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山口デコ
71年生まれ・おとこ。幼少のころより2人の姉に徹底的に女らしさを叩きこまれる。...

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【ploblogテーマ】この仕事の社会的、周囲の評価について

2008年02月29日 20:00

デコです。こんにちは。
今日で2月も終しまいですね。いま、気がついたのですが今年の2月は29日まであったんですね。

ということは、オリンピックイヤーなのですが、オリンピックって何月からなんでしょう。始まれば興味も向くのでしょうが、あまり興味がないものにはまったくアンテナが向かいのは(一般常識的にも通じるものだとなおさら)デザイナーとしてはよろしいことではないかもしれませんね。

まさか開催地も知らぬのでは? ということはさすがにありません。でも、皆さん、北京市の大きさってどれくらいあるかご存知ですか? 

そんな、知っているようで知らないことはドラえもんに聞いてみるのが一番!ということでオススメの本がこちらです。

dora.JPG

『ドラえもんのびっくりクイズ 世界の国ぐに』
藤子・F・不二雄 さいとうはるお 著
小学館刊


実はこのドラえもん本、いつもご協力いただいているライターチームの方々が関わった本なのですが、先日見本誌としていただいて、6歳児ではない大人も楽しめる「へえー」が満載です。

このドラえもんの素敵な本。この本のデザインもアートディレクター、または、デザイナーさんが「ブックデザイン」しているはずです。なにせ国民的キャラクターの「ドラえもん」に関わるシゴトですから、デザイナー冥利につきるシゴトかもしれませんし、このシゴトをすることにより周囲の反応もホットなものになるかもしれません。

ただ、一部の例外を除いてデザイナーという人種は、あるシゴトをする事によって得られる「社会的な評価」を気にしてデザインをする人はあまりいないかもしれません。少なくとも僕はそうです。

今回、プロブロの事務局からいただいたテーマの「社会的、身近な評価」は、おそらく「評判」というニュアンスが強いかもしれません。

ある人たちが自分のシゴトをどう思っているのか? そんな「評判」を気にすることに僕は意味を見いだせません。まして、そんなことを気にしてシゴトを選んではいけないと僕は思います。

ここで、少し視点をずらしますが、特にデザインというシゴトは「結果」が重要だと思います。その「結果」が目的を果たすことができなかったら「残念」。目的を果たすことでできたら「うれしい」。その「結果」が目的を果たしているか否かを判断し「評価」するのはお客様とエンドユーザーです。

少しわからいづらいかもしれませんが、大切なことは「目的」を飛びこえて「評価」を得るためのデザインをすると、僕の経験上ですがかなりの確率で目的を果たすことができず、「残念」な「結果」、つまり「残念」な「評価」をいただくことになります。

ただし、残念な「評価」をいただいてしまったら、次のチャンスがあれば「挽回」のモチベーションになりますし、うれしい「評価」をいただいたら「磨く」モチベーションになります。

「評判」は、なんらモチベーションを生み出しませんが、自分自身のデザインに対する「評価」はさまざまなモチベーションを生み出すと思います。

皆さんが、「評判」などには耳を貸すことなく、これからめざすシゴトで「評価」を得るために、いま何をすればよいのかを考えて、まずやってみる。そんなデザイナーをめざす一歩を皆さんが踏みだすことができたら、僕はとてもうれしいです。


今日も生きざま更新中!
山口デコ

※北京市の大きさの答えは、本がまだ発売されていませんのでここでは教えられません。ごめんなさい。


「作る」ことの意義 ITメディアニュース『「初音ミク」開発者に聞く』から

2008年02月27日 17:30

デコです。こんにちは。

ITメディアというニュースサイトでとても興味深い記事を読みました。

▼クリプトン・フューチャー・メディアに聞く(1)
 ITメディアニュース「音の同人だった」
 「初音ミク」生んだクリプトンの軌跡
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/21/news015.html

高校生の皆さんは「初音ミク」という音声合成ソフトを知っていますか?インターネット上でも話題になりましたので、音楽制作やアニメに興味を持つ高校生の方でも知っている方がいると思いますが、簡単にいえば、自分で作曲したメロディーと作詞した歌詞を合成された声に唄わせることができるソフトです。

miku.jpg

▲これが「初音ミク」
COPYRIGHT 2008 Crypton Future Media, Inc. ALL RIGHTS RESERVED

記事では4回にわたって、音声合成ソフトとしては空前のヒットとなった「初音ミク」がどのように生まれたのか、そしてこれからどのように生かしていきたいのかが、このソフトを開発し、販売しているクリプトン・フューチャー・メディア(http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp)の社長、伊藤氏の口から語られています。

その開発の軌跡をたどる開発秘話もとても興味深いお話でしたが、伊藤氏が語る「初音ミク」ブームを生んだユーザーの「2次創作」に対する、開発メーカーの代表としてのオープンで明快なスタンスもとても興味深いものでした。

もちろん、皆さんがこれからめざそうとしている「デザイナー」というシゴトは、コンピューターの「ソフト開発」とは、その仕組みも慣習もおそらく大きく異なる点はあるかと思います。

しかし「ソフト開発」も「グラフィックデザイン」も、「創造する」「創造した」ことに対して、その作り手としてのスタンスやポリシーを明確に持って向かうべきということを、伊藤社長のお話を通してこの記事は教えてくれます。それはもしかしたら「シゴトをする」ことそのものにも言えることなのかもしれません。

また、そのスタンスも伊藤社長のように自己に向けるのではなく、社会に対して向けてシゴトができる方に僕は魅力を感じてしまいます。

皆さんがこの記事を読むことで「何かを作り、世に出す意義」を、ちょっとでも考えるきっかけになれば僕はうれしいです。全4回は少し長いかもしれませんが、ぜひ読んでみてください。

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山口デコ

decoreco【BOOKS】: 黒猫ネロの帰郷

2008年02月25日 0:00

デコです。こんばんは。

今夜は素敵な本をご紹介します。

『黒猫ネロの帰郷』

nero.jpg

エルケ・ハイデンライヒ著
畔上 司訳
文藝春秋刊

ライオンみたいに豪胆な心をもつ男猫。強く優しく食いしん坊で恋多き「ドン・ネオ・コルレオーネ」の物語。

この週末はこの本をゴロゴロしながら、僕もイタリアからドイツ、ドイツからイタリアの男の世界を行き来した気持ちになりました。素敵な物語がとても素敵に訳されています。クヴィント ブーフホルツという人の挿絵の物語りの世界にとてもマッチしていて好きです。

nero2.jpg

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山口デコ

音楽ゴロゴロ探し【おすすめの音楽配信サイト】

2008年02月24日 21:00

デコですこんにちは。

昨日の土曜日、そして日曜日の今日も、外ではすごい風が吹いていますね。昨日はそんな突風の中、愛車(チャリ)にまたがりペダルをこぎこぎ、少しだけ遠出をしました。砂まみれ埃まみれで涙と鼻水とヨダレだらだら。でも、いいことがあったのでニコニコして帰ってきました。

だからってわけではないのだけれど、今日は起きてからまだ一度もお家を出ず、もっと言ってしまえば、フローリングの床との接地率が高いです。シャワー浴びてゴロゴロ、朝ゴハン作ってゴロゴロ、インターネット広げてゴロゴロ、絵本を広げてゴロゴロです。

そんな数あるゴロゴロの中でも今日のように時間に余裕があり、かつ外に出たくない時のお気に入りゴロゴロは「音楽ゴロゴロ探し」。

僕がDJ遊びをしながらアナログレゴードを買い集めていた90年代初頭は、音楽を探しに行く場はもちろんレコードショップ。「WAVE六本木店」「CISCO渋谷店」「ウイナーズ」などに毎日のように顔を出して新譜をチェック、「ディスクユニオン」と「ハンター」、下北の…名前忘れちゃった。で中古レコードをあさってました。

とにかく人とは違う曲をそろえて、人とは違うように回したかったのですね。もちろん「探す」こと自体も楽しくなっていました。

そして早20年弱。実店舗のレコードショップは「ディスクユニオン」を残してなくなってしまったようです。僕もすっかりターンテーブルを回すこともなくなり、レコードも売ってしまったり、友人にあげてしまったりして、いまではすべてデジタルデータになってMACの中になってしまいましたが、ここ最近は、さらにクラブ・ダンスミュージックの音楽配信サイトのカタログがとても充実してきて、音楽を「探す」ことが楽しくなってきました。

今日のように「音楽ゴロゴロ探し」にぴったりな僕のおすすめのクラブ・ダンスミュージックの音楽配信サイトはこちらです。

▼King STREET SOUND
KING.jpg
http://www.kingstreetsounds.com/contents/core/main.html

NYを拠点に日本人! ヒサ・イシオカ氏が運営するKing STREET SOUNDのオフィシャルHP。突然鳴りだすレコメンド曲にびっくりするんだけど、このレコメンド曲(を流すプレーヤー?)、音質がやたら良ーく聴こえるので、耳がぴぴっと反応してしまいます。しかもサイトを開いているかぎり、入れかわり立ちかわりいろいろなアーティストのレコメンド曲が流れ続けるので「音楽ごろごろ探し」に最適。なによりも、カートに入れてSHOPPINGのサイトに行くと、実は曲がフルで視聴できるのがとてもグッドなのです。

iTunes Storeも視聴はできるのだけれど、あの短さでは曲の展開がミソのクラブ系の曲は買いづらいのです。

単一のレーベルのサイトだけれども、さすが「King STREET」。カタログのアーティストも著名・無名をとわず充実。最新ヒットやクラシックも満載。逆にいえば、ここまでやってくれてるレーベルは少ないかもしれません。そしてそして、iTunes Storeにはアップされてないヴァージョンの曲もあったりして、DJゴコロをくすぐるわけです。

その他にも

▼hrfq.com
http://hrfq.com/

▼wasabeat
https://www.wasabeat.jp/

▼Beatport
https://www.beatport.com

▼King-Beat
http://www.king-beat.com/

などなど、それぞれ視聴もばっちり。カタログも充実しているサイトがあります。


昨年の「CISCO」の実店舗の閉店などはとても残念ですが、たくさんの音楽配信サイトがインタ−ネット上にできたことは、音質やヒット曲の画一化などの課題はあるかもしれませんが、とてもありがたいことだと僕は思います。

iTunes Storeをみればわかるように、クラブ・ダンスミュージックが、ターンテーブルやCDJやミキサーを持っているDJやその回りの人たちだけの特別なものではなく、多くの人にも認知され受け入れられるようになったのですから。


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山口デコ

【ploblogテーマ】大学か?専門か?

2008年02月19日 19:00

デコです。こんにちは。

まだまだ朝と夜は冷えこむ時がありますが、少しずつ少しずつ次の季節へ向けて、いろいろなものが移ろい始めている気がしませんか? あと1ヶ月もすれば、進級や進学、はたまた就職や転職、もしかしたら結婚なんて人もいるかもしれませんが、この春を迎えると同時に、今まで踏んだことのないステージへその一歩を踏み出す人も多くいるのではないでしょうか?

僕も専門学校を卒業して早18年弱になり、その間、何度かドキドキしながらも「えいやっ」と一歩を踏み出したものですが、24歳の時に決断した一歩からは、その瞬間の期待や不安のドキドキはドキドキとして、どのようなステージに踏み出すにしても、自分で選んだ一歩なのだから、ステージの条件や環境に左右されることなく、がむしゃらむしゃむしゃやるしかないのだとひとりゴチたものです。

逆にいえば、24歳のその時までは、ステージの条件や環境に目が向いてしまい、そこに甘んじていたのかもしれません。その分、僕は回り道をしてしまったと思います。なにせ僕は、専門学校を卒業してはいるのですが、学んだ分野は「音響」だったりするのですから。

ですので、僕にはデザインというこのシゴトに関連する大学と専門学校の違いを語ることができなかったりするですが、高校生のみなさんがデザインや広告に興味を持ち、美術や造形の大学や専門学校への進学をめざすのであれば、僕はどちらでもよいと思いますし、しっかりと卒業後の進路として、美術や造形を学ぶことを選択できていること自体、すばらしいことだと思います。

ただし、どちらのステージを選んだとしても、知識や技術をモノにできるかできないかは、条件や環境によるものではなく、自分自身がどこまでやったのか? やらなかったのか? で決まるものだと僕は思うのです。

ですので、自分で選んだステージなのだから、まずは自信を持ってがむしゃらに学び、技術を身につけてください。そして、晴れて大学か専門学校を卒業し、いつの日か僕のシゴトの現場で出会い、あーだこーだと唸りながら、一緒にデザインに向かうことができたら……、なーんて思いを巡らせていたら、なんだか僕までワクワクしてきてしまいました。

新しいステージはドキドキだけではなく、ワクワクも生みだすものですね。

今日も生きざま更新中!
山口デコ


よかったこと3つ

2008年02月15日 18:03

デコですこんにちは。

友人から教えてもらった小ネタを。なるへそーと思いましたので。

1日に起こったよかったこと“のみ”を「いいこと日記」としてつけていると、人生に満足し、未来に対して楽観的になれる。内容はちょっとしたことでもOKで、よかったことを意識することにより「いい1日だった」という記憶が残るのだとか。

その友人はよかったことを3つに絞りこむのが難しいらしく、3つ選ぶことで自分の嬉しいの価値観の傾向に気がついたようです。

ということで、昨日の僕のよかったこと3つ。

・すかっと晴れて自転車で会社に行けた。
・フェアトレードの素敵なチョコレートをいただいた。
・新しいお仕事が一歩前進した。

なるほどー、嬉しいや楽しいに囲まれている気がしてなんだかホッとしますね。

みなさんもよろしければお試しくださいな。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

「ひと手間」をかける

2008年02月11日 20:00

デコです。こんにちは。
みなさん、楽しい3連休を過ごされましたか? せっかくの3連休ですからお出かけされた方も多いのではないでしょうか。

休日のお出かけとなると、これは僕の場合ですが歳を重ねるごとに、良くも悪くも、休日にお酒を飲んだり、食事したり、買い物をしたりするのが自宅周辺の密度が高くなってきたようです。

僕の自宅は杉並区の荻窪から環八をちょろっと上ったところにあるのですが、中央線沿線の「オニキチ」、つまり荻窪(オ)、西荻窪(ニ)、吉祥寺(キチ)への出没密度はここ2、3年でとても高くなりました。

ただ、この傾向は僕が歳をとったから、ただそれだけではなくて、「オニキチ」には素敵なお店がたくさんあるので、ホントに飽きることがないんです。

例えば食事をするお店であれば、必ず「ちょっとしたひと手間」が、テーブルに運ばれてくるお皿の上に現れていて、嘘ではなくて本当に「おいしい」ものしか出さないお店が多いのです。

それは、使われている素材、下ごしらえ、味つけ、ぜんぶ「おいしい」に繋がっているというか……。

ものすごい高価な素材を使っているとか、そんな、おおげさなことではないのだけれど、その料理がお客さんのテーブルに運ばれてくる間、つまり、調理の過程にしっかりと「人」の頭と手によって加えられた「ひと手間」が、そのお店ならではの「おいしい」を生むのではないでしょうか?

デザインの世界も同じだと思います。スターデザイナーの誰々風のデザインや、イマが旬の何々風のデザインは、テクノロジー(おおげさかな?)のおかげで、ある程度のレベルのデザインは誰でもできると僕は思います。

そこで大切になってくるのは、デザインにおける「ひと手間」だと僕は思います。アイデアから印刷までの間に無数に存在する「ひと手間」ポイントに、デザイナーとして、どのような「ひと手間」を加えかで、人を惹きつけてやまない「おいしい」デザインをお客さんに提供できるかが決まってくるのではないでしょうか?

「おいしい」お料理。「おいしい」デザイン。

なんだか幸せな気分になりませんか? デコ幸せ太りってやつです・笑

ちなみに僕はそれほど食べ物屋さんに詳しくはありませんが、僕がこれまで訪れたタイ料理屋さんでいちばんおいしいと思うのが、「ぷあん」というお店です。HPはないのですが、西荻窪にお越しの際はぜひトライしてみてくださいな。

▼ぷあん
maps.google.co.jp
(http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&lr=lang_ja&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&hs=df&suggest=0&resnum=1&um=1&ie=UTF-8&q=%E3%81%B7%E3%81%82%E3%82%93&near=%E8%A5%BF%E8%8D%BB%E7%AA%AA%E9%A7%85%EF%BC%88%E6%9D%B1%E4%BA%AC%EF%BC%89&fb=1&view=text&latlng=35701823,139600108,2516019594181889636)
杉並区西荻南2丁目24−1
03-5346-1699

※土日だけ食べれる「カオソイ」が絶品です。


今日も生きざま更新中!
山口デコ

【ploblogテーマ】このシゴトをしていて得なコト損なコト

2008年02月06日 17:25

デコです。こんにちは。

今日から自転車通勤を始めました。と、ささやかな自慢をしようと思ったのに、あいにくの雨と雪。杉並区の自宅から千代田区神保町の事務所までの約12kmを颯爽とこぎまくり、事務所に着いたら自慢のロードバイクを見せびらかそうと思ったのに、あいにくの雨と雪。

そんな邪心が雨と雪を呼んだのか、午後から夜にかけて予定していたロケ撮影も明後日へ順延となってしまい、カメラマン氏より「やっぱり山口さんのせいですよ。明後日は変な気をおこさないで、たのみますよ!」と自転車通勤も疑われる始末。でも、せっかく一大奮起して選んだ自転車だもんさ。乗りたいさ。

ということで、こんなヨタ話の狭間にも僕のシゴト「アートディレクター」のお得ポイントが隠れていたりするのです。

●アートディレクター・デコのお得ポイント
【自分のスタイルを磨ける】

アートディレクター。いわゆる横文字職業(かっこわるいですね)だからかどうかは別として、通勤する時から働いている際中まで、そのスタイルにキマリごとはありません。外見でいえば、服装にもキマリはなし。髪型にもキマリはなし。

でも例えば、銀行にお勤めの方がショートパンツに金髪といういでたちで商談に臨むのはまずいですね(きっと)。ですので、キマリごとなしの横文字職業のアートディレクター・デコは、どーしても自転車通勤したいけど、スーツではちょっと…。と、いつもカッコばかり気にする己の精神の弱さを露見する(気づく)ことなく、自転車通勤を始める決意に立てたわけです。

ただし、高校生のみさなん。誤解していはいけません。そのスタイルにキマリごとがないということは、間違っても「自由」ということではないのです。キマリごとがないからこそ、アートディレクターは、自分自身が考えた尺度を吟味しつつ、己のスタイルのキマリごとを作らなければならないと僕は思います。

また、その尺度は自分だけがハッピーになれば良いというものではなく、自分と関係する様々な人たちもハッピーな気持ちにさせるスタイルの元でなければなりません。しかもそれは、誰かのモノまねでもなく、雑誌に載っているようなものでもない、独自のスタイルでなければならないと僕は思います。

なぜでしょう?

それは、アートディレクターという肩書きだけでは、その人間がもっている能力も、技術も、思考も、なーんもかも、相手にはまったくわからないからです。ここでいう相手とは、多くはお客様のことです。そのお客様に私はこんな能力と、技術と、思考をもち、常日頃からシゴトに望んでいるのですと、わかっていただける独自のスタイルを持たなければ、大切なお客様から継続してお仕事をいただくことはできません。つまりアートディレクターという職業を続けることができなくなってしまうわけです。

ここまでお話して気づいている高校生もいるかと思いますが、「スタイル」とは服装や髪型などの外見だけではなく、その人間から溢れてくるすべてのエレメント(要素)が、その人の「スタイル」となるわけです。頭の中に詰まっている知識の活かし方しかり、話し方しかり、笑い方しかり、食事の仕方しかり、自転車のこぎ方しかり…。

アートディレクターは、相手の方に自分をわかっていただくためのスタイルを自分で磨かなければならないと思います。

逆に言えば、キマリごとに束縛されずに、いつまでも己のスタイルに磨きをかけることが叶うアートディレクターという職業ってけっこうお買い得だと僕は思います。


今日も生きざま更新中!
山口デコ


▼追記:損なコト
えーっと。損なコトについて…。何事も起こったコトを損に思った時点で、実際に損なコトになってしまうでしょう? だから損なコトはないのです。そんなことない?


▼追記:明日から自転車通勤する相棒「デコ車」みせびらかし
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