行動力の若者VS経験の年寄り
2009年06月02日 17:04
歳をとるにつれて経験が豊かになるとともに、逆にその経験が足枷となって、 新しいチャレンジや試みを避ける傾向が表れてくる。
経験をふまえての計算が先にたち、「そんなこと、やっても無駄だよ。」と、
やる前から諦めてしまったりする。
一方、若者は経験がない分、まず自分でやって確かめてみようとする。
誰かがやって失敗したことでも、もう一度やったらウマくいくかもしれない・・・
だが年寄りの多くは、前例に照らして、やめておけ、と忠告する。
失敗したら、「ほら見たことか!」と嘲笑する。
だが、たとえ失敗したとしても、やらずに無傷でいるよりも、傷を負ってでも
挑んでいく価値はある。失敗から学んで成長する・・・そのためのチャレンジ
なのであって、成功だけが目的ではないからだ。
年寄りを非難するつもりは無い。
年寄りは豊かな経験を持ち、その経験をもとに物事を判断したり、
若者にアドバイスをしてやったりすることができる。
一方、若者には経験が乏しい分、行動力がある。
「実際に、やってみなくちゃ分らない」ということで、物事に臆することなく
挑んでいくことが出来るのが若者だ。
一方、年寄りには、若者にどこまで野放しでやらせて、どこで忠告や
アドバイスをするのかが問われることになる。
若者と年寄りがうまく連係できている組織は、会社にしろお役所にしろ学校にしろ、
生き生きしているはずだ。
若者と年寄り・・・などと便宜的に分けたが、年寄りじみた若者もいれば、
若さに満ちあふれた年寄りもいる。若さは年齢ではない。
昨日、たまたま買って読んだ、『バガボンド』の新刊の後書きに、
作者の井上雄彦が次のように書いていた。
「たとえば目指す場所に誰かの足跡があったとしても
自分の足で道を探すこと
そのことにワクワクしたい」
同じことを言っていると思った。
※作品:SOGEN書「無題」



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