プロフィール

My Portrait
Name:
山口デコ
71年生まれ・おとこ。幼少のころより2人の姉に徹底的に女らしさを叩きこまれる。...

トラックバック

カレンダー

- 2011年11月 -

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

QRコード

僕たちの決断。今日も生きざま更新中! mobile ver.
このブログはケータイもご覧になれます。

« 2010年06月 | メイン | 2010年08月 »

One Day:脳のみぎ側、デザインのひだり側

2010年07月30日 19:00

おでこ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日はちょっとしたグラフィックデザインのセオリー(理論)について。

グラフィックデザインでは、目立たせたい語句や図形はレイアウトする範囲内の「左上」に配置しましょうというセオリーがあります。

「人間は目の前に現れた対象物に対して、まず左側に目を向ける」という理由だったと思います。

じゃあ、どうして人間の目は左側のモノに注意を向けるのでしょうね?

そんな疑問にちらっと答えてくれるのがこの本。

▼単純な脳、複雑な「私」
 池谷裕二著 朝日出版社刊

brain.jpg


この本、1年前に買ったまま本棚で塩漬けになっていたのですが、昨晩、上手に寝つけずにゴロゴロゴロゴロして目の前の本棚をふと見あげると目についたので、パラパラと読み始めたらこんなようなことが書かれていたのでした。


『私たちの脳は顔に敏感。だけど、顔全体をじっくり隈なく見ているようで、実際には、顔の半分しか見ていない。しかも左側だけ。

なぜかというと、脳の機能が左右対称ではないから。左脳にはウェルニッケ野やブローカー野などの「言語野」、一方、「イメージ」や「映像」などは右脳がつかさどる傾向が強い。

そして、脳が支配する体側は左右交差するので、人の顔を見るとき、左側の視野で見たものは、交差して右脳に届くので、私たちが見たものを判断するのは「左側」が中心』


私も右脳が「イメージ」をつかさどるということは、なんとーなく耳にしたことがあったのだけど、「右」の脳だから「左側に注意が向く」ということには結びつかなかったのですね。

でも、このことは「右利き」の人も「左利き」の人も等しく同じなのかしら。そもそも脳の働きって「右利き」の人も「左利き」の人で違うのかなあ。

次から次へと疑問が沸いていくる夏の夕暮れ時なのでした。

脳も不思議だけど、人間そのものつくられ方って本当に不思議。


今日も生きざま更新中!
山口デコ

One Day:相性(その2)

2010年07月28日 20:00

こんばんわ。今日もおでこが日焼けしたクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日は昨日のお話、タイ料理屋さんの続きでーす。

ビールまだかな? ビールまだかな?の時も過ぎ、お店のお姉さんが、まずソムタム・ナム(青パパイヤのサラダ・ラオス風)とアサリのスープを運んできてくれました。

ソムタム・ナムはバンコクのフードコートで食べた300円のソムタムよりも慎ましい盛りで、アサリのスープは壺に入った香草たっぷりのトムヤムクンにアサリが入っている風情。

どちらも慎ましい容貌。

ところがところがこのお皿たち、そんな慎ましさは仮の姿。

すごく辛い。でも、美味しい。だけど、とにかく辛い。でも、美味しい。だけどとにかく辛い。

日本人だからって容赦しない現地な辛さです。というかバンコクでもこれだけ辛い皿にはそうそうお目にかからなかったかもしれません。

でも美味しいからパクリ。汗ダラリ。美味しいからパクリ。汗ダラリ。こうなると、タイ料理好きの意地になってパクリパクリパクリ。ビール、ゴクゴクゴクゴクゴクリ。

そんな、こんなであっという間に生ビールがなくなってしまったので「お姉さん、ラオスのビール、Beerlaoをください」。

すかさずラオス産のビールをひと口。ソムタムをパクリ。

「あ、美味しい!」

belao.JPG
▲ラオスのビール「Beerlao」タイ料理にぴったりです。(お酒は20歳を過ぎてから)


ちょっと苦みの効いたラオスのビールとソムタムの辛さが混ざりあってピタリとしたのでして。

そうだよね、現地のレシピで作られている料理なのだから、やっぱり現地で作られたビールが合うに決まってます。

でも辛い。唯一辛くない挽肉入り卵焼きはがテーブルのセーフティゾーンに……。

それでも少しずつお腹もこなれてきたので、最後にタイ風ドライカレー、揚豚にんにく風味、そして、もち米を頼んだのでした。

そして待つこと10数分。揚豚ともち米を運んできてくれたお兄さん、私たちの前で開口一番「あ〜、よかったー、まだ、のこっているのねー!」と半叫び。

「????」

「このもち米、ソムタム、揚豚、カレー、あさりスープ、一緒に食べます。こうやってください」

と、もち米を左手でわしづかんで、お寿司を握るようにネリネリネリネリ。右手でちぎって、ソムタムをギュッと挟むお兄さん。

なんて大胆でおいしそうな食べ方でしょう。お兄さんが握ってくれたのをさっそくパクリ。

「わあ!もち米がソムタムの辛さをやらかく包んでくれてすごくおいしい!」

mochi.JPG
▲もち米をニギニギしてカレーと一緒にパクリ

そうなんです、最初にソムタム・ラオたちを頼んだ時に、お姉さんが「もち米はいらない?」と聞いてのはこういうことだったのですね。

このもち米、本当に万能で、ソムタム以外にもスープに浸してもよし、豚肉を挟んでもよし、カレーに一緒にスプーンでもよし。

もち米ひとつで美味しさはズンズンと広がり、それぞれの料理の魅力がズーンと増したのです。

お酒と料理、もち米と料理の相性。

ひとつひとつでも美味しい力を持っているけれど、さらに相性がバツグンの相手と一緒になることで、さらに魅力が増すから料理っておもしろいです。

そんな料理の世界とデザインの世界はよく似ていると言われることがあります。

高校生の皆さんに覚えていただきたいことは、デザインの仕事もこの「相性」という関係性はとても大切な意識・概念だということです。

このデザインの相性についてはまた折を見てお話したいと思います。

私も、相手の魅力を引きだすもち米のようなデザイナー、ディレクターをこれからもめざしていきたいでーす。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

One Day:相性(その1)

2010年07月27日 22:00

こんばんわ。今日もデコ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

先日、タイ料理屋さんに行った時のお話をちょろりと。

私はタイ料理にはじまって、ベトナム料理や台湾料理など、アジア料理が大好き。特に去年と今年の初めにバンコクに旅行に行ってからは、さらにタイ料理が好きに。

そのお店には始めて入ったのだけど、お店の中央には大きな木彫りの象さんがいて、店主らしきおにいさんも上手な日本語をあやつるのだけどタイ人っぽい雰囲気の方。

メニューを開いてみると代表的なタイ料理のソムタム(青パパイヤのから〜いサラダ)のラオス風「ソムタム・ラオ」など、オーソドックスなタイ料理とはちょっと変わったメニューが並んでいたのでした。

thaithai.JPG

きっと店主さんがタイのお隣のラオスからか、もしくは国境近くのタイ出身の方なのかなあと思いつつ、ソムタム・ラオに加えて、アサリのスープと挽肉入りの卵焼き、生ビールを頼んだのでした。

その時、オーダーをとりにきてくれたたお姉さんが唐突に「もち米はいりませんか?」って聞いてきたのだけど、タイ風ドライカレーなんていう変わったメニューも後で頼みたいと思っていたので「今はいーです」と、ビールまだか?ビールまだか?モードに突入したのでした。

このことが後々、天国と地獄を一度に味わうことになるとは、その時は知るよしもなかったの私なのでした。

(つづく)

今日も生きざま更新中!
山口デコ

7月のテーマ【今の職業の理想と現実】:恋愛と同じ

2010年07月26日 20:30

今週も始まりましたね。おでこ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日はこのプロブロの今月のお題についてお話します。今回のお題はこちら!

【今の職業の理想と現実】

高校生の皆さんが「理想と現実」という言葉を聞いて頭に思い浮かべることは何でしょう? 通われている学校について? がんばっている部活のこと? それともそれとも?

実はこの「理想と現実」の後には「違い」というニュアンスが続いていますよね。

ちなみに私がこの言葉ではじめに思い浮かべたことは「恋愛」についてです。

例えば、「モリモリモリモリとご飯をおいしそうに食べる彼(彼女)の姿にひかれ、おつきあいを始めてはや3ヶ月。デートはいつも決まったお店ばかり、おいしいご飯を安くたくさん食べられるのはうれしけれど、雑誌やTVで紹介されているような雰囲気のいいオシャレなお店にも行ってみたいのに……。なんだか理想と違ってちょっとがっかり……」。

なんて、こんな風に食事にかぎったことではないけれど、好きな人に「自分なりの理想」を抱いてしまうことって多かれ少なかれあるかもしれません。

私はせっかく縁があっておつきあいするようになったのだから、自分の理想を相手に対する不満に変えてしまって、ちょっとこの人とは合わなそうとすぐにサヨナラしてしまうのは残念だと思います。

だって、この好きな人に抱く「自分なりの理想」って「自分の思い込み」という言葉に置き換えられるでしょう?

そして「思い込み」って自分が勝手に頭に思い描いているものだから、相手には伝わりづらいものだし、相手ではなくて自分の中で熟成するものだから。

なので「理想と現実」の違いを感じたら、まず自分の「思いこみ」でもある理想を相手に伝えてみるのがいいと私は思います。

相手に話すことで相手の考えも聞くことになり、自分の理想の無茶な点に気がついたりして、結果として自分の世界が広がる可能性もあると思います。

おっと、いつの間にへんてこりんな恋愛相談になってしまいました。ごめんなさい。

えーっと、そんな恋愛の「理想」と仕事の「理想」ってけっこう似ていると思いませんか?

恋愛には好きな人、仕事には好きな仕事や好きな会社、どちらも自分以外の相手がいるお話。つまり恋愛と仕事の「理想と現実」って「私の理想」と「相手の理想」の違いのようなものですよね。

大切なのは恋愛も仕事も「私の理想」と「相手の理想」の違いを感じた時に、相手が変わるのを待つのではなく自分から相手に働きかけること、場合によっては自分から変わることだと思います。

そうすることで「私の理想」が相手にとっても納得できるものになり、お互いの幸せにもつながると思います。

私も自分の理想を相手の幸せにつながるようにこれからも磨いていければいーなーと思います。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:お給料日の街

2010年07月23日 20:30

デコ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日23日はお給料日。今月は通常25日のお給料日が日曜日なので2日前倒しになったのですね。私と同じように今日がお給料日の人がたくさんいると思います。

そんなお給料日に合わせて街の中はいろいろな動きがあふれているのですね。高校生の皆さんの身近にあるあの場所やこの場所も、ふだんと少し違った動きをしているはずです。

例えば、本屋さん。本を発行する出版社さんの多くが、小説やビジネス書、漫画などの単行本、文庫本の発売日をこのお給料日に合わせてきます。

なので今日、本屋さんに行くと新しい本にいっぱい出会えると思いますよ。ネットでも手軽に本を買えるようになりましたが、私はこの月末近くに本屋さんに行くのがとても楽しみです。

larry.JPG
▲先日の誕生日にたくさんの人がお祝いをした今は亡きDJ、ラリー・レヴァンのレコードセット。宝物。

だけど、ちょっと残念なのが音楽の世界。

まだネットでのショッピングが一般的になる前まで、CDやレコードはHMVやタワーレコードなどの大きなCDショップや、CISCOやウィナーズといった比較的小さなレコードショップで買うことがほとんどでした。

新譜のCDやレコードは本と同じように月末近くに多く発売されていたので、特にレコードについては新譜の入荷日や入荷数が事前にわからなくて、それはそれは月末近くは毎日のように通っていました。

いま新譜のレコードについては、ネットのレコード屋さんから事前にメルマガで入荷情報を送ってきてくれるので、確実に買えるのはとてもうれしいこと。

だけど「バッタリ出会う」うれしさは、いまでも実際にお店に足を運ぶ時により多くより大きくなるみたいです。

この週末、高校生の皆さんも街に出て、大きなうれしいにたくさん出会えますように。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

One day:とろける自転車・とろける記憶

2010年07月22日 18:00

こんにちは、おでこもとろけるクリエイティブディレクター、山口デコです。

自転車通勤にはもってこいの連日のとろける夏の陽。

腕はキレイにTシャツ焼けし、顔はでっぱているおでこから焼け、汗はあご先からとどめなくしたたり落ち、ようようと事務所についた瞬間に魂は抜け落ち放心状態。いいことずくめさ、ハッハッハ。

そんなとろける夏の陽にあてられたのか、ペダルを踏み続けろと命令しているはずの私の頭はあることでぐるぐるとろとろです。

それは人間の記憶について。

bycJPG

記憶さん、記憶さん、あなたはいったいどこから沸いてきて、どこへ逃げていってしまうのでしょう。忘れる=消去ということなのかしらん、それとも忘れる=凍結ということなのかしらん。

もし、凍結されているのであれば、自分で何年何月何日何時何分に目に映った空間や対象、聞こえた音、あれば、手触り、臭い、味を自在に解凍できたり、自分であるキーワードを思い浮かべれば、関連する記憶が頭の中で時系列や関連度によって規則的に並んだところを選んで解凍できる方法があれば、世界はガラリと音をたてて変わってしまうのになあ。

なんていうヨタを頭の中でぐるぐるしながら自転車をこぐ私の脳みそは、きっと何パーセントかは本当にとろけてしまったにちがいない。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

One Day:色の表情

2010年07月21日 21:00

溶けるような暑さ。溶けるおでこ。溶けるクリエイティブディレクター、山口デコです。

はい、それでは高校生の皆さんに質問です。

今日の空の色は何色だったでしょう?

では、まず「青」だと思った人?

えーっと「水色」だと思った人?

はたまた「スカイブルー」だと思った人?

ちょっとしぶく「明るい藍色」だと思った人?

もっと素直に「空色」だと思った人?

きっといま、わたしが上にあげたのとは違う色を思い浮かべた人もいることでしょう。

paper.JPG
▲先の連休中に高円寺の古本市(のようなとこ)で買ったヨーロッパの古い旅行案内や劇場案内

今日の空の色は、みなさんがいつ、どこで、そしてこれが一番大切なことなのだけど「どんな気持ち」で空を見たかによって、ひとつとして同じ色はなかったと思います。

色は見る人によって、その表情を変えるのだと私は思います。

そして私たちデザインに関わる人間は、その色の表情を想像して使う色を決めなければと思うのでした。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

One Day:おいしい大阪の理由

2010年07月20日 19:00

梅雨があけたとたんのお日様のはりきりっぷりったぁないですね。デコ日焼け中のクリエイティブディレクター、山口デコです。

3日ぶりのこんにちはですね。昨日までの連休、高校生の皆さんはなにをされていましたか? 私は大阪へ行きました。ひたすら「食べ」、ひたすら「笑い」の3日間でした。

sora1.JPG
▲やめられないとまらないホルモン空のユッケジャンスープ

せっかくなので食べたものを列挙してみますね。ちなみに★印が特に私が気に入ったものでーす♪

【道頓堀 今井本店】
●きつねうどん
★かぼすつけうどん

【焼肉ホルモン 鶴橋 空 道頓堀店】
●ハラミすじ
●うちわ
●野菜焼き
★特上ロース
★私×元気(アキレススープ)
★ユッケジャンスープ
●ごはん
●胡瓜の漬け物

【一芳堂】
★しゅうまい
●唐揚げ
●スープ

【NGK】
●たこ焼き

【ホルモン龍の巣 心斎橋 三ッ寺本店】
●極厚タン
★ソーセージ
★ホームランかすうどん(天ぷら、肉、こぶ、わかめ、月見、かす大盛)

【龍の巣の隣のたこ焼き屋さん】
●たこ焼き(ポン酢)

【カルダモン】
●日替わりカレーライス(エビフライ・チキンカツ・ポテトサラダ)
●和牛厚切りカレー

ippou.JPG
▲薄焼卵の皮で包まれた一芳亭のふわふわのしゅうまい

どのお店も私にとって東京では食べたことのない味に加えて、お店の雰囲気や店員さんのサービスの空気感など、すべてが「おいしい」お店でした。

そんな「おいしい」お店にはある共通する点がありました。

それはきっとどのお店も「仕込み」つまり、食材の下ごしらえなどの調理の直前までの準備がしっかりできているということ。

店員さんの注文が入ってから料理を客に出すまでの無駄のない動き、その間にちらっと見られるキレイにまとめられた仕込み済みの食材などを目の当たりにすると、食のプロでもない私にも「おいしいの理由」が伝わってくるのでした。

きっとお客さんがいる営業中に「仕込み」をしていたら、客に料理を出す時間の調整も難しくなるだろうし、そんな姿を見てしまったら客としてちょっとしらけてしまうかも。

一方で、お店としては食材を無駄にしないように、来店する客数を見こんで「仕込み」の量も予想しなければですよね。きっと。

だから「仕込み」ってとってもとっても大事なことだけど簡単なことではない。だから「仕込み」がしっかりできているお店では安心して「おいしい」が味わえるのじゃないかな。

sora2.JPG
▲注文してからあっという間にでてくるホルモン空のお肉たち

しかもこの「仕込み」って、デザインに関わる私たちの仕事にも、きっとあてはまること。お客さんのご要望にお客様の望むタイミングで提供できる下準備を常日頃どこまでできているかということ。

とにもかくにもこの3日間、おいしい続きで箸を休めることができず、めでたく体重も数キロ増とあいなりました。

次回は「笑い」の3日間についてでも。ではでは。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

One day:上方へ

2010年07月16日 23:55

デコ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日から大阪に来ています。

今回で3回目。千葉と東京で育った私にとって大阪の街は、来るたびに新しいうれしいに出会える街。

やっぱり私は知らないを知る瞬間が何よりもうれしいシアワセなんだとあらためてニンマリ。

明日もうれしいを。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

One Day:もどかしい手習い

2010年07月15日 20:00

今日は、ちょっと向こうにはぬけるような青空が広がっているのに、窓の外に広がる目の前の世界は陽がさしていなくて薄暗い。そんなへんてこな空模様だったけれど、私のデコの広さはかわらずのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日は技術の習得についてのお話。

私がグラフィックデザイナーになるぞと目標をたてた頃、グラフィックデザインの世界では大きな変化が起こり、それまでのデザイン・版下製作・製版分業のアナログ工程に替わって、DTP(ディスクトップ・パブリシング)が業界全体で運用されはじめたのでした。

その頃の私は、日中はグラフィックデザインとは関係のない仕事をしていたので、仕事が終わり家に帰ってきてから、構成論や色彩論などのデザイン理論の勉強やデッサンなどをしてました。

時間があまることがなかったので、一方で夢中になっていたレコードを回す時間も作れなかったけれど、知らないことを知る楽しさと、どーしてもデザイナーになりたいという清い(?)ココロに引っ張られて、充実した毎日でした。

でも、どーしても勉強したくてもできないことがありました。

それは、DTPの知識やアプリケーションの技術の習得。

なぜならばお金がなかったから・笑。

DTPに必要なマッキントッシュはもちろんのこと、アプリケーションや書体など、個人で買えるレベルではなかったし、民間のスクールに通うためのまとまったお金がじぇーんじぇんなかったのでした(その頃のお金はほとんどレコードに変わったのでした)。

そこで私がとった手段は、それまで日中にやっていた仕事をやめて、グラフィックデザイナーの経験がなくても、アルバイトでもいいから雇ってくれるデザインに関係のある会社に入ること。

自分では習えないDTPの知識や技術をお金をいただきながら習えたのですから、こんなにありがたいことはありませんよねー。

ということで、その頃の私はDTPの知識や技術については働きながら覚えさせていただきました。

あれから14,5年が経ましたが、今また新たな知識と技術の習得を始めたところです。

あの頃とは違い、習う手段も自由に選択できるし、実際にアプリケーションなども触りながら覚えられる環境にいるというのに、自分のぬるい手習いっぷりが本当にもどかしす。

もっとスピードアップしなければ。トントトトン!とね。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:シアワセの種「きっかけ」をつかむのは

2010年07月14日 23:55

今日の青空はまるっきり夏空でしたね。強いづよとした太陽と風にチャリンコをもてあそばれて、広めのデコも汗ぐっしょりまみれだった山口デコです。

今日もちょっとした小ネタでーす。

えーっと「きっかけ」ってコトバがあるでしょう? 高校生の皆さんにとって「きっかけ」ってなんだと思いますか?

CBA.JPG
▲私がDJをしたくなりレコードを買いまくるきっかけになったのは、
いまはなきZOOの面々、つまり、エグザイルの社長さんだったりします。
写真はZOOとは露ほども関係のない最近のお気に入りのレコード

例えば「私がデザイナーになったきっかけは、TVでデザイナーの佐藤可士和さんが活躍している姿を見て」なんてヒトもきっといるかもしれませんね。

そんなヒトにとってなりたかった自分の始まりの原因、つまり「きっかけ」って、その人にとっての「シアワセの種」のようなものだと私は思います。

そんなシアワセの種の「きっかけ」ってどこからやってくるものだと思いますか?

さっきの佐藤可士和さんの話ではないですが、「きっかけ」は自分以外のヒトやモノやコトなど、自分の周りからやってくるようにも思えます。

でもね。最近わたしは「きっかけ」って元をただせば自分が生み出すものなんじゃないかな、と思うのです。

ちょっと話がずれるけれど「私はこんなにもあの人が好きなのに、どうしてあの人は私に気づいてくれないんだろう?」なんて相談をお友達から受けたことってないですか?

私も知人の知人のお話として、また聞きしたことがあるのですが、こんな感じで悩みを口にしいている間は、その人にはずーっと恋人はできないんじゃないかなあ、って思ってしまいます。

なぜ?

だって、いま自分ができることしかしてないんだもの。

「相手のことが好き」っていうのは、すでに自分の中でがカンタンにできてしまっていることでしょう? 

でもね、いま自分ができてることって、きっと自分以外のたくさんの人もずーっと前からできていることって私は思うのです。

そんな「たくさんの中の一人の自分」である、ただこんなに好きなのにって言っているヒトに「好きな人」が振り向いてくれるとは、私には思えないのです。

ところで「好きな人」って自分にとってのシアワセの始まりだと思いませんか? そう考えると、さっき私が決めつけたシアワセの種である「きっかけ」って「好きな人」に置きかえられると思わない?


私は「きっかけ」って、いま自分ができることしかしない人、いまできることに満足している人、いまできることを守ろうとする人には、絶対に訪れないと思うのです。

そんな人にはシアワセの種となる「きっかけ」にずーっと振り向いてもらえないと思う。

逆にいまできないことを、なんとかできるようになりたいと悩みつつも、できるようになろうと一生懸命に努力している人こそ、シアワセの種である「きっかけ」を生み出す力があると私は思います。

そんな人にこそ「好きな人」は振り向いてくれるんじゃないかなって私は思うし、年齢に関係なく自分もそうありたいな、って思うのでした。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:音楽が触れてくる瞬間

2010年07月13日 22:00

デコ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

えーと、今日は私の大好きな音楽についてちらっとお話しまーす。

例えば、高校生の皆さんの間でも、西野カナの切々とした歌声と歌詞が大好きー、という方もいれば、いやいや、やっぱり坂本冬美の「またキミにい恋してるぅ♪」のしっぽり(なんて言葉使わないかしら)した歌声でしょうー、なんて方もいるかもしれません。

でもでも、その音楽が、その人のどの部分にどのくらいピタリと触れるかどうかは、もうその人にしかわらないですよね。

そのビビビとした瞬間に自分だけが気づけた音楽がその人にとっての大好きな音楽になるのだと思います。

だから音楽の好みはその人だけのもの。他人がとやかくいうことでもないし、私もできれば言われなくないかな。

ちなみに私は自分にとっての体の芯に響くグルーブと美しいメロディを聞かせてくれるアーティストが好きです。

最近いいなと思うアーティストはこの人でーす。

▼ALOE BLACC - I NEED A DOLLAR, LIVE IN STUDIO (VIDEO)
http://bit.ly/a7r2RG
(このサイトはリンクが張れないのでコピペしてくださいね)

aloe.jpg
(C)Stones Throw Records


今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:高校生のためのデザイン講座 Vol.1「デザインとは?」

2010年07月12日 20:30

雨が降ってもお日様が顔をだしてもデコ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

ちょっとした思いつきなのですが、グラフィックデザインに興味がある高校生の皆さんが、自分で「デザイン」してみる何かのきっかけになればと思い、今日から不定期になるけれど「高校生のためのデザイン講座」をチョロリチョロリと書きつらねていこうと思います。どうぞよろしくね。

ということで、第1回目の本日のお題は「デザインとは?」に決めました。

デザイン、デザインっていうけれど、デザインっていったいぜんたい「何なの?」ということを皆さんと一緒に探ってみたいと思います。

なぜかというと「デザインの定義」をバッシと決めることで、デザインをする時の頭の働かせ方や、デザインされたモノに出会った時の頭の働かせ方など、皆さんの「頭の中」にも「デザインの基準」を持っていただきたいからです。

そんな「デザインの基準」を持つことで、今後、皆さんがさまざまな時と場所と人のためにデザインする機会に遭遇した時、あっちにいったり、こっちにいったり迷わずに済めばうれしいです。

では本題に入ります。

まず「デザイン」をひと言で表してみてください。

例えば、皆さんの身のまわりにあるもので「これはデザインされている」と思ったものをあげてみてください。

例えば……。

先日お話した「編集タイアップ広告」の雑誌などの本? たしかにデザインされていますね。
他にもありますよね。このブログを見るためのパソコンや携帯電話? たしかにデザインされていますね。

他に、あなたがいま身につけているお洋服や靴、勉強をするための机や椅子、ノートやペンも。なかには自転車で通学されている人もいるでしょう? そう自転車もですね。びゅんびゅんと自転車の脇を走り抜けていく車ももちろん!

そうなんです。あなたの一日の生活の中で接するすべてのものがデザインされていると言っても過言ではありません。

pen.JPG
▲This is a pen. これもデザインされたモノですね


ではそのデザインされたものをよーく見てください。

いろいろな文字や線や図形がいろいろな色で塗られて形をなしていますよね。

つまりデザインすることは

「文字や線や図形をある関係をもとに配色し、配置し、形を成すこと」

なんて言い方もできると思います。あれれ、でもひと言ではないですね・笑。

では、この文章をもーっと短くしてみましょう。そのためには、この文章の中でポイントになるところを見つけて欲しいのです。

配置する?

おしい!

形を成す?

うーん、ちがう!

答えは「ある関係」です。

文字も線も図形も色も、それぞれとの位置関係とその距離、大小、太い細い、強弱、リズム…そして何よりもそのデザインを手にする人との関係。すべてが「関係」して形を成している、つまりデザインされていることがわかると思います。

そう、デザインとはモノとコトとヒトの「関係」を現したものなのです。

その「関係」をデザイナーの意図で結びあい、変化させることで、その時と場所と人が求めるデザインを提供するのが私たち、デザイナーのシゴト。

それはグラフィックデザイナーでもウエブデザイナーでも、インテリア、ファッション、プロダクト…。デザインに関わるすべてのシゴトに言えることと私は思います。

デザインとは「関係」を探り「関係」を結びこと。

今日から皆さんも、ぜひ身のまわりにあるモノとコトのヒトの「関係」を探ってみてください。きっとそれがあなたにとってのデザインの始まりになることでしょう。

出典:「ポール・ランド、デザインの授業」

今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:ビールとドラム缶とセルフブランディング

2010年07月11日 23:55

今晩もデコ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日は友人のドラム缶アーティスト、クワナくんの作品がドドーンと展示されている、新宿のベルクへ。

drum.JPG
▲鮮やかな反復モチーフが目をひくクワナくんのドラム缶アート

このベルクというお店、新宿駅東口の改札を出てすぐのところにある、とーてもおいしいビールとおつまみを世のオジサンたちに優しいお値段で出してくれる小さなお店。

バー、でもないし、レストランでもないし、パブ?が近い雰囲気? いんやちがう。やっぱりベルクはベルク。

だって、お店の空気すらもおいしいベルクのようなお店、他に知らないんだもん。すばらしいお店なんだなあ。ダイスキです。

そんなダイスキなベルクに、これまたドラム缶アートなんていう、きっと日本では誰も真似できない(しようとしない?)表現活動をしているクワナくんの作品がいたるところに展示されていて、うれしい気持ちにじんわり浸かりながら、ビールをゴクリ。

誰も真似できないことをやっているお店や人は、いま巷でピーチクパーチク言われている「セルフブランディング」なんて言葉が話題になる前からその身をもって表してきたのですね。

そんな後づけの言葉は時とともに忘れ去られてしまうけれど、ベルクやクワナくんが表し続けてることはずーっといつまでも残ることでしょう。

▼「ナ」がカタカナな理由(わケ)!!(クワナくんのブログ)
http://kuwwan.exblog.jp/11497599/


今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:一人、レコード、一日

2010年07月10日 20:30

こんばんわ。デコ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日は朝から鮮やかな青空がカラッと広がって気持ちいい一日で、シゴトに関することはなにもせず、人にも会わず。

ただ、レコードを聴いたりレコードを聴いたりレコードを聴いたり。なかなか聴くだけの時間が作れないので、聴くときはずーっととっかえひっかえ、適当にミックスして聴いてます。

vinyl.JPG
▲18歳の時にはじめてレコードとターンテーブル買って、その後減ったり増えたりのレコードたち

それと考えごとや思いついたことを軽くメモに残したりして、時間なんてあっという間に流れてっちゃう。

シゴトとは関係のない思いつきなんだけれど、あとあと何らかのアイデアのきっかけになることが少なくないので、思いついたらすぐに紙やメモ用のアプリに書き込むようにしています。ただ単に記憶力が落ちてるともいえるのだけど・笑。

今日は一人、レコードだけの一日でした。


今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:編集タイアップ広告ってなーに? 【その2】

2010年07月09日 20:00

今日もデコ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日は昨日の続き、雑誌の「編集タイアップ広告」についてちょこっとお話します。

昨日は「編集タイアップ広告」には、特集ページと似たような雰囲気で作られているけれど、いくつか違う点があることをお話しました。

では、いくつか違う点があるにしろ、そもそもどーして「編集タイアップ広告」は特集ページに似たような雰囲気で作られているのでしょう?

magazine02.JPG
▲事務所の本棚に並ぶたくさんの雑誌たち

雑誌を読む高校生の皆さんの中には「広告と特集ページの区別がつきづらくて紛らわしいなあ」と思われる方もいるかと思います。

さらに、「なんだか広告だとわかってしまうときちんと見られたり読まれたりしないから、わざと似せて作っているんでしょう? ちょっとずるいかも…」と、カンのいいあなたなら気がついているかもしれませんね。

たしかに編集タイアップ広告は「純広告」に対して注目しなくなっためざとい読者の目を向けさせる役割もまったくないわけではありません。

それは、私がはじめて「編集タイアップ広告」に携わることになった今から約20年前、専門学校を卒業して、雑誌広告を専門に扱う小さな広告代理店に営業マンとして入社したころから変わっていない点かもしれません。

私もそのころは雑誌広告にはこんな手法があるんだなあ、とセールスしておきながらちょっとずるいかも、と思ったものです。

あれから20年近く経ち、その頃に比べ情報を集める術を豊かに身につけた読者と雑誌との関係性が変化してきているいま、「編集タイアップ広告」の位置づけや役割も変化しているように私は思います。

ただ特集ページに似せて作るだけでは、目の肥えた読者の注目を得ることはできなくなってきていると思うのです。

ならば、雑誌の作り手である編集者や私たちデザイナーが"責任"をもち、純広告では伝えきれない商品やサービスの魅力を読者に"客観的"に伝えるためのひとつの手法として、さらにブラッシュアップしていくこと。

それこそが、編集者やオジサンたちデザイナーのさらなる頭と腕の見せどころなのです。

そうなれば「編集タイアップ広告」は、高校生の皆さんのような読者にも、広告を出す企業ににも、とてもとても有益な広告になるのではないでしょうか。

いかがでしたか?

グラフィックデザインに興味のあるあなたには、雑誌にも純広告や編集タイアップ、特集ページなど様々なページがまとめられて一冊の雑誌になっていることを覚えて欲しいと思います。

さらに今、雑誌メディアは電子書籍という新たなフィールドに移行しようと様々な模索を始めており、モノとしての雑誌のスタイルや広告のあり方も大きく変化していくと思います。

ぜひ、今日からはあなたの身近にある雑誌について、いち読者としてはもちろんのこと、作り手の側面からも見てみる意識を持ってみてくださいね。のちのち、とーても役にたつはずです!

今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:編集タイアップ広告ってなーに?

2010年07月08日 20:55

こんばんわ。広いデコが太陽浴びすぎでフラフラのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日は出版社さんにお邪魔して、9月に発行予定の編集タイアップ広告のレイアウトについて打合せ。先日カメラマンさんが撮影してきた写真を拝見しながらあーだこーだと軽めの打合せをしてきたので、この「編集タイアップ広告」のレイアウトについてお話しまーす。

高校生の皆さんの中で「編集タイアップ広告」という広告を知ってる人、ちょっと手をあげてくださーい。 おそらく雑誌を読むのが好きでグラフィックデザインにも興味があるあなたなら、名前だけでも聞いたことがあるかもしれませんね。

magazine.JPG
▲ちなみに、オジサンは旅にまつわる特集が得意な雑誌が好き

例えば、あなたがいつも読んでいるファッション雑誌を開いてみてください。まず表紙のすぐ裏のページにファッションブランドや化粧品などの広告がドドーンとあると思います。

この広告を私たちは「純広告(略してジュンコウ)」と呼んでいます。このページに広告を出している広告主さんが、広告代理店や広告制作会社に依頼して作った広告原稿を雑誌を発行している出版社さんに掲載を依頼する広告。なので広告主さんが自分たちの広告を自分たちで用意する広告ともいえます。

続いてパラパラとページをめくっていくと、目次があって、またさっきの純広告と同じような広告があったりして、その後に「特集、この夏は、なんじゃらかんじゃらのほんじゃらかんじゃらでライバルをぶっちぎり!」(古…いか・な)みたいなタイトルで始まるページがあると思います。

これを私たちは「特集ページ」と呼んでいます。特集のテーマにぴったりのいろいろなブランドやメーカーのいろいろなファッションアイテムがピックアップされていて、これでもかー、あれでもかーと紹介されていると思います。

さらにパラパラとページをめくっていくと、さっきの「特集ページ」で紹介されていた洋服や靴と同じテイストのアイテムが、「特集ページ」と似たような雰囲気で見開き2ページとか4ページで紹介されているページが出てくると思います。

でも、そのページをよーく見てみると、さっきの「特集ページ」と異なる点がいくつかあることに気がつくと思います。

ちょっと探してみてください。

探せましたか? 

では答えです。

●答え1
ひとつのファッションブランドやメーカーのアイテムだけが紹介されている。

●答え2
左ページ下にブランドやメーカーのロゴマークが載っている。

●答え3
その下あたりに「お問い合わせ先」といったブランドやメーカーの連絡先が載っている。


そうなんです。この「特集ページ」と同じ雰囲気をもっているけれど、上記のような違いがあるページが「編集タイアップ広告」といわれる広告ページなんですね。

では、「特集ページ」と似たような雰囲気で作られた「編集タイアップ広告」。いったいどのような目的で作られている広告なんでしょう。

ということで、次回は「編集タイアップ広告」の役割やその目的なんかをお話しまーす。

ではではー。

今日も生きざま更新中!
山口デコ


A DAY:言葉では伝わらない本気

2010年07月07日 23:55

こんばんわ、広めのデコに雨粒がぴちゃりぴちゃりとあたるクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日の話題は「本気」についてです。

「本気」という言葉を使う機会がめっきりなくなって久しいオジサンが、今日ある会社の社長さんをさして「○○さんって本気なんですよね」って言葉をまた聞きすることができて、とてもとてもハッとしたのでした。

その社長さんが「本気」と言われた場に私はいなかったし、その社長さんと直接お話したことなんかあるわけもないのだけれど、その社長さんと本気って言葉がピタリと重なったのでした。

きっと高校生の皆さんのお友達にも、目にも見える数字とかでも表せないけれど、なんだか「本気の様」がビシビシと伝わってくる人ってたりしませんか?

私はそういう人にはある共通することがあると思うのです。

最近、私が「ああ、この人ったら、本気だったんだ…。」と思ったのは、サッカーワールドカップ日本代表の本田選手。

彼のゴールによって勝利が決まったカメルーン戦の直後のインタビューで、たしか彼は「自分でも不思議だけれど、今日の勝利はそれほど喜べない。目標はあくまでもベスト4、そして優勝をめざしている」みたいなことを言ったのですね。

その時は「大言壮語」な威勢のいいアンちゃんだなあ、と思ったのですが、その後の試合での彼のプレイとデンマーク戦のフリーキックで見事な結果を表した彼を見た時、あの時の言葉は本気だったんだと思ったのです。

ふつうに考えてみれば、日本の代表にまでなる選手なのですから「本気」なのはあたりまえなのだけれど、にわかファンなんて勝手なものです。ごめんなさい。

でも本当に勝手なのですが、「本気」っぷりをいくら言葉だけで言い続けても、誰の幸せにも繋がらないと思う。せいぜい狭い仲間うちだけで一時的に仲良しになれるだけじゃないかしら。

その「本気」っぷりが常人の想像を越えていたとしても、その「行動」と「結果」により具現化されることで、多くの人を幸せな気持ちにできると思います。

そんな本田選手と、今日また聞きをしたある会社の社長さんの本気っぷりが、私には重なったのです。

きっと自らの「本気」と人のうれしいに繋げることができる人は、言葉にするまでもなく「やるべきことをやり、その日のためによい準備を着々としてきた」という本田選手の言葉が当てはまる人なんでしょうね。

本気を継続できる人をめざして。

今日も生きざま更新中!
山口デコ


「本気」って自分で言う

A DAY:グラフィックデザインの道具

2010年07月06日 19:00

今日も暑いぞビールが欲しいデコ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

えーと今日はちょっとグラフィックデザインに必要な道具について。

もし高校生の皆さんの中に、明日からグラフィックデザイナーになります!という方がいたらぜひ参考にしてくださいね。

と、その前に「え?グラフィックデザイナー、ってそんなカンタンになれるものなの?」とあなたは思われたかもしれませんね。

だけど、士業のように取得に数年を有する資格が必要な職業ではありませんし、誰に教わるでもなくやる気と能力を自ら磨いて、デザインに関わることでお困りのお客様を自分で見つけて、その問題を解決することができる人がグラフィックデザイナーだと私は思います。

それは仕事の大小に関わらず。例えば、あなたにバンドやDJなど音楽活動をしているお友達がいたら、「フライヤー(チラシ)の制作を手伝わせて」なんて声をかけてみるのもいいと思います。

app.JPG


●グラフィックデザインに必要な道具

話がちょっとわき道にそれましたが、そんなグラフィックデザインの仕事に欠かせない道具がいくつかあるので紹介します。

◆その1【パソコン】
グラフィックデザインの世界ではアップルのMacがベターですが、昔に比べ、今は後述するアプリケーションのほとんどがwindows対応ですので、Mac以外のパソコンでもいいと思います。ただし、モニター画面に表示された時の色とプリンターの出力や印刷された時の色の統一、表示される書体や画像の再現性(見やすさ)は、まだMacが優秀かもしれません。

◆その2【アプリケーションソフト】
大きくわけて3つに分類されます。
・文字や図形、画像を適切な位置関係で配置するレイアウトをするためのソフト
・画像を加工したり、色の補正(キレイに)するためのソフト
・図形や表、グラフなどを作成するためのソフト

それぞれ、ビギナーユースのものからハイエンドなものまで、さまざまなソフトがありますが、私たちがデザインの現場で使用しているのは、Adobe(アドビ)社から発売されているCSシリーズの下記のアプリケーションです。

・レイアウトソフト=Indesign(インデザイン)
・画像用ソフト=Photoshop(フォトショップ)
・図形作成用=Illustrator(イラストレーター)

この3つを主に仕事の内容ごとに組み合わせて使用しています。

◆その3【書体(FONT)】
いま、このブログに表示されている文字もすべて書体(FONT)というものが使用されています。主に使用する日本語書体、欧文(英語)書体ともにさまざまな形をした書体がたくさんあります。

その中から私たちは仕事の内容に合わせて書体を選びデザインレイアウトしていきます。中でも、デザインしたものを印刷してくれる印刷会社さんが使用する書体と共通のものを使用するのが通例で、モリサワ、フォントワークス、大日本スクリーン、Adobe社のオープンタイプという形式の書体をよく使用します。

ざっとデザインの現場で必要な3つの道具を紹介しました。ちなみに、これらに【プリンター】を加える場合もありますが、今後、仕事の規模と内容によっては必要な道具とはいえないかもしれません。

それよりも必要な道具があります。それは【インターネット】です。お客様との連絡手段として、デザイン物の確認をPDF形式のデータでお送りする時、デザインのアイデアをリサーチ(調査)する時などなど、今後も必要な道具といえます。


●道具は揃えるものではありません

では、グラフィックデザインに興味がある高校生の皆さんが、これらの私たちが現場で使用しているものと同じ道具を自分で揃える道具を揃える必要があるかというと、そんなことはありません。

まず、どれも高価な道具ですし、アプリケーションは数年ごとにバージョンアップを繰り替えし、機能だけではなく操作方法も改変されることがありますので、いま高価なソフトを買って覚えても、社会にでる頃にはその技能が陳腐化してしまう可能性もあります。

こられ現場でスタンダードに使われているソフトについては、皆さんが数年後に社会に出てから嫌でも触ることになるはずです。もちろん、このプロブロで紹介されているデザイン系の専門学校でも教えてもらえると思います。

大切なことは道具を揃えることではなく、道具を覚えるための「継続的な意欲」と、道具を道具として使うための「発想力と具現力」を養うことです。

この3つの便利な道具はあなたが発想したアイデアを目に見える具体的なカタチにする際に大いに役立ってくれることでしょう。

その反面、時にこの道具たちは、あなたの大切な発想や具体的なイメージを、道具の中でできることに封じこめようとするので注意が必要です。

そうなるとせっかくの皆さんの発想も台無しです。その結果、みーんなどこか似たようなグラフィックデザインが世の中にあふれてしまうなんてことになりかねません。

道具に備わった便利な機能はあなたを助けるものであって、あなたの発想を制限するものではありません。

道具はあくまでも道具。過剰に賛嘆・反応するものでもないですし、頼るものでもありません。大切なのはあなたの中にだけある「発想力」と「具現力」なのですから。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:雨

2010年07月05日 20:00

こんばんわ。今日も広いデコに太陽を浴びた山口デコです。

梅雨に入ってから、昼間は乱暴な太陽が照りつけるくせに、夜になるときまって雨が降っているような気がする東京。まるで雨期のホーチミンやバンコクみたい。

ただし東南アジアのスコールのように潔いものでもないし、深刻な災害につながる恐れもあるのでちょっとは落ち着いて欲しいところ。

今も窓の外はザアザア、バチバチと雨が道路を打っています。

私が小学校に通っていたころ、梅雨があけるころに決まってやってきた台風たち。7号、9号、11号。どーして8号や10号は抜けちゃったんだろう?って首をかしげて雨の中。

台風になれなかった台風がいると思ってた。

放課後、通学路の坂道を滝のように流れてくる雨水を泥で堰き止めて、傘もささずに遊び続けビシャビシャドロドロで家に帰って怒られて。

子どものころは雨が降るだけでドキドキしたけれど、オジサンになった今は雨が降るだけではドキドキできないのはちと寂しいもの。

たまには傘を放り投げて思いどおりにびしょ濡れになるのもいいかもしれない。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:熱いフライパンのうえで?パラドックス定数『元気で行こう絶望するな、では失敬。』

2010年07月04日 23:55

こんばんわ。デコ広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日は知人の俳優さんが出演する演劇、パラドックス定数 第22項『元気で行こう絶望するな、では失敬。』を観に三鷹市芸術文化センターへ。

高校生の皆さんの中にも演劇や映画などに興味を持たれている方ならご存じかもしれませんね。

今回のこの演劇のモチーフは太宰治。20名の俳優さんたちが男子高校生と大人の間をいったりきたりする熱く切なく甘い友情譚でした。

オジサンにも今でもしょっちゅう一緒に遊ぶ高校時代の友人が何人かいるからか、観劇中は訳もわからず息苦しいような照れくささに包まれてしまい困りました。

きっと、舞台上の同級生に自分や友人を映し見てしまったからかもしれないです。

現実と舞台がメラメラと熱っせられたフライパンのうえでジュバーン!と跳ねるとてもユニークな演劇でした。

▼パラドックス定数 第22項『元気で行こう絶望するな、では失敬。』
http://www.pdx-c.com/tokusetu/22/22.html

今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:知らないことだらけの私

2010年07月03日 23:55

こんばんわ。お休み中もデコが広めのクリエイティブディレクター、山口デコです。

今日、待ち合わせに向かう道をひとりで歩いていると、どこからともなく茶色く堅焼けた枯葉がコロリコロコロと足下を転がっていきました。

豊かな濃緑がノシノシと街におおい茂っている盛夏間近のこの季節に、葉の端のところどころがクルリと丸まった茶色い枯葉がコロコロ。

その枯葉につられて足下をよく見渡してみると同じような茶色い枯葉があちらこちらで転がっています。

どうして、秋でも冬でもなくこれから夏を迎えようとしているのに枯葉がこんなに転がっていくのだろう、どうして?

夏を迎える前に枯葉を落とす木ってあのかな? なんていう木なのかな? いつもこの季節に起こることなのかな? それともめずらしいことなのかな? それともいままで何十年と私が気がつけなかったことなのかな?

そんなことも知らない私。世の中には私の知らないことばかりだ。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

7月のテーマ【フリーと会社勤務の違い】:大切なことは同じ

2010年07月02日 18:00

あっという間の週末、花の金曜日(※注)もデコ広めのクリエイティブディレクターの山口デコです。


※花の金曜:その昔、主に略して「花金(はなきん)」と呼ばれた金曜日の別称。1980年代中頃に週休二日制が多くの会社に導入されたことで土曜日もお休みになり、「金曜日の夜は華々しく遊ぶべし」と官民一体となって浮かれ騒いだ日々の残滓。ちなみにオジサンはまだ中学生だったので、「花金」という言葉を知ったのはとんねるずの某TV番組。


今日は「プロブロ」で毎月出されるお題にひさしぶりにのっかてみることにします。

【フリーと会社勤務の違い】
まずフリーってなーに?という高校生の方もいるかもしれませんので、フリーランスになったことがない私に代わって、その説明をwikipediaにしてもらいます。

「フリーランス (freelance) とは、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である(中略)単発の仕事として様々な仕事はするものの、その仕事を依頼する都度契約を結ぶという形態をとる、自営業の一種である。(中略)クリエイター職のように専ら業務を担当する個人の能力によって成果が決まる職種にフリーランサーが多くみられる。」(via:Wikipedia)

ということですので、世の中の流れによって変化するものだと思いますが、同じ業種でも仕事の内容によりフリーランスに合う仕事と合わない仕事、またフリーランスではできない仕事もあると思います。

ですので、高校生の皆さんの中で「フリーランス」という仕事のやり方に興味がある方は、「会社勤め」との"違い"を知る前に、自分が興味がある、目標にしている仕事がフリーランスに合っているかどうかを調べるのがよいと思います。

私が働いているグラフィックデザインの世界を軸にその周囲を見渡すと実際にフリーランスで活躍されているデザイナー、コピーライター、イラストレーター、カメラマン、編集者の方々がいます。

それはグラフィックデザインの世界が、良くも悪くも個人の能力が評価されやすい仕事が、比較的多くあるということだといえるでしょう。

ここで、フリーランスで働いたことがない私から高校生の皆さんにお伝えしたいのは、グラフィックデザインに関わる仕事は「自分ひとりでは完結できない仕事」ということです。

私たちの仕事は個人の能力が評価されやすいので、自分ひとりの力で自由に楽しく仕事ができるイメージがなんとなくあるかもしれませんが、私のまわりでフリーランスで活躍されている方々は、さまざまな技能をもった方々と協力しながら一緒に仕事に向きあえる下地がしっかりある方ばかりだと思います。

ですのでフリーランスでも会社勤めでも、仕事をするうえで大切なことは実は同じなんだなーと私は思うのでした。

今日も生きざま更新中!
山口デコ

A DAY:余分なもの

2010年07月01日 21:00

こんばんわ。今日もデコが広がってるクリエイティブディレクターの山口デコです。

今日も晴れたり曇ったり雨がぱらついたり、東京は梅雨だというのに熱くて忙しいお天気でした。

私は雨が降らなかったり、夜に友人や知人と食事などの約束がない時は、東京の杉並区というところから事務所のある中央区まで、往復で約30kmの道のりを自転車で通っています。

byc.JPG

この季節はもう頭のてっぺんから足のつま先まで汗ミドロ。ドロンドロンと必死の形相でペダルを踏んでたりします。

なにもそーまでしてチャリ通しなくてもいーのでは、とお客様や協力会社のスタッフの方にたまに言われてしまうのですが、オジサンになった私には、頭の中にも体の中にも余分なものがダンダンと溜まってきてしまうのです。

頭の中の余分なものは、いろいろな人にお会いしてお話を聞いたり、いろいろな本を読んで頭の中の棚を入れ替えたりすることで、整理することができるだけど、体ばっかりは自分でなんとかしなければなりません。

ということで、運動や体を動かすための時間が作れないグウタラな私は通勤時間を利用して必死にペダルを踏むのです。

すでに2年以上続けているドロドロチャリ通も、いいところがちゃんとあります。

●いいところ
朝)昨日飲んで食べたおいしいあれやこれやの中から余分なものが汗と一緒に流れている(はず)。
夜)自宅に戻ってからのビールと唐揚げがとんでもなくおいしい。
というような「無限ループ」が体感できる。

なんてことはさておき、「私のまわりには私と自転車だけの時間と空間が流れているので、頭の中を整理しやすい」ことがチャリ通を始めてイチバンのいいところです。

ペダルを踏みながら頭の中を整理して事務所に着いてからすんなりと仕事を進められるのでした。

私が中学生の頃の担任の先生は毎朝その日に何をやるか、生徒に何を話すかを「トイレの中」で整理してると自慢していましたが、私にとってはそれが自転車のようです。

ただこのチャリ通にもひとつだけ困ったことがあります。それは本が読めないことです。

少し仕事が忙しめになると、せっかく読みたくて買った本が部屋の中にドンドコとたまっていってしまうこともあります。

だからといって、本屋さんで読みたい本に出会ったのにそのままにすることはどうしてもできません。私にとって本はけして余分なものではないでした。

booook.JPG

今日も生きざま更新中!
山口デコ

蟆よ判蟄ヲ遘大頃縺? border=
繧ィ繧、繝馴?イ蟄ヲ繝翫ン
専門学校検索進学相談会専攻学科占いプロのお仕事ブログはじめての方へ
プライバシーポリシーお問い合せリンクサイトマップ資料請求校一覧
Copyright (C) Eibi Tsushin All Right Reserved.