材報告しますね。

ライバル番組!?

2007年03月10日 21:09

こんばんは。

さて、突然ですが、私たちテレビ屋が気になるもの…
いろいろありますが、「ライバル番組」はとても気になります。
普段自分が作っているジャンルの番組、
取材したことのあるものを取り上げている番組…

今までいろいろとやらせて頂きましたが、
今はやはり医療ものと歴史もの、映画ものは見逃せません。
(実際はけっこう見逃しますが…涙)

さて、今日は医療ものの番組の放送がありました。
構成、撮り方、切り口など全て気にして見てしまいましたよ。
いろいろと感想はありますが、そのへんはオフレコにしておきます。

で、たいてい次に制作メンバーに会った時は、その話になったりするわけで。
自分たちの作るものも、そういう風に見られてはいるでしょうから
やはり気は抜けませんね。

さて、次回医療の取材は来週から始まります。
気持ち切り替えて、シッカリ取材してきますよ!

ああ、次にメンバーに会うのが楽しみだなあ。いろんな意味で。笑

顔は見えないけど、相手が見える。

2007年03月09日 1:18

こんばんは。

さてさて、ひとつ前のブログに、もうひとつ前にコメントしてくれた方への
コメントを頂きました。(わかりにくい?笑)
なんか嬉しかったぁ〜

こういうブログって、顔も正体も全然わからないものだけれど、
PCの前では人間が書いているものなので、
つながりが無いようでいて、実はあると思うのです。
人の出会いなんてどんな場にも転がっているものだから、
もし私のブログにコメントしてくれた方が気になったりしたら
どんどん私を飛び越えて交流?しちゃってくださいね!
恥ずかしいとか、怖いこと無いと思いますよ。
もちろん、私もコメントくれる方とは何かつながってる気持ちでいます☆

で、テレビもほんとそうなんですよ。
作り手の顔は見えないけど、そして作り手も受け手の顔は見えないけど、
相手に対して何か伝わるように日々番組制作しているのです。
もちろん放送中の視聴者の方からの電話は
担当ディレクター自ら取ってお話を伺うし、
局に届いたお手紙も担当チーム全員見ています。
反応が全く無いより、文句でも何でもあった方が100倍嬉しいものです。

だから、よくネットとかで誹謗中傷の嵐(祭りっていうんですかね?)とか
起きますけど、それってどっか責任不在ですよね。

要は文章だけでも映像だけでも、人間がやっていることには変わりない。
ので、これからもどんどん、がっつりコメントくださいね。
つながり感がとても嬉しいのです!

次はドイツだあ

2007年03月06日 18:53

こんにちは。

さてさて、最近なんだかとても海外づいています。
基本的に好きなので、嬉しい限りですが!

今月末にも一つ海外ロケが入りました。内容は「ドイツのオペラ取材」!!
いやあ、ドイツにもオペラってあったんですねえ。
オペラってそもそも、どこの国のでしたっけ?くらいのオペラ音痴の私ですが
日々いろんな歌劇を見て睡眠…いや勉強しています。

しかしオペラって長いんですね!平均上映時間3時間。
内容は意外にキャッチーで、
「若いツバメがいる貴婦人、自分の老いを考えツバメを手放す」(薔薇の騎士)
「田舎の娘の彼氏が都会に出て行き、戻ってきたら不良になってた」(タンホイザー)
「妖艶な貴族の娘が地味な男に惚れた、驚くべき男の手に入れ方とは」(サロメ)

いやこれはオペラ好きな人には怒られちゃう解説ですが、
まあそんなもんです。笑
上品で敷居が高くて難解、と思ってましたがそうでもないんですよ。
そうでもないんですよ、ということを楽しく説明する番組を作らなきゃいけないので
そうでもないポイントを追求していきたいと思います。

そして、オペラも楽しみですが、初のドイツも楽しみです。
参考に見た番組で、女性リポーターさんが大口をあけて食べていた
ホットドッグが妙に美味しそうで、今から楽しみです。
ロケ中ホットドッグとビールがあればいいです。
いや、ビールはだめです。笑

とにかくオペラの勉強しつつ、6月に決まった医療番組に向けて気持ちを整えていくと。
そんな日々です、ではまた!!

海外に出ていました!

2007年03月04日 21:39

こんばんは。

急遽海外に出る用事があり、ちょっと間が空いてしまいました。
プロブロもリニューアルしていますね!
ブロガーの方も増えて、ますます楽しみですね。

さて、今日は前の記事で愛さんにコメント頂いた、
「番組内結婚ってなぜ可能なの?」という質問に答えさせて頂きます。

これは恐らく番組内に限らず、どの業界でも
内輪の恋愛をあまりオープンにできないという状況はあるのでは
ないでしょうか。
同じオフィスの人に気を遣わせるとか、別れたとき大変とか(笑)
まあ理由はいろいろでしょうが、これはどこも同じだと思います。
そして、それが「番組内恋愛禁止」と決まっているわけではなく、
「なんとなく言いにくい」ということです。
決まっているところもあるかもしれませんが、それはほぼ「ネタ」です。多分。。

でも、現実には職場内結婚って多いと思うのです。
結婚や婚約が決まって、ええっ、付き合ってたの!?!?とかいうことは
たくさんあります。
これはテレビ業界でも同じです。
ロケや編集でつらいところを一緒に何度もくぐり抜け、
過ごす時間は家族より多い、そんな関係ならば
ADさん同士、あるいは作家さんとディレクターなど
そしてたまには演者さんと付き合えるラッキーな人もいますね。笑

番組を作ることは、自分のカッコつけきれない部分や
いろんなところをさらけ出すことになります。
なので、いきなり直球の付き合いができるのではないでしょうか。
お互いの仕事の部分を見て、普段はナンだけど仕事は素敵!とかね。

まあそんなことで、テレビ業界内恋愛も、普通の職場恋愛と同じように
よくあることなのではないでしょうか。
そして、それに特別なタブーはないと思います。

しかし、社会人になると、意外と出会いって無いものですよ。笑
コンパなんかもほとんど無いし、(いや、してる人はしてるか…涙)
今のうちに素敵な人と出会っておいて下さいね!
いや、これからも絶対出会えますけどね。
どっちやねん!

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