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山口デコ
71年生まれ・おとこ。幼少のころより2人の姉に徹底的に女らしさを叩きこまれる。...

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A DAY:相手のための気づき

2010年06月30日 23:55

こんばんわ。おデコ広めのディレクター、山口デコです。
ここ2日ほど本の紹介が続いたので、今日は私の仕事について、ちょこっとだけ。

来年2月に40歳を迎える私ですが。かれこれこの仕事に就いて今年で14年目になります。

その間、あっという間だったような気もするし、まだ14年しか経ってない気もするし、いずれにせよいい歳こいてまだ坂の途中、ドタンバタンしているけど、これからもこのデザインという仕事にトップリと浸かっていきたいです。

ところで「来年40歳? で、キャリア14年? てことは25,6歳の時からこの仕事? てことは、大卒にしろ専門学校卒にしろ、学校を卒業してから職にもつけずにいたの? てか留年?てか実は山口デコったら落ちこぼれなのか?」

と高校生の皆さんの中にはそう思われて、ひとつコメント欄にでも突っ込みいれて聞いてみようとした方はいませんか?

そんなあなたには将来の仕事として、ぜひグラフィックにかぎらず「デザイン」という仕事を選択肢のひとつにいれてほしいでーす。

なぜならば、デザインという仕事は「気づく」ことがとても大事だと思うから。さらに気づいたこと「きっかけ」に「行動」することがもっと大事だったりします。

ですので、さきほどの「こいつ落ちこぼれなのか?」のケースでは

「思う」=「気づく」→「きっかけ」
「聞いてみる」=「行動」

という図式になります。

なぜ「気づく」ことが大事かといえば、デザインは自分のためにするものではなく、相手がいてはじめて成立します。そして、相手がして欲しいことやして欲しくないことに「気づく」ことから始まると思うからです。

そしてその「気づき」をきっかけに相手が喜ぶカタチに表して伝えなければならないからです。

なんだかややこしいね。少しまとめると

「多くの人が気がつけなかったこと、気づいたけれどそのままにされていたことに気づき、相手が喜ぶようなカタチにして表す」こと。

特にこれからのデザイナーには、よりいっそう「みんなどこがで気づいているけどそのままにされていること」を「適切に表して伝える」能力が大事にされると思います。

でもでも、さっきみたいに「留年?落ちこぼれ?」なんてネガティブなことを聞くのは、相手はふつう喜ばないんじゃない? と思う方もいるでしょう。

ところがどっこいこの私の場合は、ぜひそのことを皆さんに話してみたい思っているのでした。(その理由はまた今度に)

つまり、自分がこうだと思っても相手もそう思っているとはかぎらないことが多々あるのですね。ですので「気づき」は自分のためではなく相手のためにあるものなのでした。

今日も生き様更新中!
山口デコ

A Book:誰でもできるけど誰もやってこなかったこと「たった1年で5000万円売り上げを伸ばす仕組み」

2010年06月29日 21:00

こんばんわ。クリエイティブディレクターの山口です。

昨日に引き続き、今日も高校生の皆さんにきっと役に立つ一冊の本を紹介をしたいと思います。
タイトルは、ずばり「たった1年で5000万円売り上げを伸ばす仕組み」。

「えー、学校に通う私たち、僕たちには関係ないんでない? なんだか1年で5000万円とかいわれてもキョーミないし」と思うかもしれませんね・笑。私もこの本をお借りして手にした時は、「このタイトルだけ見ると、よくあるようなイイことだけ言って中身のないお金儲け本だったら困るなあ」と思いました。

けれど、最初のページから目次も含めて25,6ページほど読んだところで、ホッとしたのです。そこには熱くもなく、冷たくもない、誠実でニュートラルな語り口で、丁寧にわかりやすくまとめられた文章が綴られていて、ただのお金儲け本ではないことがすぐにわかりました。

tagagi_book.JPG

この「たった1年で5000万円売り上げを伸ばす仕組み」という本には「従業員7人のつばめやが成功した」という副題がついています。

その「つばめや」という渋谷にある従業員7人ほどの小さな老舗の文房具屋さんが、インターネット上に主に仕事で使う文房具が買えるショッピングサイトを開設した時の方法が本の中ではあますところなく紹介されています。

そしてタイトルからもわかるようにその方法は、1年間でそれまでの売り上げを5000万円も伸ばした方法なんですね。その方法をサイトを中心になって管理・運営されている方が綴っています。

「1年で5000万円売り上げがアップ!」なんて言われても高校生の皆さんにはピンとこないかもしれませんが、私なんか「これまで1年で10円のものが1個しか売れなかったお店が1年で500万個も売れるお店に変身してしまった」ようなイメージが浮かび、きっと今まで世に出ていないなんだかとてつもない新秘策を発見したに違いない!(だから怪しい!←しつこくてゴメンなさい)と思ってしまいました。

ところがこの著者が実践されてきたことはそんな特効薬のような秘策ではありませんでした。

それは私がこの本を読んでいてもっとも響いたことでもあるのですが、「誰もができるけど誰もやってこなかった方法」「こつこつと丁寧に積み重ね続ていく」ことが具体的に綴られています。(しかも、とーても具体的なのでとーても参考になりました)

けれで、実はこれっておじさんたちにはなかなか大変なこと。まず自分の頭で智恵を絞って、自分の手で実践して、ぶれることなく続けていく。パッーっとやってドーン!みたいなラクな方法ではないですね(おじさんたちはキャリアを積むとラクしたがるのです)。

だけどこのことは、あと数年後、高校生の皆さんが社会で活躍するようになり、勤める会社の大小に関わらず、まかせられた仕事に個として向きあった時に、その仕事を「楽しく」するコツにも繋がっていると思います。

この本は本屋さんのビジネス書の棚に並べられる本だと思います。ですので高校生の皆さんの興味を引くような内容の本ではないかもしれません。

でもでも、昨日このブログで「ドジっ娘リーダー奮闘記」を紹介した時にも同じようなことを言いましたが、皆さんが進学という大きな目標を定め、社会人として活躍する時に、豊かな選択肢と大きなヒントをきっと与えてくれると私は思います。

さっそく私もコツコツと体重を増やすことに決めました。って黙ってても増えるっ!

今日も生き様更新中!
山口デコ

A Book:今の私を映してくれる鏡のように「ドジっ娘リーダー奮闘記」

2010年06月28日 21:00

今日は「ドジっ娘リーダー奮闘記」という仕事の上でのチームを率いる「リーダー」について書かれた本を紹介しまーす。

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グラフィックデザインのリーダーとは
高校生の皆さんの中には「リーダー」なんて言われても、グラフィックデザインの現場って、グラフィックデザイナーひとり一人の技術力や感性、経験値など「個人」の能力がモノをいう世界と思われている方もいるかもしれません。

私もこの世界に足を踏み入れるまではそう思っていました。

だって、グラフィックデザインや広告の専門雑誌に写真で紹介されていたのは、眩いばかりのいわゆるスターデザイナーさんが一人パチリ。

TVで見たあのCMも、駅でみかけたあのポスターもこの人が作っていたんだー!などなど、どうしても個人にフォーカスされがち。

ところがどっこい一歩足を踏み入れ先輩たちの仕事っぷりを目の当たりしてみれば、最初から最後までグラフィックデザイナーひとりで完結している仕事なんてひとつもなかったんですねー。

例えば、あるプラント(工業設備)系のお客様の会社案内などを制作する時には、グラフィックデザイナー、コピーライター、カメラマン、イラストレーター、印刷会社の担当、そしてディレクターなど、社内外のスタッフが集結し必然的にチームとなって制作にとりかかります。

このチームは個々の役割も能力も年齢もキャリア(経験値)もまーったく異なるクリエイターが集まっています。当然、お客様の目的や課題を解決するため、目標を定めてスタッフを率いていかなければならないリーダー的な役割が必要なのです。それが頭にクリエイティブやアートがつくディレクターなのですね。

そうなんです、私たちグラフィックデザインの現場でも仕事ごとにチームを組み、その中には(規模の大小による時もありますが)ディレクターというチームを率いる「リーダー」が必要なんですね。

そしてその仕事が成功するか否かはその「リーダー」の手腕ひとつにかかっているといっても過言ではないでしょう。ゆえに責任も重大。しかも、さまざまな能力をもったひと癖もふた癖もあるクリエイターをまとめあげなければいけないのですから、中にはあんまりやりたくない方もいるかもしれませんね(私なんて今でも苦手・笑)。

高校生にリーダー論?
でもでも、今日紹介するこの「ドジっ娘リーダー奮闘記」を読めば、高校生の皆さんもこの難しそうな立場の「リーダ」を目ざしたくなるかもしれませんよ。

この本の舞台は、私たちの業界とは異なるIT業界。新米ドジっ娘リーダーのシンコちゃんの成長をとおして、「リーダー」として必要な「考え方」「振る舞い」「思い」がすんなりと伝わってきてストンと胸に落ちてきます。

それはこの本が、おじさんたちが読む難しそうなビジネス本とはちょっと違うところがあるからだと思います。

●違うところその1
シンコちゃんと先輩リーダーの輩田(やからだ)さんとの(高校生の皆さんにはちょいと理解不能な)オモシロい(古くさい)ダジャレがちりばめられた「場面ごとの対話形式」で進むこと

●違うところその2
とってもかわいらしいアキバテイストのイラストが随所に使われていること

●違うところその3
場面ごとのエピソードはすべて著者の方の実体験!をベースにされていること

これらのことで、読む人自身の今おかれている立場や環境に、彼らのエピソードをストンと重ね合わせることができるからだと思います。

それはなにも大人にかぎったことではないと思います。これから進学という大きな目標を定めて社会をめざす高校生の皆さんの胸にもストンと落ちてくるヒントが満載だと思います。


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▲シンコちゃんと輩田さんが古くさーいダジャレ(しつこいですね)交えて展開。登場人物の名前もすべてダジャレってるのでした。

リーダーとしてのディレクター
私がこの本を読み終えた時に目に浮かんだのは、今から10数年前、新米ディレクターとしてある大型商業施設の年間販促キャンペーンを、それまで担当されていた先輩ディレクターに変わり急遽担当した時のことです。

チームとして集まっていただいたのはデザイナーさん、コピーライターさん、カメラマンさん、いずれも私よりも年上でキャリアも10数年上の方々ばかり。正直なところ「僕は何をすればいーのだろう…というよりも、このお歴々の方々の中で何ができるのだろう…といよりも、いますぐ逃げたい…」てな感じでした。

案の定、思うようにチームをリードできずお客様に心配をかけてしまう始末。その私のつたないリードを辛抱強く見守って、時に厳しくアドバイスしつつ、ともにリードしてくださったのがチーム内のベテランデザイナーの方でした。あの方が私の輩田さんだったんだなあーとシミジミ。

あの時、チームの皆さんに背中を押していただきながら、できることはもちろんのこと、それまでできなかったことも自分からやることで、自分自身に「リーダー」を経験させるのが精一杯だたけど、この時の経験があるからこそ今の私があるのだと思います。


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そしてディレクターとして10数年を経た今でも、この本で輩田さんが「喝っっっ!!!」と叫ぶたびに「ドキっ」としてしまいます。

例えば

・決めたことを続ける「継続力」
・メンバーにできないことをもつ「スペシャル力」
・毎日少しずつでも目標に向かって考え行動する積み重ねが大事
・どうすればよりよくなるかを考え、自ら動く人
・誰でも答えがすぐにわかるような課題なら、やる価値もほとんどない
・問題点は指摘するよりも解決策を出す
・今できないことにチャレンジするからこそ価値があるしワクワクする
・深く考えるために「なぜなぜ5回」
・考えるよりも経験させる

などなど、それは今の私にディレクターとして足りないところを、この本が鏡のように映してくれているからだと思います。そして、きっとこの鏡のような本は高校生の皆さんの役にも立ってくれると思います。

ということで、シンコちゃんを見習って明日もがんばろっと!


今日も生き様更新中!
山口デコ

アイテあってのワタシ。

2010年06月17日 23:55

こんばんわ。

今日もアツかった。さっき自転車で寄り道して買ったレコードを聴いてるいまもアツい! そう、私は自転車通勤。片道18キロ。約1時間の通勤時間。アツい日はアセだく。高校生の頃の自分には想像できなかった体力の落ちっぷりが眩しい今日このごろですよ。

少しだけ冷えた風が心地よくなった帰り道、自転車のペダルを踏みながら考えていたことは私の相手してくださる人たち、それは、お会いしたことのある人たちから、まだ顔もお名前も知らない人たちのこと。

とくに私の頭の中のある領域の大半を占めていたのは、シゴトで私の相手をしてくださる方々。

例えば、雑誌の編集ページや編集記事風に作る広告の編集タイアップのデザインの依頼をいただいた時、その方々はお仕事を依頼してくださったお客さま、編集者の方、または制作部のディレクター、広告部の方々になる。

また、直接やりとりをさせていただくことはまれだけど、書店や取次会社とやりとりをされる営業部の方、電車の中吊り広告など宣伝物を制作する宣伝部の方々のことも頭に浮かぶ。

さらに、私のチームの一員としてデザイナー、フォトグラファー、イラストレーター、ライターの方々も。

そしてそして、その雑誌を買って読んでくださる読者の方々! このお顔もお名前も知らない読者の方々がもっとも大切に感じるのだ。最近は特にね。

これだけの方々が私のデザインというシゴトの相手をしてくださるのだから、その方々のことを頭に思い浮かべずデザインなんてできるわけないのです。

私は相手の方々あってのグラフィックデザイナー、何年デザインしても、デザインする場所が変わっても、それだけは忘れないように、今日もペダルを踏んでいたのでした。

ちなみに今日買ったレコードたちは、アツい日々にぴったりのNYサルサの面々!

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今日も生きざま更新中!
山口デコ

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