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山口デコ
71年生まれ・おとこ。幼少のころより2人の姉に徹底的に女らしさを叩きこまれる。...

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ベトナムデコ03:お買い物天国 ホイアン・ホーチミン編

2006年09月30日 22:30

デコですこんにちは、さる9月9日から16日までのベトナムデコ道中。今日はその最終回、お買い物編。お洋服も、カバンも、雑貨も、食器類も、あれも、これも、こーんな素敵なプロダクツたちが、なーんでこんなお値段なのかしら。んで、ただヤスイだけでないところが素敵を助長。バックの刺繍のクォリティも、食器類のディテイルも、一目見ただけで買い! そんな買い物三昧な日々を最後にデコーン!。

まずは第1回目のエントリーでアップできなかった、ハノイでのお買い物の写真を放出です。

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お土産に活躍。貝殻たくさんミニバッグ


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とっても刺繍がお上手でつくりもしっかりトートバッグ。
これで2000円くらい


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デザインがレトロ。封筒とポストカード


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やっぱり一番のお気に入り。ポスター。
でも、もーっと素敵なポスターもわんさかあったのだ。

そして、デコ道中の第2の目的地は、中部の港街ホイアン。この街は世界遺産でもあるから、観光地なのだけど、思わずホッとする時間の流れやスケール感が妙に心地よい街。だけど、このホイアンの街、ただの観光地ではありません。シルクやリネンやコットンの生地を自分で選んで、ささっと採寸してもらって、ささっとワンピースやシャツやパンツたちができあがるオーダーのお店が街中にたーくさんある。もちろん女の子モノがメインだけど、男モノのスーツやシャツやコートから、はてはブーツまで。全身オーダーも可能。日本から持ち込まれた雑誌をお店の人に見せながら相談したりもできるから、自分好みのアレンジもいたって簡単。しかも、ホーチミンなどの都市部に比べても、とーてもお安くできるから、まさにオーダー天国の街。

僕は、白いリネン生地で作ったマオカラーとチャイニーズボタン(って言うのかな)の半袖シャツとチェックのコットン生地でつくったスタンダードな半袖シャツをオーダー。残念ながら、日本に帰ってきたらすでに涼しくて一度も袖を通せず。きっと来年までおあずけです。ちなみにお値段は日本円で500円強。もちろん採寸してあるから仕上がりサイズもぴったりで、着たときのラインも美しく仕上がっていてベリグー。ベトナムには本当に手先が器用な人が多いのだと思う。

そして、もうひとつのレッツオーダーは皮のサンダル。

僕らは、ホイアンの海辺のホテルにチェックインするやいなや速攻でタクシーで街へ。市場からほど近いサンダルストリートの目当てのお店にゴー。ありました。ありました。店先にいろんな色とカタチのサンダルがたーくさん並んでいます。

実はその時にはオーダーする気がなかった僕は、やる気まんまんのミル氏と「このカタチがあーでもないこーでもない」と口をはさむだけ。そうこうするうちにカタチとカラーを決めたミル氏の裸足を、おもむろに普通のノートの上にのせて、えんぴつで輪郭をなぞり始めるお店のおばちゃんと、それを見守る亭主と娘。足の厚さとかもしっかり計ってくれるのだけど、いたって原始的な採寸に思わず「ほへーおもしろー」。

そして、最後まで色をどうするか悩んでいたミル氏。店先に並んでいるサンダルはぜーんぶ鼻緒(バンド)の部分だけカラーレザー。足底のベースの部分はいたって普通のサンダルらしく味のない茶色だけ。そこでミル氏は「でも、そのベースも鼻緒に合わせてカラーレーザーにしたら、ぜったいカワイイはず!」と、すかさずおばちゃんに相談したら「できるわよ」。翌日の出来上がりを楽しみにワクワクしながらお店を後にして、夜ゴハンまで街をブラブラしたのでした。

ところで、ホイアンはお買い物天国の他にも、「食べる」お楽しみも満載。ホイアン名物の汁なしうどん(みたいな)「カオラウ」や「ホワイトローズ」など、僕たち日本人にとってもフィットするおいしい料理が満載。今回宿泊したホテルも街からタクシーで5分の海辺のリゾートだったけれど、とってもナイスでした。

それにしても、サンダル屋さんでもシャツをオーダーしたお洋服屋さんでも、先頭になって働いていたのは、子どもみたいなおねーちゃん(実は既婚って子が多かった)から、干からびたおばーちゃんまで、ほとんどが女の人たち。ベトナムの女性は本当によく働くなあー。でも、シャイな笑顔がけっこういい感じのサンダル屋の亭主も、きっとオモテにシャシャリでてこないだけで、家族みんなでしっかり商売してる感じがするのが不思議だし、イイ感じでした。


ホイアン2日目は午前中は雨だったので、ホテル周辺であれこれ。昼過ぎからは日がさしてきて、いざサンダル屋さんへ。そしてできあがったのがこのサンダルたち!

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ちなみに写真は、できあがりを見た瞬間「おおー♪」とあまりにもかわいくて、その場で、僕も便乗して追加オーダーした真っ白まサンダルと、さらにミル氏がイエローとブルーのコンビのカラーに挑戦して作ってもらったベリープリティーな一足も混ざってます。

お店のおばちゃんやおっちゃんは、わんさかオーダーしまくりのデコ一行を上得意さんでおもてなし。最後はお互いに「どーもありがとう」」でワン&オンリーの楽しく良いお買い物ができました。

このホイアンの街には3日間の滞在。ここの市場はトタン屋根の下に、雑貨や野菜や肉類、そして港がくっついているから魚介類など籠の上に山のように積まれたお店や、名物のカオラウを食べさせてくれる食いもん屋さんなどなどが、ところせましと並んでいて人と物がごった煮状態。いろんな臭いがプンプンして今回のデコ道中では一番楽しくウロウロした市場でした。

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新鮮野菜のおばちゃんたち。


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おばちゃんたちの嬌声が一番にぎやかだった魚売場


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フォーやブンがたくさん。麺売場


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ボートから桟橋のある市場をのぞむ。


デコ一行は連日のようにホテルから街までタクシーやボートで、あっちいったりこっちいったり、ホイアンでは忙しく体を動かしたけれど、ゆったりとした時間の流れが印象的な街でした。今度はシャツやサンダルだけではなくて、パンツとかブーツとかもっともっといろんなアイテムをオーダーしに行ってみたいです。

そしてベトナムデコ道中も最後の都市、ホーチミンへ到着。空港に降りるやいなや、人人人。ハノイやホイアンに比べてこの街は正真正銘の都市でした。到着した時は夜だったし、ちょっとしたトラブルもあって自己嫌悪になったりして、ちょびっとガクリとしてたのだけど、翌朝から街を散策しはじめると、ハノイやホイアンとはまた異なるいろんな発見ができて、次第にニコニコに。

そしてこの街も買い物天国。ハノイとホーチミンにくらべて、売られているものがとっても「洗練」されている。その分、お値段もちょびっと高いようだけど、日本に比べればぜんぜんです。ハノイでもそうだったのだけど、つくりがとってもしっかりしているところが素敵でした。食べ物ではないけれど、けして安かろう不味かろうなものではない。この街はチープなものよりも、センスがピカっと光るお店に魅力を感じました。

結果、ハノイよりもホイアンよりもお買い物三昧。どこよりも一番お買い物に力が入ってしまった街でした。で、ホーチミン戦利品リストが以下。

・刺繍細工がかわいいボタン×5
・貝殻のブレスレット×1
・シルバーの漆細工のコースター×6枚セット
・竹と白い漆細工のお椀×2
・竹細工のランチョンマット×3
・牛の角でできてるレンゲセット×2
・アンティックのガラス瓶×2
・アンティックの黒いホーローグラス×2
・青磁器のプレート×2
・両取っ手つきの白いお椀とプレートセット×2
・まっ白な石でできてるお椀とプレートセット×2
・ベトナムコーヒーこし器×2
・小さなカップ&ソーサー&ティースプーン×2
・小さなコーヒーミル×1
・白いコットンのシャツ×1
・いろいろなフレバーのベトナムコーヒー×6


そしてそして、これがハノイでのお買い物も含むベトナムデコ道中のすべての戦利品の数々です。

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いつも海外ではお買い物はあまりしないのだけど、今回は買いまくりーでした。それでも帰ってきてから、あれ買っとけばー、これ買っとけばーが、実はたくさんあるのです。またリベンジしたいです。

その中でミル氏が買おうとしたのこの籐細工のシリーズの(写真はのってないけど)しぶーいテーブル。

▼GAYA Lawson Johnston
http://www.gayavietnam.com/lawson2.html

だけど、お値段はぜんぜんしぶくない、かわいいお値段。東京までの運送賃の方が高くなってしまうのと、再度お店を訪ねる時間がなくて買わずじまいでした。でもホームページを見るとほんとうに置いてある商品のセンスがいいと思います。僕は、お店では気がつかなかったけれど、このデザイナーのテーブルにぐぐっときました。

▼GAYA Quasar Khanh
http://www.gayavietnam.com/khanh1.html


今回のベトナムデコ道中。まだまだ語りつくせないことがたくさんあるけれど、行くところ行くところでいろいろな発見がほんとうに盛りだくさんで、生涯一忘れられないデコ道中になりました。昨日も、シゴト中にふとしたきっかけで、突然ハノイの通りの雑踏に立ちこめている、あの独特の臭いが鮮明に甦ったりして、デコの心中深く深くに刻まれたようです。きっとベトナムには、シゴトでもいいからまた行ってみたくなる、いろいろな素敵に出会える街が、もっともっとたくさんあることでしょう。ベトナムどうもありがとう。

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ベトナム最後の日。サイゴン川の桟橋からバイクがいっせいに飛び出してくる


今日も生きざま更新中! 山口デコ

ベトナムデコ02:地獄草・・ベトナム食らう編

2006年09月25日 20:00

デコですこんにちはさる9月9日から16日までのベトナムデコ道中。今回はその2回目、限られた時間の中での飲み♪飲み♪食い♪食い♪飲み♪食い♪食い♪な日々をまとめてデコーン。

はじめてのベトナム食らいは、前回のエントリーでもアップしたホテル近くのカフェで食べた朝ご飯「バゲットサンド」。ああ愛しのサクサクモチモチなバゲット。ホテルの朝食のペストリーとかをよくかっぱらっていましたが、あの子たちも美味しかったなー。そんなこんなで、デコピカリ朝ごはんではじまった「ハノイ」でのベトナムごはん。その時は、まさか感極まりの滂沱たる○○の涙・涙・涙を重ねるとは、よもや思うこともないデコ一行だったのでした。

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ほんとうにおいしかったなー。バゲッドサンド

スゴ美味バケットの余韻を楽しみながら、あっち行ってこっち行ってハノイの通りを歩き倒し、気がつけばお昼過ぎ。オナカもグーすかグーとなり始め、おーし、お昼ごはんは、ベトナムですもの(ほんとはベトナムでは朝ごはん)、フォー! なになに? 行きの空港でミル氏が買った「ベトナム食らう本」によれば、ベトナムには平麺の「フォー」以外にも、そうめんみたいな押し出し麺の「ブン」や、ラーメンみたいな「ミン」とかなんとか。とにかく、さまざまな麺があって、どれも美味しいとある。僕はその本で印をつけていた「地元の人たち」に大人気の「ブン」のお店。それも「肉だんご(チャ)」満載の汁につけて食す、つけ麺、もとい、つけブンスタイル!の「ブンチャ」を食らうべしと勇み足でお店の前に到着。

おおー。本に書いてあるとおり、地元の人たちで店先まであふれかえっている。ちょっと恐い。でもお店のおばちゃんがにっこり「来い来い」してくれてお店の中へ。お店は1階から4階まで、「ブンチャ」をかっくらう輩・輩・輩。せまーい階段を4階までえっちら上って、前の客が食いあらしまくった残骸が残るテーブルにようやく落ち着いて席についたとたん「#$%%&”?」と子どもみたいな店員とおぼしいおねーちゃん。「うんうんブンチャ」とうなずぐデコ。待つこと少し、キレイになったテーブルにまずドデーンとでてきたのは、この山と積まれた「葉っぱ」よーく見るとミントのようです。

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山盛りの葉っぱたち

続いて、テーブルに並べられたのは「春巻き」てんこ盛り。そして素麺みたいな白い麺の固まり。これがどうやら「ブン」。しかも固まってるー。で、最後に黒い肉塊が山盛りに入った黒光りした汁がお椀で登場。これが噂の肉団子汁でしょう。汁の中には肉団子以外にも3枚肉やしょうが焼きの肉みたいななにやらが、肉・肉・肉。どーやって食べるかわかんないけど「いーただきます!」。他のテーブルのジモティーを見ると、固まり麺(ハサミで切られてる)を→黒肉固汁に→ミントをのせて→ヌクマム・チリソースをかけて→かっくらう。オプションで春巻きのせ。が基本のようです。

そしてそして、お味の方は・・。ミントと相まって独特の甘さと香りが強い。固まりブンはモチモチ。で、肉団子。おいしー。三枚肉。おいしー。でもちっと甘い。そしてそして、ぬるい。。。何が?汁が。「あー。あつあつの汁だったらもっと美味しいのになー。でも暑い国だからかなー。ちとぬるい。あー。あつあつだったらなー(しつこい)」山盛り春巻き。おいしー。春巻きドボン。おいしー。

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春巻きが一番僕には美味しかったかも・・


そんなこんなで、先に汁の中の肉関連ばっかりむしゃむしゃ。春巻きばかりむしゃむしゃ。最後はミントが残ってしまったけど、テーブルの上を散らかしてごちそーさまでした。いくらだったか忘れてしまったけど、たらふく食べて、ビールも飲んで何百円の世界だったなあー。でも以外と好みは別れるのかもしれないなあー。あつあつだったらなー。(しつこい)と、もの思いしつつ、引き続き、旧市街の通りをブーラブラ。

ブーラブラの後に喉が渇いた=ベトナムコーヒー飲もう! で、旧市街の南端のナンジャラ池のホトリにあるバルコニーが気持ちいいと評判のカフェをめざしてブーラブラ。なんでも民家の中をくぐって階段のぼっていくすんばらしい見晴らし待ってるとか。けれども、案の定それらしきお店ないなー。と、池のホトリの別のカフェに失礼ながら聞いてみてもわからない。と上をみていたミル氏がなんなく発見。それでも入口がわからない。ここか?違う。ここか?違う。を繰り返して、おみやげ店の脇の通路を進んでようやくそれらしき雰囲気でビンゴ。店員らしきおねーちゃんがメニューを出してきて注文してから、階段をえっちらほっちら最上階まで。やっと到着。たしかに気落ちよかー。で初ベトナムコーヒー。

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ベトナムコーヒのアイスコーヒ版とお店から見えるベトナムの街並み

苦甘で歩き疲れた体にしみるー。おいしー。池のほとりきれー。街が一望。でゆるりと休憩ご満悦。今回おみやげでも買ってきたけど、苦くて濃いベトナムコーヒーがとっても好きになりました。


その後も旧市街の通りをぶーらぶらして、市場バッグ(大)に入りきらない戦利品を一旦ホテルに置きにいってちょいとお昼寝。気がつけば夕方。今度はスーパーマーケットをチェック!ということで、初めてのシクロ(自転車タクシー)にチャレンジ。ハノイの街のシクロの運ちゃんはとにかくツーリストとみると声をかけまくり。でちょいとうざい。でもやっぱり乗りたい! で、池を挟んだ旧市街の反対側のスーパーマーケットまでヒウイゴー。これが思いのほかとってもきもちいーたのしー。やっぱりお金の支払いの時にあーだこーだちょこっとあったけど、それもご愛敬で、気分爽快。

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他のバイクたちを蹴散らして、時には逆走してゴー! 気持ちいー


しこたまスーパーでオミヤゲ用のライスペーパーやブンや唐辛子入りの塩やら何やら買いまくり、気がつけば外は真っ暗、夜ご飯の時間。先の「ベトナム食らう本」に乗っていた「ハノイの“地元”の人に人気の食堂」で食べよう!となり、調子にのって、またまたシクロでゴー! 夜のハノイの街をかっとびー。。

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夜のハノイをかっとびー!のはずが・・(揺れる揺れる)


のはずが、こーのシクロの運ちゃん。「オケーイ」とかなんとかいって、実はまーったく地図が読めなかった。こちらも地図を片手に通りの表示を見てたけど、もーわからん。ジモティー街をひたすら突っ走るシクロ。さすがにおっちゃんストップ。通りがかりの店の前のおねーちゃんを捕まえて地図を広げてあーだこーだ。だいじょぶかいな?と思ったけれど待つしかない。でようやく再スタート。で目当ての通りにようやく到着。したら、まーたお金の支払いであーだこーだ。おまけにお店らしいとこにゃーい。気を取り直して、近くの人にお店の場所を訪ねてようやく発見。

やっと着いたどー。おいしーもんたーくさん食べるどー。ようやくニコニコー。

お店の中に入ると・・うんうん。確かに地元人でにぎわっとるです(ニコニコー)。テーブルについてメニューを渡され・・うんうん。英語表記に混じって日本語表記もあーるじゃん。でもちっと可笑しな日本だねー(ニコニコー)。日本語と英語をみ見比べながら、「生春巻きもあるんだねえー」(ニコニコー)。「高菜炒めかー」(ニコニコー)。「フライドライスかー」(ニコニコー)。などなど、あれも美味しそうとこれも美味しそうとそれも美味しそうと。メニューを開いて吟味に吟味。それが、地獄の門を開くこととは露しらず、ニコニコしながらオーダーしたのでした。

待つことちょっと。速攻ででてきたのは「フライドライス」。フライド・・あーそっかーチャーハンだよねー(ニコニコー)。。。では、いただーきます。「・・美味しい・ね・え(けっこうフツウだ)」「ちょっと酸っぱいけど(てか、それほど美味しくないか・も)」。うーん。ベトナムのビールは美味しいなあー。

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フライドラライスで幕をあけたハノイの晩餐


そしてそして、次に登場したのは、海老! まったくの生!の海老が、氷がしかれたお皿にキレイに並んでる。新鮮な感じ・・はするけど、「はて?こんなメニューを頼んだっけか?」と引き続き、数々の「葉っぱ」盛り合わせがが登場。「はて?この葉っぱは?」「野草・つまりは香草かー」と呆然としていると、店員のおねちゃんが、海老をライム汁にひたして、いろんな葉っぱでまとめて海老をくるりと包んで「はいどーぞ」。「生の海老に生の葉っぱ・・も、もしや、これが生春巻きかー。ってライスペーパーは?」「いやいやこれがハノイスタイル?」。とにかく、葉っぱ巻きの生海老を「ぱくっ・・ほぉーー。お?おあ?%&’」(バリムシャ)「こ・これは・野性味あふれる」・・(バリムシャ)・・「いまだかつてない・斬新な」・・(バリ)・(オェ)・・「ご・ごめんなさい。ぜーんぶ食べられません」。。

この香草盛り合わせの葉っぱたち、すさまじく青い「葉っぱ」そのものの味。どうやって食べても、中学の時、道ばたに生えていたドクダミでは?(食べたことないけど)。。忘れてたのか見かねてか、店員のおねーちゃんがライスペパーらしきものををもってきたので、試しに再度くるりんで「ぱくっ! お? お! おおおーーごめんなさぁぁーい」。

出されたものは残さず食べる!が信条の僕もさすがにギブアップ! 続いてテーブルに並べられた「高菜と牛肉の炒めもの」・・。こちらの高菜はとっても酸っぱい酸っぱいなのね・・・も、途中でごめんなさい。。

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写真右中上が問題の地獄草盛りとその上の生海老盛り


そしてだめ押しは、○○のスープ(名前忘れちゃった)。こちらも想定外の甘酸っぱさ&葉っぱ地獄で、ごめんなさい。。

結局、すべて想定外づくしで残しまくってしまったデコ一行。お店の人ごめんなさい。美味しそうに食べていた地元の人ごめんなさい。チョイスが悪かったのか? ちゃんとリコメンドを聞けばよかったのか? はわからないけど、あの草の味はまさに“地獄の味”。

その後、中部のホイアンで食べた名物の「カオラウ」にも入っていたので、そそっと避けて、この草はなーに?とお店の人に聞いてみたところ、「diep ca」とメモしてくれて、ベトナムの人にとってこの草はカラダを冷やすために料理に使うとってもポピュラーな香草なんだよ。と教えてくれました。そしてガイドブックで調べてみたらやっぱり「どくだみ」。その後の食事では、葉っぱの入っているお料理に出くわすと、この“地獄草”探しがマストになってしまったりしたけれど、それも楽しい思い出のひとつ。

そのホイアンで食べたうどんみたいな「カオラウ」も、茹でた海老ワンタンが美しい「ホワイトローズ」も、おされーなカフェで食べた「チョコレートムース」も、各地のホテルの朝食で食べたあつあつの「フォー」も、ホーチミンの“テンプルクラブ”で、素敵な雰囲気の中で食べた洗練されたベトナム料理も、帰国の日の最後の晩餐のフエ料理も、ぜーんぶ心に残る美味しさだったのだけど、“地獄草”の味は別格だったなあ。別の意味で忘れられない味になりました。

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ホイアンで食べまくったいろんなお店のカオラウ。チラッと見える地獄草

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同じくホイアンで食べまくったホワイトローズ。見ためも味もグー♪


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ホイアンのおしゃれカフェの濃厚チョコムース。おもわず一気食い


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ホーチミンで一番素敵なお店だった“テンプルクラブ”で食べた「豚肉のにこみ」と「鶏肉のサラダ」

今回のデコ道中は各地とも全体的に短い滞在で時間もなかったので、ディープな食探検はできなかったけれども、いろんな味に出会えて楽しかったなあ。今度は洗練されていない道ばたの屋台も、洗練されたお店ももっともっとチャレンジして、地獄草に負けない“おのろきの味”をめざして、地獄草リベンジできたらうれしいです。

今日も生きざま更新中! 山口デコ

ベトナムデコ01:おかいものハノイ編

2006年09月19日 22:30

デコですこんにちは。

さる9月9日から16日まで、ベトナムを北部のハノイから中部ホイアンを経て南部ホーチミンまで縦断してきました。飛行機はこれでもかーってな具合遅れたり、着陸のとき横にジャンプしたり(恐怖)、スーツケースが行方不明になってお門違いなデコキレ(恥)したり、いろいろもりだくさんの道中となりました。そんなデコ道中を今日から何回かにわけて発表です。1回目の今回は一日目のハノイからスタート!

9月9日、飛行機は予定を10時間!ヘオヘオ〜っと遅れて成田を出発しハノイへ。なんでもベトナムエアーったらよーく遅れるみたい。僕らが帰国する時もフランス行きの便が13時間遅れで飛んでなくて、おフランス(っぽい)な方々がヘオヘオーっとホーチミンの出発ロビーで機内食を食らってたし。そんなこんなで、僕らはハノイのホテルに現地時間AM2:00すぎに到着。うっすらと浮かぶ、人っ子ひとりいないハノイの街並みは、コロニアルでクラシカル。ギャフンと疲れたけど、やっぱりワクワクがあふれて、ホテルの冷蔵庫のベトナム初ビールをかっくらってバタンキューしたものです。

翌朝、部屋の外から聞こえてくる賑やかな音につられて目覚めると、携帯電話の時刻表示は9時すぎ。「おりゃー。時間もったいねー」とがばっと跳び起きて、ホテルの窓からのぞむハノイの街並はやっぱりクラシカルなんだけど、アジアな空気の異国。とにかく外にでるのじゃー、通りじゃー、市場じゃー、朝飯食うのじゃーっ、とホテルのフロントのねーちゃんに市場はどっちじゃーっ、と聞けば「あっち。だけど、市場は9時ごろからだから云々〜」。よくわからないけど、もう9時すぎてるんだからえーじゃんのう?? 

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ホテルの前のボロくみえるけど素敵なディテイル満載のハノイ旧市街の住居

そして、外に一歩踏み出せば、ホテルの前の細い通りは噂どおりの好き勝手ライドな「バイク・バイク・バイク」の渦。2人乗りはあたりまえー。3人、4人、5人で無秩序ライドオン! 道ばたでは傘をかぶった行商のおばちゃんが「野菜・野菜・野菜」。通りのお店の軒先には「ブラジャー・ブラジャー・ブラジャー」が山盛り。「ひやー雑多じゃ〜。おもしろ〜」と音と音、臭いと臭いの間をぬっていざ市場方面へゴー。

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老若男女みーんなバイクバイクバイクバイク


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新鮮野菜軍団と商店の母と娘とにゃんこ

ハノイの旧市街は、通りごとに同じ商売のお店がずらりと並んでいた。籠細工だったら籠籠籠。文具だったらノートノートノート。バイク用品だったらレンチレンチレンチ。ひとつ路地を曲がれば、まったく違う軒並み。だから通りに「籠」通りとか、「文具」通りとか通称があるんだって。そう考えると、この旧市街がおっきな市場みたいなものだね。だけど、どのお店も売ってるものも似たようなお店がたくさんの集まってるのに、どこもしっかり商売できてるみたいだなあー。とナゾー。で、市場に到着。

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市場に近づくうちにだんだんゴミゴミゴチャゴチャ

着いた市場は、外も中も始まったばっかり(だと思ってた)なのに、人とモノでごちゃごちゃぐちゃぐちゃ。薄暗い細い通路を「市場だ・市場だ・あやしー・くさー・ちょっとこえー」とねり歩き、でっけーキノコの乾物、化粧品、寝間着みたいな外着がたくさんつるされてる洋服屋、で、かわいい貝殻細工のハンドバックがたくさん。「おいくら万円?」と子どもみたいなお店のおねーちゃんに聞けば「7ドル」。

変な予備知識をつけてしまっていた僕は「どーせ、ふっかけてるんだろーなあー。そりゃー高くにゃーかね?」とひとりごちてたら、横で品定めに夢中のミルトン氏が「もちろんツーリスト相手なのだから、高くふっかけてはいるだろうけれど、要は、キミがこのバックの価値をどうみるかだよ」と諭され「そっか!」で「ちょーだいな」。で、とってもグッドなはじめてのベトナムお買い物をしたのでした。


貝殻バックのお写真は近日アップ予定です(ゴメンなさい)

その後、朝飯食わずがたたってきハラ減った〜、で、ベトナムは「パン」がとっても美味なのだ〜とミルトン氏。で、地図をたよりにお目当てのカフェへ。そこで食べたバゲットサンドのおいしさったら! バゲットそのものが、外はカリカリ中はモチフワでスゴ美味。サンドされたタマゴチキンベーコンの味つけもグー! その後、他でも食べたパンたちもどれもこれも普通にスゴ美味。むかーしフランス統治だっから? とナゾ。うらやまし。

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スゴ美味バゲットサンド〜

おなかもおいしいがいっぱいで「いま何時〜」と時間をチェック。携帯の時刻表示は11時すぎ。あー遅い朝ごはんになっちったなー。と思ったとたん「マイナス2時間の時差」に気がつく僕。「あー!まだ9時だよー。だからホテルのねーちゃん9時から云々かー」「でも市場はすでにバリバリだったよねー?」「でも時間に余裕ができて早起きラッキーじゃ」。その後も、うにゃうにゃ旧市街の通りをひとつひとつ潰して潰して、途中で買ったナイスな逸品がこの「市場カバン」。

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この子たちはホイアンで買ったカバンたち。カラフルー。

平らなビニールのヒモ(バンド)で編まれているだけなのに、大きさといい、じょうぶさといい、デザインといい、カラーといい、シブイ!カワイイ!ヤスイ! その後、ホイアンの市場でも大量買いをしたのだけど、実はこの「市場カバン」、現地では行商のオバチャン御用達の一品。バイクやチャリンコにくくりつけられて、ボロボロになるまで使われている「プロ仕様」。ちなみにホーチミンのおしゃれ雑貨屋さんでは、おしゃれに手を加えられているファッション仕様のものがたーくさん売ってた。そんなことも露知らず、プロ仕様バックを持ち歩く「変な外国人」と映ったのか、フロントのねーちゃんから、通りのお店のねーちゃんやらによーく笑われた。でもそんなことは気にせず、通りを楽しく練り歩く練り歩く。

そんなこんなで、ハノイの通りでみつけたものは、文具屋さんの店先でホコリをかぶっていたノートや封筒、刺繍細工が美しいのにスゴ安バッグ、切り絵細工が美しいポストカード、ピカピカの漆の器、シルクのクッションカバー、どれもこれも手がこんでいて、何よりも無駄なく丁寧に作られていてるところがうれしい逸品。

逸品たちのお写真は近日アップ予定です(ゴメンなさい)


そしてそして、忘れられないのは、なにげに入ったプロパガンダポスター屋さん。実はこのプロパガンダポスター屋さんが、僕のハノイでの心のこり(で忘れられない)。ベトナム戦争時のプロパガンダのアンティックのポスターの複写をたくさん売ってたのだけど、お店のおねーちゃんの言い値と頑固なフィックスプライスに、やっぱりちょっと相対的に高く感じてしまったデコ。かっちょいーデザインのポスターがところせましの中(オリジナルもたくさん飾られてた)、最近刷られたのB2サイズのポスターを1枚ゲットして、もー少し考えよーでお店を後に。

結局その後、そのお店に行く時間を作れないほど、食べたり買ったりの楽しいがたくさんで、後でホーチミンで見たプロパガンダのポスター屋さんでは、まったくそそられず。いっそのことハノイのお店のオリジナルにチャレンジすればよかったと、ちょいと後悔。でも、1枚だけゲットしたポスターもなかなか、かっちょいーでっせ。シンプルな色づかいが力強くてデコ好みデザイン。

ポスターのお写真は近日アップ予定です(ゴメンなさい)

とにかくハノイでは歩いた歩いた。1ブロックがさほど広くないし(シクロのおっちゃんがうるさいから歩いたっ
てのもあったけど)、通りという通りに食べ物屋さんも含めて商店がズラーだから、歩いていても楽しいにぶつかって飽きることがないのが、僕が感じたハノイの魅力のひとつ。

街がイキイキと生きている。そんなエネルギーを随所に感じられたハノイという街が、僕はとっても好きになりました。


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特にこの街はホーチミンと比べても、日本に帰ってきてから「もっと、あれもこれも!」が、ふつふつにじみでてきた不思議な魅力を感じる街。また行きたい街にランクアップ。

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そして次回は、恐怖と歓喜の「食らう」編をベトナムデコーン!


今日も生きざま更新中! 山口デコ

decoreco:09 Books『風の影』

2006年09月09日 2:00

デコですこんにちは。

少しぼけっとしてると、自分の身の回りで起こってることに気がつかずのらくら。のらくらの間に自分の回りにはどろどろのどーろどろがどんどん繋がって連鎖していつの間にかぐるぐる身動きがとれない。そんなワンライフ。そんな秋の深夜下がり。

ところで、先日深夜に帰宅して壊れかけのTVをプチッとな、とつけたら、あらー♪ドゥ・ツァッ・ドゥドゥ・ツァ♪してるAFRA(アフラ)が出てるじゃないですかー。うーん。かっちょいー。AFRAと言えば、富士ゼロックスのCMで、ちょいとモサイおにーちゃんがマイクだけ持って突っ立てると思ったらあら不思議、いきなりスピードもリズムもすんげービートが刻まれはじめて、ふわー、こいつもしかして口だけでやってる?と思った人もいることでしょう。HUMAN BEATBOX。かっちょいー。懐かしビズ・マーキー。

でAFRA、彼ってバンド組んでるのね。3人組のビートボックスバンド“AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND”(http://www.oddjob.jp/)。番組では彼らが、スペイン“バルセロナ”で毎年開催されているエレクトロミュージック(で、いーのかな?ひとくくりにできなそうだけど)のFes“sonar(http://www.sonar.es/)”でのステージを追いかけてた。

このバルセロナ発の“sonar”。今年も日本でもやるみたい。たしか一昨年だったかな?

▼sonarsoundtokyo
http://www.sonarsound.jp/

なになに? わお!『Jeff Millsによるレクチャー開催!』だってん。テーマは「コンセプト・ミュージックについて」。。。『彼にとっての"コンセプト・ミュージック"について、そしてその手法などについて、様々な作品例を交えながら語っていただきます』だってー。定員制。無料! AFRAらも。あ、DE LA SOULだってー。

うーん。ちょっと行きたいなー。ところが、実はクリックとかミニマム系はちっと苦手。でも、この“sonarjapantokyo”。僕が日常的に聴くことのないARTISTが多いけど、音楽だけじゃなさそうだからいろいろ楽しそう。

そして“バルセロナ”。いま、読んでる文庫本の舞台。とっても素敵な物語。

kazenokage.jpg kazenokage2.jpg

“風の影”(http://bunko.shueisha.co.jp/kaze/)
カルロス・ルイス・サフォン
集英社文庫 上・下刊

主人公(考えてみれば二人だ)を筆頭に、読むほどに表情が浮かびあがってくる登場人物たちのキャラクターも、世界大戦の前後をまたぐ2つの時代のバルセロナを舞台にした複雑なプロットも、テンポを落とすことなく展開していく切ないストーリーも、すべてとっても鮮やか。そして、舞台となるバルセロナの街もだけど、ストーリーの鍵となるモチーフが、一冊の“本(物語)”。そこから物語が始まるというところがなによりも素敵。読む人を飽きさせない物語。おととい買って、もうすぐ上・下刊とも終わってしまう。早く結末が知りたいけど、読み終わってしまうのが寂しくなってきた奇妙な感動の途中。いまのところ今年一番かも。

で、こうなると。。もっとも単純なデコ脳のある部分は、必ずバルセロナに行きたくさせるからどうしたものか。
スペイン。対岸はモロッコ。

まだまだ自分のしらない世界の数ほどたくさんの物語があたりまえにあるんだ。

スペインいきたいジャロウ。


今日も生きざま更新中! 山口デコ

ばったり

2006年09月08日 1:00

デコです。こんにちは。

またかー。てなくらい1年の中では今この季節、特に「9月」が僕は大好き。

最近、個人的にはぜーんぜん聞かなくなってしまったR&Bのアーティスト、Babyfaceが書いた曲に“Sweet November”って曲がある。ブレイクする前の若かりし頃のBabyfaceがいたDeele(ジャケ写、右から3番目にに映る当時のBabyface、たしか50を過ぎたくせにお名前の通り今のお顔とあんまり変わらないとこがこの人のミソだなあ)ってグループが最初に、そのあとTROOP(ああ青春のニュージャックスイング)というコーラスグループがむせび唱った名曲。『11月がくーればぁー思い出すはずさぁぁーキミもーホニャララー♪』 てな、かなーり女々しい美メロバラード。

ちなみにちなみに。。

20年前のミスターベビー 「ぷぷぷ」
BABYFACE01.jpg

17年前のミスターベビー 「ぷぷ」
BABYFACE0201.jpg

10年前のミスターベビー 「おや?」
BABYFACE0301.jpg

そして1年前のミスターベビー 「おおー」
BABYFACE02.jpg


で、僕の場合はそんな涙でむさび泣くような切ない思い出はまったくなくて、かわりに毎年なにか不思議なサプライズがあるのが、僕の場合はこの9月(11月かんけーないじゃんねー)。

先日も何気なく足を運んだある場所で、ばったり会ったのが僕の同級生が働いているBarで昔知り合うことができた女の子とそのママ。その日は僕もたまたまその場所に行っただけだったから、「おわっぁ」とお互いに不意打ちで目が点びっくり。でも、彼女とは以前にも地下鉄の駅で彼氏と一緒のところでばったり会って、その彼氏にギロッとされたり、昔から“ばったり”が多い不思議な縁。せっかくだからとその後、食事に誘ったのでした。

彼女たちとは、およそ10年も前に初めて会って以来(当時彼女は高校生だったなー。ちょっと生意気な・笑)、その後もそのBarで何度か顔は合わせてたのだけど、考えてみれば長い時間お話したことがなくて「おや?こんな考え方をする女の子だったんだー♪」てなほど、いろいろなお話ができてとっても新鮮な楽しい時間を過ごせたのでした。お母さんもとってもキュートで素敵な人だったし。楽しい時間をどうもありがとう。

自分だけが感じることができる自分の人生の節目ってきっとあると思う。それが僕の場合はこの9月に多いのかもしれないなあ。前回のエントリーで書いたニューヨークも9月だったし。

いきなりのうれしい“ばったり”から始まった今年の9月。これから何が待っているのか、ドキドキが膨らんでワクワクに。そしてそして明日からベトナムにちょっくら行ってきまーす。


今日も生きざま更新中! 山口デコ

『03 Tokyo Calling』

2006年09月07日 22:30

デコですこんにちは。

日に日に秋の気配を感じるのは僕だけかしら。先週末まで、わんさか動いていた数々のお仕事もひと段落。昨日は雑誌をたくさん買いました。その中から、秋の夜長にぴったし(まるっきりウソ)の2冊を紹介してみましょう。


PLAYBOY.jpg

『PLAYBOY』10月号
集英社 刊

18才(20才かな?)未満の青少年のみなさんは、後ろの方のページは見ちゃはだめね。今回はニューヨーク特集。もうすぐ911からちょうど5年目を迎える『911以後のニューヨーク』を、音楽(主にJAZZ)、演劇(ブロードウェイ)、文学、映画に関わるを切り口に紹介。ピックアップモチーフは「人」。ミュージシャン、作家、俳優、監督などの肉声を通して『911以後のニューヨーク』しいては、分裂している今のアメリカをカルチャーからひもとく。てな感じ。印象に残ったのは、ポール・オースター(作家)がインタビュー(残念ながら、ちと古い〈2003年の〉インタビュー)の中で「ニューヨークはアメリカから独立した都市国家になればいい」と言ってるところ。好悪つけがたいアメリカという不思議な国家を言い得てるなあっと思った。僕は20代のある時期、たかだか3カ月程度ニューヨークに滞在させてもらったことがあったのだけれど、何はともあれ、すべてのコト(まあ人生と言えばいいのだけど)は、自らのコミュニケーションから始まる、と気づかせてくれた僕のクロスロードな場所。久しぶりに行ってみたくなりました。


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『REAL SIMPLE JAPAN』10月号
日経BP出版センター 刊

インテリア/雑貨/料理/健康などなど、ターゲットは『おしゃれ?主婦』。これもアメリカ産の雑誌の日本版。どのページも写真もレイアウトデザインもコギレイにまとめられているなー、で、雑誌としてのメッセージは『生活をキレイにする』・・・だって。僕にはよくわからないなあー。と奥付を見るとAD(アートディレクション)は、みんな(デコじゃないですよ)大好き藤本やすし氏(CAP aka STUDIO VOICE, BRUTUS, casa BRUTUS....)。とはいえ、おそらく海外の版元のラインセンシー本だから、レイアウトの規定(文字は何つかえ、級数〈文字の大きさは〉はここまで、使える色はこの中からとかね)がかなりうるさかったはず。いま僕がデザインを焼き直している某国の公式ガイドブックも、前号まではすさまじい規定の嵐。もともと向こうはアルファベットをベースにフォーマットしているわけだから、仮名も漢字も数字もアルファベットも混在している我が日本語の文章を、その規定にそのままのせると、なんともひどいアンバランスなレイアウトになる。それを、ここまでコギレイにまとめることができるのは、藤本氏さすが。なのでしょう。そういえばこの本のタイトル、ある人が『まじ単純』って言ってた。


ある特定の雑誌を定期的に購読しなくなってから久しいなあー。キホンは『特集』買いになっちゃてるのは、きっと僕だけではないはず。特に同世代はの人たちは。それはそれで少し寂しいものがあるなあ。そんな僕の最好きだった雑誌はこちら、『03 Tokyo Calling』。あの時代のあの東京に出てきた田舎モンデコには異様に輝いてみえた、かっとんでた雑誌だったなー。


今日も生きざま更新中! 山口デコ

デコスキルダウン

2006年09月05日 21:50

デコですこんばんは。最近のデコ悩みひとつ。

ずばり技術力の低下。

正確には相対的にアプリケーションスキルが落ちているのではなかろーか?ということ。

僕たちデザインの現場にいる者に、最低限必要なことのひとつが仕事で使うDTP(ディスクトップパブリッシング・妙に古い響きだなあ)のアプリケーション(ソフト)のスキル。MAC(マッキントッシュ)のOSや機能拡張のことから、常時使用するアプリケーションであるQuarkXPress(クォーク)、Illustrator(イラストレーター)、PHOTOSHOP(フォトショップ)のこと。その他書体(特に日本語postscript書体)のことやらなにやら、あらためて考えるとたくさんあるなあ。

ただ、これらも知識として備わっているだけではスキルとはいえなくて、現場で手を動かすときに欠かせない“Tips”というか、要は、あるデザイン案件があるとして、おのれがアイディアするデザインの着地点に向け、それらアプリケーションの機能を効率良く利用し、最終イメージをまで作りあげる。そのためのスキル。

だから頭でっかちの知識だけがあっても役に立たないから「最低限」必要なスキルだし、アイディアをイメージしてデザインして目に見えるカタチにする行為に、なくてはならないというものでもない。

僕も経験があるのだけれど、アプリケーションスキルが先に立つと、そのスキルに限定されたアイディアしか浮かんでこなくなる。これはなかなかに恐ろしいこと。DTPアプリにおけるアプリケーションのスキルはある一定の訓練で誰でもどうにでもなると僕は思う。ゆえに、みーんな同じようなデザインになる危険性も高いということ。実際、経験値の少ないデザイナーのデザインにはある傾向がある。真似もカンタン。

ちょっと話がそれたな。で、なんでスキルダウンかというと、原因はわかってるのさ。

アプリケーションのバージョンアップに我が現場がついていけていない。そして、その歪みがいよいよ顕在化してきているということ。

少し内輪的になるからお許しを。現在の僕らの(規模のデザイン会社の)現場でのスタンダードは、MAC OSは9.2、クォークは3.3か4.1、イラストレータは8.0、フォトショップは5.5か6.0。ちなみにすべて僕のMACの実装レベルだから、もしかしたらもっと進んでいる人もいるだろうし、少し前の環境にいる人もいると思う。

で、市場で売っているのはOSはいわずもがなのタイガーとかパンサーとかいうX(テン)。クォークは6?、7?(ちょっといまどーなってるんだろー?)からAdobe In designもぼちぼち、そしてイラストレーターもフォトショップもAdobe CSに。

ただし、これまでも市場で発売されたからといって「新しいのが良いでしょー」で、すぐに現場で使えるという代物ではなかった。詳しくは省くけど、大きな要因は「書体」と「出力環境(製版)」が対応しきれていなかった。

また、デザインの現場としても、ばらばら新しい機能なんか必要なくて、先に僕があげた現行の実装で、アイディアをカタチにするのになんら不都合がなかった。

だけど、ここにきて「いよいよかなー」と思う。(おそいべーという声も実際に聞こえてきてはいるのだけどね)。

まず、お客さまの用意する入稿データ(テキストや写真)についていけない。OS Xで開けるものが、OS 9では開けない。なんてことが増えに増えた。

また、あるアプリケーションをヴァージョンアップしたところ、クォークの動作が異様に遅くなり、あげくの果てにはデザイン作業中にフリーズしたりする。へたすりゃ最初からやり直しだ。

しかもOS 9。インターネット環境ではもう墓場。メールは、まだなんとかだけど、ウエブの閲覧は死にたくなるほど動作が遅い。(通信環境の優劣をぬきにしても)

ついでに、外付けHD(ハードディスク)など周辺機器はあきらかにOS Xが推奨動作環境。それが原因かわからないけど、4月に買ったDVDレコーダーが動かなくなってサポートに送りつけることになったり。

要は実務レベルで歪みがわんさかでかなりストレスを生んでしまっているから、なんとかしなけりゃ感がいや増す今日このごろ。なのに、なにからやればよいのか、正直なところそれさえも見えていないデコ。

MACについていえば、あきらかにOS X環境の方が効率はあがるはず。なのだけど、現状のアプリがOS X上で今まで通りにストレスフリーで動くのか? 駄目ならどこまでバージョンアップすればいーんだ? バージョンアップしたらしたで必要な知識はなんだー? 書体・出力環境はどーなんだ。あらたなデータの仕様が必要なのか? 外部のデザイナーが作成したOS 9ベースのデータとの互換性はでーしょぶなのか?  

などなどが検証しきれていない。忙しさにかまけて。

けれど、きっとこれらを検証し実働している人や会社は確実に増えてきているはずだし、これらが新しいヴァリュー(価値)になりはじめているような気がする。そうなると、僕らのスキルは彼に比べて確実に時代遅れになる。つまり相対的にはデコスキルの低下になるのだあー。

あー。やらにゃーならんことがまーた増えてわんさかわんさか。ウエブデザインのフィールドもいいかげん無視する(というかごまかす)ことはできないし。

ひとつひとつ時間を作ってやっていくしかないのだなあー。ふー。
まずはビールでも飲みながら何から手をつけるか考えるとしますか。秋ですし。

今日も生きざま更新中! 山口デコ

ことばとことば

2006年09月04日 14:10

デコですこんにちは。

今日、寝不足の頭で事務所のトイレから見える、ビルの谷間に浮かぶ空を眺めてたらふと頭に浮かんだことひとつ。

その時には目にとまらない気がつけないこと。後で思い返してみると「うーん・・・」ってこと。

そんなことがもしかしたら多くないか? 最近さあ。

たしかに仕事では少なくないけどね。今までも自分でデザインしたものが、少し時間をおいて印刷物となって手元に送られてきて、あらためて見てみると「あーすればこーすれば」と、良い悪いではなく「違う方向性だったらとどうなっただろうか」と思うことは少なくない。それはきっと印刷物となってからも、ある種の執着があるからかなんなのか。

それとは別にね、ある時、ある場所で、ある人に向かって僕の口から出た「言葉」や「話」。その僕からの言葉を受けての相手の人のから出てきた「言葉」と「表情」。

ふと気がつくとあとで「モヤモヤ」と気をもんでたりする。なんでだろーなあ。あまり気にせず「さらさらー」としてたいのになあ。

そう言えば、誰かが言ってたなあ。「何かを期待する前提で人とコミュニケーションをする人は・・」

うーん。メランコリック(アストリー・弩古)

あ。

秋が近いからか。そーだ。そーゆーことにしておこう。


今日も生きざま更新中! 山口デコ

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