という本が出版されました。
過去2回、「最強ドクターが救う命と家族の絆スペシャル」という
番組にディレクターとして関わらせて頂いた、
それが残るものとして形になった、という感じです。
テレビ番組というのは日々流れているもの、
つまり消費されるものです。
番組がDVD化とか、余程そういうことがない限り形に残らない。
なので、こういう経験はちょっと貴重なのです。
この番組の取材は大変でした。
わが子の生命が危機にさらされている時、親は何を思うのか。
結婚さえしていない私には到底わからないことでした。
ですが私もわからないながら、なるべく親御さん、というか
私と同年代のお母さんたちの気持ちに寄り添って取材しました。
しました、というか、結果的にそうであればいいなと思っています。
この仕事は、仕事であって仕事でない時があります。
自分の赤ちゃんが亡くなるかもしれない時、
カメラを持った他人が病室に入って来て
「取材させて下さい」と言う。そんな状況を想像して下さい。
普通なら無理です。
こちらは無理を通そうとしているんです。
仕事であってもその人に信用してもらわないといけない。
何よりその人がせっかくくれた信頼は絶対に裏切ってはいけない。
だとしたら、こちらも全てをさらけ出して、自分という人間を
わかってもらえないといけない、と
私は思って取材をしました。
いろんな事を勉強させてもらえた番組です。
そんな番組が形になって、ドクターや患者さんや仲間達と一緒に作った
何かが残ることになった。
すごく嬉しく、本を手に取りました。
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