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山口デコ
71年生まれ・おとこ。幼少のころより2人の姉に徹底的に女らしさを叩きこまれる。...

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馬力ある?

2006年03月31日 22:00

こんにちは。デ(ぷ)コヒカリです。

きょうは3月31日。ほとんどの会社が「年度末」のはず。会社組織としては1年の区切りを迎えるわけです。僕たちの事務所もです。例年、この一年あんなことやこんなことがあって、あんなことやこんなことをした結果、あんなことやこんなことになったのう。なーんてひとりごちてましたが、今年はあんまりそんな思いがわいてこないのはなぜ? なにかが変わったのね。きっと自分の中で。

ということで、ハナの金曜年度末、明日はうそつき大歓迎、寝不足デコの生きざまさらしてー。いってみましょー。


昨日の就寝時間AM3:00
一昨日の就寝時間AM2:30
その前の日の就寝時間AM3:30
その前の前の日の就寝時間AM2:00

とまあ今週の僕のおやすみタイムはこんなですけど、まあふつうです。んで、朝は比較的おそめの10時から11時の間に事務所、もしくは直接お客さんのところへ行く。なんで、ふつうなのかというと、時間の采配はお客さんの予定やデザイン作業の進捗状況をもとに、自分で判断してまわす。ちょいと寝不足で体がついていかない時もありますが、はたから見るほどつらいことではないのです。むしろ、自らのハンドリングにすべてかかってくるのですから、心地よいテンションをもたらす一因でもあります。

で、最近とみに感じるわけです。
なにを?

「馬力」をさらにつけてかなければなと。

「おまえデコじゃなくて、実は“馬”だったのか?」
って違いますよ。

僕たちの仕事は、クリエイティブをひねりだす「頭」を、日々いろんな方法でインプットして磨き続けるていかなければ、けっこうすぐに錆びつきデザインとして現われてくる。だから頭を磨くのもとっても大事。だけど、この頭をフル回転させるにも「馬力」の有る無しが勝負の分かれ道。ちょっとの寝不足や疲れを言い訳にしないで、頭と体をどこまで、自らフル回転させることができるか。若いころはそれこそ無限大と思えるくらい「体力」があるからどんなに疲れていても寝不足でも、「馬力」を意識しなくてても、「体力」をうまく使って「頭」を「フル回転」させることができた。

で、「体」の中身も見かけも如実に衰えはじめた30歳を過ぎて、あるきっかけで無限だった「体力」をあてにすることができなくなって、「体力」に代わる、頭を「フル回転」させるための「源」をとっても意識しはじめたわけです。

その「源」は、いろいろ。仕事そのものへの「モチベーション」ともいえるけど、自分の回りにある外部の条件とかに左右されるものではなくて、自分自身のどこに「モチベーション」をフィットさせるか。ある時は、まったく予備知識のない案件にチャレンジすることであったり。逆に興味のある分野の案件を探しにいったりとか。つまり、今まで以上に自分のスキルに磨きをかけて、デザインという仕事を通して僕と社会(の先にいる誰か)をしっかりとつなぐ。

また一方で仕事ではないところのささやかな存在も、もちろん「源」になるね。大切な人の「笑顔」であったり、終電後のおつかれビールであったり。ほんとちょっとしたことだけど、とっても大切。

そのオンとオフの「源」が自分の中で上手に混ざってストックされていく。そしていざって時に、それらが「馬力」となって表にあらわれて「フル回転」がはじまるのですね。

そしていま。ストックが目減りしてきたのか。いままでとは違うストックの手法を考えなければいけない時にさしかかっているのか。

明日から始まる新年度。すでにたーくさんの「馬力」が必要な仕事が、目にみえるところで待っているからこそ、いままで以上に「馬力」をつけていきたいなあー。と「馬」並みにビールを飲むあの人の笑顔をふと思い出して、気がついたのでした。

今日も生きざま更新中! 山口デコ

もくもくと。

2006年03月30日 22:55

こんにちは。デコです。

事務所で“もくもく”とこもり作業が続いています。ちまたはもう桜が満開なのですね。毎日最後の電車まで“もくもく”とデザインにかじりついて、朝の通勤途中は、今日一日の仕事のダンドリを思い浮かべ、ゾゾーと恐くなったり、中吊りをチェックしたり、携帯で見積り項目をメモったり、アイディアをメモったり、本を読んだりと忙しいから車窓とは無縁の僕。

この土日はちょびっとゆるりとお弁当でもこしらえて桜でもながめながら花見酒しますか。どうですか。

そうそう♪ よーやく僕の席のMACも復活(というか結局取り替えてもらうのですけど)の兆し。
いろいろとご迷惑をかけてしまったみなさまがた、この場をお借りしてお詫びいたします。切腹桜吹雪!

ということで今日はデコ好きな音楽をさらしてー生きざまぁ。いってみましょうー。


先日観にいった山海塾の公演でも、目の前で繰り広げられる舞踏手たちのピーンと張りつめた美しさを際立たせていたエレメントのひとつが舞台音楽。「あらあら、舞踏手たちの指先、つまさき、口、腕、足、体全体から音符がでてくるよ」てなくらい、美しい舞踏手たちの動きに目を奪われる以上に、舞踏手、舞台と一体となった美しい響きでドラアマティックに展開される音楽でも耳も奪われたのでした。やっぱり美しいもん好き。CDも買った(http://io-factory.com/ioshop_en/sankai1.html)です。

こんな僕でも高校生のころはヘビメタ&ハードロックオンリー!愛読書はロッキンf(http://www.rockinf.net/)!ヤングギーター(http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=2088370604)!いつかは鹿鳴館(http://www.rockmaykan.com/customer.html)!(夢ですよ。あくまでも夢)だったのです。化粧もしました。ヘビピタパンツも履きました。あと1cm指よ伸びろ!てな具合で“もくもく”と牛乳飲みました。

で、ある日突然ディスコですよ。ディスコ。クラブじゃないですよ。ディスコ。時は80年代末、TVから流れてくるちょいとニュージャックなブラックミュージック(あのころはR&Bなんていわんかった)の軽やかなステップにイチコロになった僕。速攻、化粧を落としてギターを押し入れにしまった原因は、ダンス甲子園? けっ!てなもんで、“DADA”! 深夜の10chで流れてたダンス番組でした。

オープニングで流れるエディー・マフィーの「プッチュユアハーンズオンミーー♪」の軽やかな歌声にもーたまらん。ブラウン管の中で繰り広げられる和製ダンサーたちのラインダンス(オリジナルは米国産ソウルトレインね)にもーたまらん。高校卒業間近の僕と友達はくねくねしゃきしゃき「テレビの前」で“もくもく”とエブリステップ!

ちなみにこのDADAで踊ってたのが、しばらくしてチューチュートレインで文字どおり踊りでたご存知?ZOO(http://www.bekkoame.ne.jp/~pete-84/newjack/newjack.html)のメンバー(TRFのサムもいたの。エグザイルのヒロもいたの)たち。ごめんなさい僕らのアイドルでした。

めでたく専門学校(音響系)に入学して上京した僕の生活は、もーとにかくダンスミュージック。バイトもラゼルダゼル(和訳:きらきら)なんて素敵な名前の半外人ディスコと「同じビル」にあった地中海料理屋のウエイター。ドアマンと仲良くなって、よく友達とこっそりいれてもらいましたですよ。なんでこっそりかっていうと日本人は「カップルのみ可」なんて、ドレスコードならず「カップルコード」なんてのがあったんですよねえ。

でバイトが休みの土曜日(に休むなよですねえ)はドルーピードロワーズっていう洞穴みたいな入り口のディスコ。そこではなんとあこがれのZOOのメンバーと一緒に踊れちゃうのだ。“もくもく”と踊ったなあー。ナンパ?しないしない。鏡の前で“もくもく”とレッツグルーブ! 

バイトの休憩はといえば、今はなき六本木WAVE(http://www.waveweb.co.jp/feature/feature0502_01.html)。僕がDJをやりたくなって、はじめてBABYFACEのLP(12インチじゃないところがぷぷぷ)を買ったのがここ。ハウス、ガラージ、ロフト、いろんなダンスミュージックを知った。もちろんレコード買った。ちょびっと渋谷店でバイトもした。何時間でも“もくもく”と新譜からユーズドまでチェック。当時はまだ12インチは視聴できなくて、そりゃージャケ買い。ターンテーブルの前でがっくりしょっちゅう。深夜レコード屋さんウイナーズでもバイト終わってから“もくもく”チェック! 日曜朝3時、FM東京が流れるラジカセの前では“もくもく”と曲名をメモ(アパレルメーカーのJUNがスポンサーだったFMトランスミッションバリケード゙、それはそれはファンタジーなダンスミュージックのDJミックスを流していたラジオ番組だったのですよ)。食べ物なくても、着るものなくても買った買ったりレコードばっかり。おかげでベルトはビニールヒモ。なんて、グランジ先取りファッションの19歳のデコでした。

あれ?音楽の話にならないねえ。つまりは、今も昔も“もくもく”とひとつのことに打ちこむタチだったのね。僕って。

明日も“もくもく”がんばろー!


今日も生きざま更新中! 山口デコ

美しいキレイ

2006年03月24日 23:15

デコです。

ここ2週間の手足もぎられ状態ももう少し続きそうです。
たかがマシンそれどマシン。武器がなければ戦えないのだけれど、デザインへ向かうテンションまで落としてしまう自分が情けない。

こんな状態が続いたからか、ふと「僕はデザインの何に惹かれるのかしら」なーんて思い浮かんでくるしまつ。おっ。これが山海塾の天児氏がいうところ自分ダイアローグかしら? 
そんな“しまつ”ついでに、「僕とデザイン」の生きざまさらしてー。


えーっとそもそもデザインとは。

デザイン [design]
行おうとすることや作ろうとするものの形態について、機能や生産工程などを考えて構想すること。意匠。設計。図案。(大辞林)

その通りなのだけど、辞書は固いね。その「行為」からひもとけばこうなるのね。この行為自体、僕は嫌いではない。というか大好き。って、答えが見つかってしまったわ。


僕は「美しさ」、もう少し言い方をかえれば「きれい」に惹かれる。
ただし目に見える、表層に現われる「美しさ」だけで成りたっていてもそれほどは惹かれない。手にとったりのアプローチはするけれど。でも、その表を覆う膜の内側を感じさせない「美しさ」には惹かれない。それは「美しい」どまり。僕のいうところの「キレイ」ではない。カタチだけの「美しさ」はけっこう簡単に出来上がってしまうものだから。

2、3年前、箱根の「ポーラ美術館」へ仕事も兼ね、館内の所蔵作品を観てまわった時、ルノワールの「レースの帽子の少女」(http://www.polamuseum.or.jp/collection/01.html)を間近に見ることになり、くぎづけになったことがある。正確には“絵”そのものよりも、作品のエレメントである筆のタッチひとつひとつのディテイルに。この作品の甘くたおやかな印象からは、まったく予想していなかった筆のタッチ。
粗削りで大胆なのだけど、繊細な強さに目を奪われた僕は、
「ルノワールやるじゃん」
なんてね。

それまで興味なしの印象派のこの作家にちょこっと惹かれたし、
「美しいものこそ表層の印象だけでわかったようになっちゃだめだな」
とちょいとお勉強した。


どうやら僕は、外側の「美しさ」に相反する印象を、膜の中に見つけることができた時、その「美しさ」に惹かれるみたい。ただ、その相反する印象は、けして外側の「美しさ」は壊さない。その相反する印象があるからこそ「キレイ」なものとして、僕のココロに深く刻まれる。

世の中にあふれるデザインされたもので、僕が個人的に惹かれる「デザイン」もまたしかり。

一方、僕が世に送りだす「デザイン」は、僕の「キレイ」をそのまま追い求めてはもちろんだめ。ただし、意識しなくても、そこに僕の「キレイ」はこっそり忍びこんで、僕と「社会」をつないでくれると信じている。だから僕はデザインというこの生業に惹かれるし、モノ・コトがもつカタチだけではない膜の内側の魅力を、しっかり転換できる表現力を僕はこれからも磨いていきたい。


そんな僕がどうしようもなく惹かれてしまう女の子も、
「美しさ」で覆われた膜の内側は
「うわ!けっこうすごいなあー」と
いつも僕の口をあんぐりさせるのでした。


生きざま更新中! 山口デコ

山海塾 「時のなかの時 とき」

2006年03月23日 20:05

こんにちは。デコです。
先日、山海塾(http://www.sankaijuku.com/about_j.htm)の日本公演を観にいってきました。

僕はいままで「舞踏」というものにまったく興味が向いていなくて、この「山海塾」も、はじめてその存在を知ったきっかけは、子供のころに僕の大姉から。この僕の大姉(僕には二人姉がいて、歳が離れた一番上の大きな姉だから大姉)が、ちょっとカルチャーよりというか独自の美意識が強い人だったのかなんなのか、ちょっと?な人だったのですね。

僕はかなりこの大姉の影響を受けていて。大姉の部屋を探検するのが子供のころの冒険だったのです。小学生のころYMOとかKISSとかのジャケをこっそり持ち出しては模写したりしたのでした。

その頃「山海塾」の存在を知ったのではないかな。大姉の部屋で。山口小夜子と一緒の「白塗りの裸の集団」のイメージとして。それ以来はメディアを通して耳に入る程度の存在でした。つまり、ずっと忘れていたのです。
山海塾大ファンのいつもの大きな口の彼女に出会うまで。

で21日の新作「時のなかの時 とき」(http://www.sankaijuku.com/w_toki_j.htm)を観てきました。

すべての照明が落とされ一切の光がない真暗闇から、かすかに明かりがにじみはじめ、少しずつ少しずつ浮かびあがってくる、人とモノの輪郭があらわにされる冒頭の場面から、僕はざわざわと粟立ちました。ひさしぶりに。「なにこれ?」という感じ。

変なスピードの夕暮れが巻き戻しで突然現れた奇妙な感触。
時間の感覚が狂わされたとでもいうような。

何かの動きに目を奪われているといつの間にか別のものがあらわになってくる。
「これってさっきこんなところにあったかな?」
それらがエンディングの群舞まで続く。

はじめてなのだからあたりまえなのだけど、生まれてこのかた「感じたことがない」「行ったことがない」「見たことがない」けど、きっと僕たち人間という生きものに強く結びついているまだ見ぬ「なにか」。

こんな「時間」が流れている
こんな「空間」がどこかにあって
こんな「生命」が生きている。

夢とか想像のレベルではなくて、必ず存在するであろう“なにか”。
そんなイメージが、舞踏手の指先、視線、明かりと影、メロディーとリズムと静寂が混然となってすりよってきて、いつの間にかその中というか、その隙間に立たされているようなまったくはじめての感触。

主宰の天児牛大(あまがつうしお)の表現テーマである、“文化”が露にする人間の「差違」と人間の“身体”の「普遍性」。そして「重力」が生み出す“緊張”と“緩和”。そんな目に見えないものを、まだ見ぬなにかとして観るもの個人のインプロビゼーションに転換させてしまう、この表現の力って、ちょっと広告とは違う恐さがある。

しかも彼にとっての舞台は、公で演じると書く「公演」で観客にこちら側からの問いかけができる「場」、つまり「社会」と通ずることができ「場」なのだそう。

天児の「舞台は観るものそれぞれの“合わせ鏡”となり、観るものは個々の印象と個人史に向き合う。舞台が自分自身とのダイアログ(対話)とのきっかけになれば」とのごとく、僕は、僕だけが欲している、僕もまだ知らない「なにか」を見せられたのかもしれないなあ。ちょっと得しちゃったな。だって、なかなか自分のことはわからないでしょ。


公演が終わって、ホールから出てきた僕の前で、片足をわずかに引き、指に力をいれ、まっすぐと天井に向かい手をかかげるポーズをとりはじめた彼女。何をしているかと思えば、エンディングのカーテンコールで、喝采の拍手を浴び観客にこたえる天児氏のポーズを真剣に演じていたのでした。あっぱれ。


生きざま更新中! 山口デコ

プリーッズ ベイビー!

2006年03月22日 18:02

今日からわたし生まれ変わるの!
今までのわがままなわたしを許して!
あの頃、道ばたのタンポポに出会えば、
わたしだけが知っているささやかな喜びをみつけちゃたラッキーディー!
暁空にキラリと輝く一番星を見上げては、
未来のわたしとかさね合わせてはトキメキ・シャイニングスター!
そんなあの頃の素直なわたしを今日こそ取り戻すの。
生まれたままのわたしをみてみて!

・・・・ずいぶんお休みしてしまってごめんなさい。
おひさしぶりのデコです。

ずっとお休みしていたから
とうとうデコも日ごろのあれやこれやが極まって、
あちらの世界に行ってしまったのね。
って思われた、そこのあなた。

生まれ変わるのは僕じゃないのです。
もっと言えば「生まれかわるはずだった」のは
毎日仕事で酷使しているMACちゃんなのでした。

今年に入ってからの僕の席のMACちゃん。
日に日にいうことをきいてくれなくなって
とうとう先週からは1時間おきにかんしゃくをおこしてフリーズ(固)。
その都度デザイン作業はストップ。。データ保存の鬼と化し。。
メールもウエブの閲覧もままならず。。
このブログもアップできず。。
日頃温厚な僕もさすがにデコキレギレでございます。

こんな時のために、
自前で日頃からメンテナンスやバックアップは当然だし、
僕たちの仕事もある程度システムのことが
わからなければ効率が落ちてしまうから、
それなりな復旧手段と知識はあるのだけど、
今回はシステム管理の人が
最終手段のシステムの初期化をして
OSをインストールし直しても症状は変わらず。
手が負えないようです。
本日現在、ぜーんぜん復旧してません。

出会ったこーろはこーんな日がくーるとは♪
思わなかったですよ。

あの頃の素直な君にもどって!
プリーズ!
ギブミワンモアチャーンス!
ベイベーー!

マックも、好きな女の子も、牛肉輸入再開も
なかなか一筋なわにはいかないのが世の常ですなあー。

まだまだ修行が足りないデコすけ。
なんて悠長なこと言ってられない今日このごろが
まだまだ続きそうな予感。。

とはいえお休みの間に書きためたお話を順次アップ
していきますのでお楽しみにー。

次回は山海塾の新作公演(昨日観たのでした)についてです。
▼山海塾
http://www.sankaijuku.com/sankaijuku_j.htm

ただいま生きざま更新不可! 山口デコ

本でハジカキ

2006年03月13日 23:12

こんにちはデコです。

今日から読みはじめの本。
「WEB進化論 本当の大変化はこれから始まる」
梅田望男著 ちくま新書刊
まだ序章を読み終えただけだけどなんだか興味深いことばかり。
まだ読みはじめだから、何がどうとは言えないから、先にごめんなさい。

ただ、日々の仕事に追いつき追いこされをくり返していると
(みなさん真似しちゃだめですよ)
ホントはアクセスしとかなきゃいけないモノ・コトから
いつの間にやら遠ざかってしまっている自分を
見つめなければならない場面に遭遇して
困ったことになったりします。気をつけましょうね。

特に最近、WEBの世界を近くて遠くにしてしまっている自分を反省してなのか
先週末の土曜日、ふと新書コーナーで目にとまって
まず目次を見て、んで書いた人の経歴を見て「うん買おう」したのでした。

それに。
これでWEBの世界のことで
“ブログってなーに?”(ほんとですよー)
“はてな”ってなーに?
“WEB2.0”ってなーに?とか
とんちんかんなこと・いまさらのことを聞くたびに
ほへ?っといつもちょび呆れながらも丁寧に教えてくれるあの人を
少しは安心?させてあげられるかもしれないぞ。
なんだったらちょいと自慢してやろー。なんて勘違いもしたりして
しめしめよしよしと手にとったのでした。

ただし、ここでも気をつけないと“つまづく”のが僕です。
そうです。買っただけで安心して、机の上や下のマイ・肥溜めに
一直線なんて時も少なからずです。

特に今回は一緒に買った

「去年ルノアールで」
せきしろ著 マガジンハウス刊

の、ゆるいオバカおもしろかげんの誘惑もあるのでなおさらです。

そんなこんなで、
ちょうどその夜はその彼女と一緒に御飯を食べることになってたから
まっさきに!しかももったいつけて!
デコ「へへーん。おいら今日、新書を始めて買った(これもホント)だよ」
彼女「ふーん。なに買ったの?」
デコ「えーと。教えてあげないよん!」
彼女「へーん。WEB進化論?」
デコ「うーん“惜しい”!あぶねー」

・・・・みなさん、お気づきですか?
彼女ビンゴ!で一発当てしたのです。
それだけこの本もすでに有名売れしているらしいです。
そして何よりもおバカな僕。
さっき買った本の名前もしっかり覚えていない。アーンド。
アンテナの立ちぐあいがわるいことも
みごとに証明されたのでした。

案の定、ごはんを食べ終わって、まだ気がついていない
自慢デコは・・。
「ほい!この本だよ」。ジャーン。
「ほへ?WEB進化論じゃーん」
と呆れ彼女。

ソッコウ“ハジカキデコ”になった
それは楽しい週末とあいなりました。


今日もハジカキ更新中! 山口デコ

ワクワクドキドキ×食欲ゼロ

2006年03月10日 18:50

デコです。ちょび寝不足です。
しかも食欲ゼロ。食べてません。
別にタイワンでの飲みすぎ食い過ぎのアタリメタタリメ
逆リバウンドではないのです。

原因はキモチの問題?
実はなにげに緊張していたのかもしれません。何に?
昨日のあるお客様へのリニューアル媒体のプレゼンテーションに。

意外に繊細?なところもあったのね?僕ったら。
なーんて昨日、プレゼンが無事終了してボケーっと抜け殻になってたら、
そーいえば、前にもこんな感じのことがあったなー。
と記憶の糸をたぐりよせてみると。

僕が今の仲間たちに出合うことができた、以前務めていた会社でのこと。
入社して1カ月後のある日、僕は当時の社長に呼び出され
「おまえ、来週から3ヶ月、ニューヨークに行ってこい」
と突然告げられたのでした。

当時の僕は、その半年前にも個人的にニューヨークに行って、大ご満悦してきて
この世で一番好きな街!なんて勘違いもしていたくらいだったから
ニューヨーク! しかも3カ月! 何すんだ!
てな感じで、社長から告げられた時は、かーなり舞い上がったのでした。

ちなみに
今の仲間たちみんなが働いているのを後目(ごめんなさいでした)に過ごした
ニューヨークでの3カ月間は、短くも濃密な3カ月で、
かっこつけ英語しか知らなかった僕にとって、
いろいろな意味で人生のクロスロードのひとつにもなったほどの
いまでも忘れられない青春?の日々なのでした。

で、お話をもどすと
当時の社長から告げられてから出発までの1週間、
その超ワクワクドキドキっぷりに反比例して、
その日から「眠れない」「食べられない」が続いて
げっそりカラカラになって飛行機にとび乗ったのでした。

みなさんも小学生の時とか、「遠足」の前日に
「早く眠りなさい!」なんてお母さんに怒られても、
「眠れない」で逆に目がさえてしまったことがあると思います。

それがどうやら僕の場合は極度の「食べられない」が
くっついてくるようです。

今回のプレゼンは僕にとって、「経験値」も「予備知識」も乏しい、
いわば「わからないこと」「知らないこと」を手探りながらの出発。
個人的に最近とっても関心のある業界のお仕事だったから、
貴重な機会だと思うと、おのずと力も入ったようです。
そして何より獲得できた時の具体的な制作に思いをはせては
知らず知らずにワクワクドキドキ指数が上がっていたようです。

的確なアドバイスをしてくださったクライアントの窓口担当の方、
僕のつたない企画に説得力のある肉付けをしてくださったライターの方
そのライターの方を紹介してくれた、とある番長さん。
いつもながらたくさんの人に助けていただいて
お客様へ提案することができました。
まだまだ階段の途中のようですが
みなさんありがとうございます。

んでこの“ワクワクドキドキ食欲ゼロ”。
不思議なのが、ぜーんぜんカラダは痩せないこと。
ちっとは余分な肉が落ちて、ちっとは顔も小さくなれよと
自分に言い聞かせるデコ今日このごろでありました。


今日もこれからワクワクドキドキ! 山口デコ

紙の呪縛

2006年03月02日 21:00

デコです。あっという間に1カ月です。
このブログにかきかきしはじめてです。
最近、床屋さんにいってデコが広がったような気がします。
デコです。デコです。デコです。

ということで、
今日は髪、もとい、「紙」素材とメディアの関係についてひとことふたこと。

先日新聞を読んでいたら

「文字・写真とは対照的な音楽」
と題して
過去において一度でも紙素材に出合ったメディアは
なかなか紙から離れられないようだ[紙の呪縛]

産経新聞2月28日(稲垣真澄)

との一説が目にとまりました。

これだけでは何が言いたいのかちょっとわかりづらいですね。
逆に紙素材に出合ったことのないメディアとはなんだろう?
から始めるとわかりやすいです。

例えば「音楽」や「映画」。
音楽を僕たちの耳に届けてきた媒体素材は、
レコードではSPやLP、ほかにテープ、CD、MD、などなど。
さらに近頃あたりまえのインターネットによるネット配信。
また映画もビデオ、LD、そして今ではDVD、ネット配信もありますね。
電波(ラジオ・テレビ)は言わずもがな。
もしかしたら「紙のレコード」なんて世に出ていたかもしれませんが
普及した。しているという意味では紙に接触していないのですね。

つまりこの紙に出合ったことのない音楽や映画は、
技術の進化と人々のニーズがフィットすると、
けっこうなスピードで媒体素材を変えてずんずんつき進んでいく。

そして、この媒体素材の変化が音楽や映画そのものに
変化をもたらすとの指摘もオモシロイです。

レコード史研究家の高橋敏郎氏のコメントを引いているのですが
「音楽において、SPレコードの普及にともなって、
“音を増幅させない”アコースティック録音から
マイクを使った“電気録音”への変化が、
オペラ歌手のように声量が豊かでない人の歌も
“増幅すること”で録音できるようになった。
それが軽音楽やポップスが音楽として発展する一因にもなった。
その後、戦後のLPとドーナツ盤の開発と普及が
リスナーのクラッシックとポップスの棲み分けをも生んだ」と。

僕が好きなマイルスデイビスなんかも、
「SP盤では録音できる時間が限られていた。
LPがでてきたことで自分のやりたい音楽の幅が格段に広くなった」
みたいなことを自叙伝で言ってたような気がします。
確かにマイルスの音楽を時系列で聴いていくと、
テクノロジーの進化が芸術や表現活動を変化・進化させることがある
とうことも、あながちウソではないようです。

お話を戻しますが、最後にこの記事でも
「昨今のめまぐるしい媒体素材の変化は、
新しいどんな変化を音楽にもたらすのか」
と締めています。

では、紙の呪縛をうけているものはといえば?
それらが、僕がディレクターとしてリアルに関わる「文書」「写真」たち。
活字・写真はデータ化があたりまえの昨今でも、
プリントという紙の呪縛から解き放たれない「文書」「写真」たち。

でも、僕にはこの呪縛こそが紙素材の魅力だと思います。
この力をしっかりと意識して「紙」を愛でるようにデザインに向きあう時は、
なかなか楽しい作業です。

でも僕が書いているこのブログのように、
評判なものは書籍になったりしているとはいえ、
ずんずんウエブの世界だけで自足しはじめている
「文書」「写真」たちの存在も無視できない世の中なのだなあ
と思う、デコ広がる今日このごろでした。


デコ広がり更新中!山口デコ

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