デコですこんにちは。もう10月ですね。だんだんと朝と夜は冷え込んできましたね。風邪などを引いてダラリとしないように気をつけなければです。そんな今日この頃は、新しいお客さまからの案件、特に雑誌の編集タイアップ広告の企画?制作までのお仕事からスタートしています。今日は、その企画構成案をお客さまに持参しました。
ここで、編集タイアップ広告についてカンタンに説明すると、雑誌に掲載される広告には大別して「純広告(じゅんこうこく)」と「編集タイアップ広告」というものがあります。
あ。その前に広告主が雑誌に広告を出す(出稿)するまでの流れも把握するとわかりやすいかもしれません。
もしあなたが、血のにじむようね研鑽と努力を重ねたうえに開発した「新しい商品やサービス」ができので自慢したい…もとい、この自慢の商品やサービスがあれば、今よりもーっと豊かに充実した生活をおくることができる、つまり、幸せになれる人々が世の中にはたくさんいるはずだ!。そんな首を長くして待っているはずの世の人のために、この商品やサービスができあがったことをいち早くお知らせしたい。願わくば、この商品やサービスを受け取るためにちょこっとお金を出して欲しいと思ったら、そんな特は「広告」という告知手段を考えてみましょう。
ところで広告は「どこに」出せばよいのでしょうか?
世の中には、雑誌をはじめ、テレビ、ラジオ、新聞、駅や電車の交通インフラ、そしてインターネットなどなど。広告を出すことが(出稿)できる様々なモノがあります。ただし、モノというと少し語弊があるようなので、それらは「広告媒体(ばいたい)」と呼ばれています。ところで、それらの広告媒体はその特性によって、人々の生活と強く結びつくある接点(コンタクトポイント)をもっているものです。あなたは、自慢の商品やサービスを、首をながーくして待っているはずの人たちに向けて、もれなく、確実に知らせたいと願っているわけですから、その接点(コンタクトポイント)をしっかり吟味して、広告を出稿する媒体を選ばなければなりません。しかし、そうカンタンに選べるものでもありません。そこで、媒体のことに詳しい人たちがたくさんいるはずの広告代理店などに選んでもらいます。
ところで広告は「どのように」作ればよいのでしょうか?
また、その広告に載っている「商品やサービス」の内容が、「事実と異なる内容」として、首をながーくして待っているはずの人々に受け取られてしまっては、適切な接点(コンタクトポイント)を介したとしても、元も子もありません。ゆえにあなたは、その道のプロといわれる人たちに、丹精こめて開発した「商品やサービス」の内容を、あますことなく、かつ嘘偽りなく伝えきることができる「広告イメージ」を制作してもらいます。ちなみに、その道のプロとは、広告代理店・広告制作会社・印刷会社などにいるはずで、あなたに負けず劣らず、日夜、適切な広告イメージの作成について、研鑽を重ねているはずです。
そして、晴れて自慢の「商品やサービス」の内容を、あますことなく伝えきるであろう自慢の「広告イメージ」を完成させたあなたが、いよいよ世の人々のために「広告」を出稿できる時を迎えました。
ところがあなたは、広告代理店などに選んでもらった広告媒体に、直接広告の出稿をオーダーすることはできません。またしてもここで、広告代理店の登場です。広告代理店は、各媒体から広告の受注を委託されていますので、あなたは、広告代理店に広告の出稿を依頼することになります。この時、お目当ての媒体と直接取引口座をもつ広告代理店を選ぶのがよいでしょう。なぜならば、広告代理店はマージン商売です。直接、媒体と取引口座をもたない広告代理店は、口座を持っている広告代理店を通して、媒体に対して広告出稿のオーダーをしなければなりません。その際、直取引口座をもつ代理店もマージンをぬくからです。ただし、悲しいことに直接口座を持っている広告代理店は、大きな会社ばかりですので、あなたも多くのお金を用意して、多くの媒体に広告を出さなければ、見向きもしてくれません。
そんなこんなで、ようやくお目当ての媒体に、自分の思いどおりのイメージで、自慢の「商品やサービス」の内容を告知することができました。この流れで出稿された広告を、雑誌媒体では「純広告」といいます。
雑誌広告の中でも、特に目立つ、表4(ウラ表紙)、表2(表紙の開いた次の見開き)、目次対向などで見かける広告も「純広(と略して呼んだりもします)」です。
こららの純広は、主に新商品やサービスの告知広告として、また、顧客への自社(商品・サービス)イメージの統一を図るために実施する「ブランディングキャンペーン」など(ができる業種の広告主)に出稿が偏ってきているかもしれません。また、広告主や雑誌によっては、より販売促進に直結する通信販売スタイルの純広告なども、以前にもまして多く見られるような気がしますがどうでしょう。
それに対して「編集タイアップ広告」では、「広告イメージ」の作成を、出稿したい雑誌を発行している出版社の編集部が制作します。「広告イメージ」を制作するのは、実際の誌面を作成している編集部です(場合によっては外部への委託もあります)から、広告主が告知したい「商品やサービス」を、その誌面上でより効果的に露出することに長けているはずです。
また、必然的にその雑誌が持っているイメージやテイストに合わせて、露出イメージが制作されるので、読者からは、第三者(出版社)からの情報として、告知内容にある程度の信用を得ることができますし、下手な広告代理店に純広の出稿をオーダーして、読者の目につくはずもない巻末に近いページに掲載されてしまう危険性も減ります。
以上が「編集タイアップ広告」についてです。ようやくお話を元に戻すことができました。
僕は、頭をつかうシゴトのとき、例えば、今日の雑誌の編集タイアップの企画構成もそうですが、商業施設のオープニングの販促企画などなどのお仕事の時、僕は決まってギリギリまで手を動かしません。つまり、デスクに向かって企画書やサムネールの作成をはじめません。
「手をつけられないんだろう!」と言われてしまえばその通りですが、強いていえば、焦って手をつける必要はない(と思っている)のです。
それは、実際の企画書作成まで、僕の脳ミソの中では、四六時中ひとときも忘れずに、企画つながるさまざまなコトを拾っている(はず)と、自分を信用しているのかもしれません。過信は怖いのですけれど。あ。最近はメモをとるようにはなりましたけど。
ゆえに、実際に手を動かす作業時間の逆算から自分なりの信号が青になるまで企画書は作成しません。逆に言えば、この考える時間がしっかりとれないとアウトです。ただし、他の案件のデザイン作業などもありますから、おのずと時間は限られてしまいます。ゆえにギリギリまでアタマに考えさせる時間を与えてからということになるのだと思います。
ちなみに実際に手を動かして企画書を作成している時は、もっともスリリングな時間です。デスクに向かい脳ミソからでてくる断片をまとめていくうちに、目的を果たすための企画の切り口や効果的な表現手法が現れてくるからです。いつもドキドキします。もちろん、予想外に立ち往生してしまい、冷や汗ダラリな時はあります。でも必ず断片はつながるものです。
今日も、そんなスリリングな時間を経てお客さまに出向き、再ブレストの必要もなく次のステップに進めることができました。
ドキドキなシゴトは楽しいものです。
今日も生きざま更新中! 山口デコ
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