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1961年、新潟県十日町市生まれ。公立中学英語教師を経て、30歳で書芸家に転身。...

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道無き道をイケ!

2008年12月23日 10:53

今の日本は、昔のように身分制度に縛られていた時代に比べたら遥かに自由な時代だと思う。
でも、自由とはいいようで、実は一番大変なことなんじゃはないかと思う。
たとえば、書を書くときに、何を書いても自由です、と言われるより、お題があったほうが悩む必要もなく楽なわけで・・・
今の時代だって、もちろん生まれや環境の制約や影響は受けるから、まったく自由というわけではないけれど、そういった意味では、昔より遥かに自由なはずだ。
ところが、自由とはいいようで、そこからまた深い人生の苦悩も生まれてくる。

自分は一体何者なのか?
自分はこの広い宇宙で、一体何のために生きているのか?

その答えを求めてさまざまな宗教や哲学もまた生まれたわけだけれども、いまだに人類共通の答えを見い出せずにいる。
そんな中で、その答えをある一つの宗教や哲学を信奉することで解決しようとする人たちも少なくない。それはそれで、その人の自由。信仰を貫き通す人生もまた尊いことだと思う。
だが一方で、もしそれが、魂に落とし込むこと無く他人からの受け売りで終わるなら、ほんとうの意味で、自分自身の人生を生きたことにはならないのではないかと思う。
書の世界で言えば、ある古典や大家の書を信奉し追い求めた末に、自分の世界を創り出すこと無く、そのコピーに終わってしまうのと同じだ。
大切なのは、自分の人生に生きる意味があるとすば、それを自分自身で見い出していくこと・・・書でいえば、人マネではない、自分自身の表現世界を創り出していくこと・・・
その旅は、道無き道をいくが如し・・・地球の地場から離れて宇宙空間を浮遊するようなもので、はなはだ心もとなく、時には孤独に苛まれることもあるだろうけれど、ほんとうの光、自分が生きる真の意味との出会いは、それなくしては有り得ないのではないかと思うのだ。
若者よ・・・道無き道をイケ!
SOGENことなか!

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