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1961年、新潟県十日町市生まれ。公立中学英語教師を経て、30歳で書芸家に転身。...

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『日本カリグラフィーツアー?平野壮弦講演会』

2009年07月21日 18:24

カリグラフィーツアー?平野壮弦講演会』開催
7月11日(土)

東京・表参道にて、『日本カリグラフィーツアー?平野壮弦講演会』が
開催されました。

このセミナーは、韓国トップのフォントデザイン会社・ヨンデザインの
企画により、韓国のデザイナーやクリエーターを対象として開かれた
ものです。
日本ツアーを兼ねて、とのことらしく、韓国から大勢のツアー客の
方々が参加してくれました。

1. 壮弦によるカリグラフィーの講義?質疑応答
2. 壮弦による書芸パフォーマンス

3. 韓国の三人の著名なカリグラファーの先生方による書芸パフォーマンス
4. 参加者全員による大作の制作

・・・といった手順で行われました。

皆さん、メモまで取りながら聴いてくださる熱心さ・・・
驚いたのが、韓国の三人の先生方による書芸パフォーマンス・・・
筆を使わずに、ティッシュペーパーやダンボールの切れ端、
ペットボトルなんかで書いたりと、その遊び心に感心しました。

ふつうの書道の世界からしたら、筆を使わないなど邪道であり、
書ではない、ということになるでしょうが、私たちの求めているものは
「書道」ではなく「書芸術」・・・根底に「書」があればよいのです。
ティッシュやペットボトルで書いたりするのは、ただ面白可笑しく
見せたいからではありません。

そしてまた、さらに驚いたのが、最後に参加者全員で書いた大作・・・
これがまた、スゴかった!!!
みんなで自由自在に遊んで書いたコラボレーションによる大作。
これは、韓国の三人の先生方が書に遊ぶ様を見てから書いたせいも
あると思いますが、ものスゴいパワーをもった作品が生まれたのには
驚きました。
まさか、ここまでのものが出来るとは・・・

とにかく、韓国の人たちの熱意に、こちらが感動し、
パワーをいただいた講演会となりました。
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ソウル、イってきました

2009年07月16日 15:42

去る6月29日から7月8日まで開催された『書芸精神2009ソウル』参加のため、
韓国にイって参りました。

日中韓の巨匠から精鋭作家まで、百数十名が集う書芸術の祭典。
オープニングセレモニーでは、日本を代表しての書芸パフォーマンスも
やらせていただきました。

充実した、非常にレベルの高い展覧会であったと思います。

韓国の友人たちが熱烈に歓迎してくれて、おかげさまで、
とても楽しく、有意義な時を過ごさせてもらうことができました。
韓国のみなさんに心より御礼を申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。

このような展覧会がきっかけとなって、伝統文化としての「書道」
という枠組みを超え、ソウル to ソウルで感じあえるような、
新たな書芸術の波が起こっていくことを期待しています。


写真1・・・『書芸精神2009ソウル』ポスター
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写真2・・・会場となった「芸術の殿堂」前で。
      向かって左・同行した五十嵐晃画伯  右・書家の柳澤魁秀氏
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写真3・・・SOGEN出品作品のうちの1点『纏い汚されし者』
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写真4・・・会場での書芸パフォーマンス風景  
     音楽は、韓国の弦楽器の第一人者の金泳幸氏と、      
日本の鼓の奏者として世界的に著名な大倉正之助氏
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写真5・・・韓国の朋友たちとの熱い夜
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芸術家は孤独

2009年07月08日 17:25

「芸術家は絶対的に孤独である」と、かつて岡本太郎が言った。

この世は芸術家にとって生きづらいものだ。

芸術家は人間の目に見えない世界とシンクロし、表現しようとする。

そしてその芸術性が高ければ高いほど、人間の常識的な世界からは

離れていくことになる。


だがその一方で、芸術家も一社会人であるから、社会の常識に従って

生きていかなければならない。

芸術家は、そのギャップに苦悶する。

人と心を通わせたい・・・人に何かしら伝えたい・・・

それでも、周囲に迎合することなく、己に正直に、

まっしぐらに生きていかなくてはならない・・・

それは孤独な闘いである。

闇の中を手探りで進むその孤独感は図り知れないが、

それでも、一筋の光をこそ求めて進んでいきたい・・・


かつて岡本太郎が言ったように、

「何なんだ、コレは?! でも、何だか分らないけれどおもしろい!」

そんな作品を、これからも生あるかぎり、生み出してイキたいと思っている。



※SOGEN作品「纏い汚されし者」(書芸精神2009INソウル・出展作)
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目には見えぬもの、耳には聴こえぬもの・・・

目には見えないものを見る心

耳には聴こえないものを聴く心

そんな心を持ちつづけたい

そんな心と出会いたい


※SOGEN書「たゆたうもの」
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床の間の書

2009年07月07日 11:51

床の間の掛軸の書を頼んでいただいた方から写真をいただいたので
ご紹介します。

「健彩和誠」

はい・・・時にマジメに?書いています。

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精神的な快楽V.S.肉体的な快楽

2009年07月06日 14:37

快楽には大きく分けて、精神的な快楽と肉体的な快楽があると思う。
肉体的な快楽には、食欲・性欲・睡眠欲といった三大欲を満たすことで
得られる快感が含まれる。
だが、それとて、脳が気持ちいいと感じるのだから、肉体的な快楽を通して
精神的な快楽を得ているのだと言えるかもしれない。

作家の林真理子さんが昔、『さみしい女は太る』という本を出して注目された
ことがある。
さみしいと食べるのは、精神的なさみしさを、食欲を満たすことで補おうとする
行為なのであり、過食症などは、その延長上にあるように思う。
性的なものに囚われて振り回されがちな人も、やはり、さみしさを紛らわすため、
その代償を求めてのことなのかもしれない。

快楽には精神的な快楽と肉体的な快楽がある言ったが、究極の快楽は、
精神的な快楽のほうにあるように思う。
もし仮に、同じくらい強烈な精神的な快楽と肉体的な快楽があるとすれば、
精神的な快楽のほうに軍配が上がる気がする。
心が完全に満たされて、光に満ち溢れていたならば、肉体的な快楽というものは、
もはやさほど必要なくなるかもしれない。

以前ブログで、『最後の冒険者』という本を紹介させてもらった。
昨年の2月に、熱気球による大平洋横断の途上で消息を断った冒険家の
神田道夫さんのことを綴ったノンフィクション。
植村直己さんにしろ、神田さんにしろ、なぜ命の危険を賭けてまで、
冒険に乗り出そうとしたのか・・・
家にいれば、愛する家族と共に、何不自由のない快適な生活を送ることが
できたというのに・・・
思うにそれは、冒険が、彼らにとって、日常の平穏な生活の中で得られる
肉体的、精神的な快楽以上の、強烈な精神的な快楽を得ることができる場
だったから・・・なのではないかと思う。
彼らにとって、命を賭けての冒険は、快楽の極み・・・
だからこそ、死ぬまでやめることができなかったのではないだろうか。

生涯において、そんな強烈な精神的快楽を得られるものに巡り合えた人は、
幸せだと思う。
ふつうの人間は、常に精神的な快楽と.肉体的な快楽の間で揺れ動き、
精神的な快楽が得られないその代償として、肉体的な快楽を求めがち
なように思う。 だがそれは、人として、当然といえば当然のこと・・・
人間はその生涯を通して、自分の中にある、精神的な欲望と、
肉体的な欲望との折り合いをつけながら、生きていくもの
なのかもしれない。
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直江兼続の旗印

2009年07月03日 12:22

新潟県長岡市与板にある兼続・おせんミュージアムを見学。
家康に送った直江状の写しや、「愛」の文字を冠した兼続の鎧などもあった。
直江状の筆書きの書から、直江兼続という人の気骨がヒシヒシと感じられたよ。

前田慶次の鎧もあったよ。さすが天下の傾奇者ってかんじでオシャレだったな。
昔の武士にとって、鎧は晴れ着みたいなもんで、オーダーメイドとかで 造らせていたんだろうな・・・
写真は直江兼続が戦場で掲げたという旗印。
うーむ・・・これって、カワイくない?
戦なのに、なんだか拍子抜けしそう・・・
いや・・・ゆるキャラで敵の戦意を削ぐ作戦か?!・笑
それにしても、この旗印、いま見ても、シンボリックで 超洗練されたマークだと思うんだけど・・・
昔もやっぱり、センスいい人がいたんだね・・・

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志賀高原ロマン美術館「書×デザイン 挑戦の系譜展」の御礼

2009年07月01日 18:03

4月6日から6月28日まで、黒川紀章氏の設計による志賀高原ロマン美術館で
開催された「書×デザイン 挑戦の系譜展」、おかげさまで無事閉幕しました。
開催にあたり御協力いただいた方々、会期中お運びいただいた方々に、
厚く御礼申し上げます。

海外も含め、美術館という場で、書とデザインの関わりをテーマとした
本格的な展覧会が開かれたのは、おそらく初めてのこと・・・
そういった意味でも、本展は非常に画期的で意義深いものであったと思います。

書芸ワークショップも開催され、多数の町民の方々にご参加いただき、
そこで書かれた作品も美術館に展示できたことも、大きな収穫でした。

本展はそういった意味で、大成功でしたが、それに満足することなく、
いまに生きる芸術としての書芸世界を、これからも求め続けて
いきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。

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