『〜型自分の説明書』なる血液型に関する本が流行っていると聞きます。流行っているとは言っても、世の女性は血液型の話を好むのが常で、今更特に「流行っている」と言う訳ではないのでしょうが、実際かなり売れているらしいですね。先日彼女と一緒に本屋に行った際に、こんな遣り取りがありました。彼女がその『B型自分の説明書』という本を立ち読みしていたのです。
犬一「そんなもん読まん方がええよ」
彼女「なんで?」
犬一「性格ってのは確かに遺伝子とか血液型とか先天的な要素もあるけど、その大半は環境とか経験とか後天的な要素に拠って形成されると思うんや。そんな本を読む事によって、自分の血液型を変に意識してしまって、それで性格に影響を及ぼすなんてつまらんよ」
彼女「でもおもしろいよ。犬も読んでみたら」
と言われたので自分も『A型自分の説明書』をちょっと読んでみました。
…かなり自分に当て嵌っとる…
…しかも本としておもしろい…
危険だと思ったので急いで本を閉じました。
犬一「やっぱりこの本は読まん方がええよ。批判的な意識で読み始めた俺が引き込まれそうになるぐらいやから、かなり影響力のある本なんやろ。この内容を意識してしまって無意識のうちに行動が制限されるなんて、自分の人生にとってかなりの損失やで」
彼女「…うん」
と言って読み続ける彼女。影響を受けやすい子なので心配でした。私の影響は全く受けないのに。特にB型は世の中で阻害されているみたいで、マイナス思考が強くなってもかわいそうなので、速やかにやめさせようとしましたが、自分の勝手な意見を押し付ける事にも抵抗があったので、結局彼女が飽きるまで待ちました。
彼女「これかなり当たってるよ!どうしよう?買おうかな…」
犬一「いや、絶対買わん方がええって!やってこれ…千円もするやん!これは占いと一緒で、誰が読んでもそこそこ当て嵌るようになっとるんやって。内容もただの箇条書きやし、科学的根拠も何もないし、筆者はほとんど努力せず書いとるんやで?ただ編集の仕方が上手いだけやろ?で印税が10パーやから、俺らがそいつに直接100円あげるって事になるんやで?その金がそいつの米代や味噌代に消えると思ったら腹立たしいやろ?」
彼女「いや、買わないけどね…」
ただ私自身がかなり環境や経験に影響されやすい性格なだけなのかも知れませんが、だからこそ、自身の血液型などは意識したくないのです。
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