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SOGEN
1961年、新潟県十日町市生まれ。公立中学英語教師を経て、30歳で書芸家に転身。...

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逃げてばかりで楽しいか?

2010年04月27日 17:24

逃げてばかりで楽しいか?

負けるんじゃないか、人から蔑まれるんじゃないか、
それが怖くて、逃げている。
逃げていれば、傷つくことも少ないし、楽だろう。
だが、自分を生み、はぐくんできてくれた、すべてのものたちを思うとき、
自分が自分らしく生きずに引きこもっていていることは、裏切りだ。

負けても負けても、傷だらけになりながらも挑んでいく。
そこにこそ、人生の意義があるんじゃないか。
そこから、楽を超えた、本当の楽しさが生まれるんじゃないか。
勝者は勝利を得るが、敗者は勝者にも劣らぬ、
人生の美の表現者となるのだ。

挑め!

他人のために死ねるか?

他人のために、自分の命を捨てる、ということが、出来るだろうか?
たとえば、自分が死ねば、世界中の人たちが幸福になることが
保証されているとしたら・・・
もしそうなら、もしかしたら、喜んで命を捧げることが出来るかもしれない。

一方で、人間は生き物だから、生存本能というものがある。
たとえば、もし誰かを殺めなければ、自分は生き延びることが出来ないという
状況になれば、人を殺めもするだろう。

人間以外の生き物は、無益な殺生はしない一方、他者を殺しても生き延びる、
という本能には忠実だ。
人間は、無益な殺生をすることがある反面、他者のために自らの命さえ捧げる
という、犠牲的精神をもまた有している。

人類の歴史は、他者を殺しても生き延びたいという生存本能から生ずる、
利己的な欲望と、他者のために命さえ投げ出すという、愛情・利他・奉仕の
精神とのせめぎ合いの中で紡がれてきた、といえるかもしれない。

自分が得をしたい、楽をしたいという、利己的な精神と、他者の幸福を願う、
利他の精神。
どちらがいい悪いではなく、どっちもあるのが人間で、そのせめぎあいの中に、
人生も、そして人類の歴史もまた、あるように思う。

2010・SOGEN書芸塾ARC、スタートしました!

2010年度・SOGEN書芸塾ARC、4月よりスタートしました。
少人数ながら、大変充実した内容となっています。
ARCは、書を通して自分と向き合い、また交流する場。
主役は皆さん一人一人です!

基礎クラスは、書表現の基本的な技法や発想法を学ぶ場。
創作クラスは、自由な創作活動の場。

このほかに、書芸の真髄を個別指導を通じて直に伝授する、
SOGEN直伝教室があります。

ARCが一番大事にしているものは、みなさん一人一人の
心であり、魂です。
書が上手く書けるということは、素晴らしい!
心や魂がこもった書が書けたなら、なお素晴らしい!!

書道の上手下手にこだわらず、あなた自身の心・魂を、ぜひ、
書で、思いっきり表現してみてください。
きっとそこに、あなた自身も気づかなかった、素晴らしい宝物が
見つかるはずです。


■ご案内の詳細
http://hiranosogen.jp/school/school.php

■お申し込み、お問い合わせ先
EXTESION  E-mail: info@extensionjapan.com


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映画『書道ガールズ!!』試写会へ

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今日は、ワーナー・ブラザーズ映画さんからのご依頼で、
5月15日公開予定の映画『書道ガールズ』試写会へ
行かせていただきました。
映画を見て、何かコメントをお願いしたい、とのこと。

正式なコメントは、ほかでまた見ていただくこととして、
以下、ざっくりとした感想です。

係の者から、ちまたでは書道ブームだと聞いております。
書道ガールズの映画化も、その一つの表れなのでしょう。
特に若い人たちに、華やかなスポーツなどと比べると、地味だと
思われている「書道」が注目されるのは、喜ばしいこと。
映画では、ただ立派な書を書く、ということだけでなく、
誰かを繋げ、誰かと繋がるために書を書くのだ、といった視点が
感じられたのがよかったと思います。
見どころは、書道パフォーマンス。
キャスト自ら一発勝負で挑んだだけあって、生き生きとした、
実に見ごたえのある内容でした。
もっと遊んでもいいのに、とは思いましたが。

書道パフォーマンスは邪道だという見方もありますが、
生き生きと楽しく書を書く、というのは、素晴らしいこと。
それは、書のみならず、あらゆる芸術・芸道のこころ
なのではないかと思います。

アートセラピー・芸術はみんなのもの

2010年04月22日 8:51

アートセラピーという分野があるのをご存知ですか?

さまざまな芸術活動を通して、人々の心を癒す精神療法です。
最初はもっぱら精神病患者の治療に用いられていましたが、
今日では、一般の親子教育の一環としても活用されています。
海外では、アートセラピストが職業として認知されていますが、
日本では、まだあまり知られていないようです。

芸術家は、何か特別な才能を持った人のように思われます。
しかしながら、、そういった視点で見ると、芸術家とは、
実は何かしらの人並外れた精神的なストレスやトラウマをかかえた
人たちであり、芸術作品は、それを癒すための創作活動の産物・・・
ゴッホ、バスキア、草間やよいなどは、その典型。
闇が深いほど、求める光もまた、より強くなるのかもしれません。


芸術は、何も特別な才能を持った人たちの専売特許ではなく、
みんなのもの・・・
現代芸術は、自分を認め、お互いを認め合う、関係性の創造活動
でもあるのだと思います。

2010年度「SOGEN書芸塾ARC」スターート!!!

2010年04月19日 15:58

2010年度「SOGEN書芸塾ARC」が始まりました。

ARC は、お手本を見ながら書くといった、ふつうの書道教室ではありません。
心のままに表現することを通して、自分を認め、お互いを認め合う、
アート活動の場です。
字の上手下手は関係ありません。


クラスには、基本的な書の表現方法を身につけるための「基礎クラス」と、
自由な創作活動を中心とした「創作クラス」とがあります。

日時は、毎月第3土曜日の午後1時から5時半まで。
会場は、御茶ノ水スクール・オブ・ビジネスです。


興味のある方は、ぜひ参加してくださいねー

http://hiranosogen.jp/school/school.php

漫画家・千秋太郎さんの仕事場訪問

2010年04月13日 21:17

今日は、東京都南大沢にある、漫画家の千秋太郎さんの仕事場を
訪問しました。
千秋さんの描く漫画は、少年チャンピョンなどに連載されているので、
見たことがある人もいると思います。

アート志望のフランス人の若者二人と、漫画家のU先生、
マネージャーのFくん、SOGENの合せて5名でおじゃましました。

日本の漫画は、いまや世界的なブームであり、日本の漫画に憧れる
海外の若者たちも少なくないようです。
千秋さんは、そんな彼らに、今の日本の漫画界の現状や、
漫画の世界で食べていくということについて、とても率直に
話してくれました。
千秋さんは言いました。
「漫画はアートではなく、エンターテイメント。一人よがりではダメ。
どうやったら読者に楽しんでもらえるか・・・客観的に物事を分析
できる力が必要です。」

なるほど・・・
漫画の世界ってーのも、きびしいもんだね。
いや?、いい勉強になりました。

こだわり

こだわりが無ければ、生きられない。

こだわり過ぎたら、生きづらい。

『アキレスと亀』

2010年04月12日 10:47

北野武監督作品『アキレスと亀』を観る。
ずっと気になってはいたが、観ていなかった作品。

絵が一枚も売れない芸術家夫婦の物語・・・
よくもまあ、こんな映画を作ったものだ。
これでじゃあ、日本でウケないわけだ。

だが、逆に、よくぞこんな映画を作ったものだと思う。
そこに、北野武という人の天才性を感じる。

北野武と岡本太郎がダブって感じられるのはなぜだろう。
どちらもヤンチャで子どものよう。
時代と切り結びながらも、時代を超えて、遥か遠くを見ている。
日本では正当に評価されていないところがあるが、
海外での評価はすこぶいる高い。

たけしさんと親しい友人から、よかったら今度、紹介します、と
言ってもらってから久しい。
生涯、一度なりとも、ぜひ会ってみたい人である。

自然体のすゝめ

2010年04月11日 9:21

人は、心も体も、緊張と弛緩を繰り返しながら生きています。
カッとなったり、しょげたり、ワクワクしたり、色々です。
常に心身をよい状態で保てたらいいのですが、
張り切り過ぎたり、緩みすぎたりと、なかなか思うようにはいきません。

「火事場の馬鹿力」などと言うように、人はカッとしたときに
一番力が出そうなものですが、実は、人の力が一番出るのは、
緊張と弛緩(リラグぜーション)のバランスがとれている時です。

それは、スポーツや武道、音楽や書などの芸術活動、
仕事や試験といった、すべてに当てはまるように思います。

書道のパフォーマンスなどでも、「エイヤー!」などと絶叫しながら
威勢よく書いているのを目にすることがありますが、
アレはショーアップのためであって、実際の書作は、実はとても静かで、
何てことのないものなのです。

井上雄彦氏の『バガボンド』でも、「天下無双といわれる剣士が、
こんなにも物静かな存在だったとは・・・」といったセリフが出てきます。

何の世界でも、真の達人は、常に自然体で、物静かなもののようです。

美術と芸術のちがい

2010年04月08日 9:16

美術とは、より客観的な美を生み出す術

芸術とは、より主観的・絶対的な美を生み出す術


なるほど・・・

サイバーアーツジャパン展

2010年04月07日 10:10

東京都現代美術館で開催中の『サイバーアーツジャパン展』を観る。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/112/

電子アートを中心としたニューメディアの展覧。
いますぐ何か人の役に立つようなものではないが、おそらく
将来において、人間生活にも革命的な変化をもたらしていくであろう、
新しいメディアの展覧。

電子や光もまた、人の心を動かす波なのだ。


東京都現代美術館を訪れたのは初めてだったが、常設展も含めて
楽しめた。

ちなみに、『バカボンド』などの作者として著名な漫画家の
井上雄彦氏が、エントランスにおいて、巨大壁画を製作中。
バガボンドの宮本武蔵を水墨で描いている。高さ7Mはデカい!

すべては波である

2010年04月06日 10:08

すべてのものの本質は、波である

光も、音も、物体も、動物も、人も、そして人の心も・・・


感動とは、心の波が動くこと


音楽は音の波

絵画はカタチと色の波

彫刻は物体の波

書は筆線の波


それらが心の波とシンクロしたとき

そこに感動が生まれるのだ

点と線

2010年04月05日 10:06

いままで点だったものが、線になりつつあるのを感じる

点であった一個一個の細胞が繋がり、新たな生命が生まれていく

生きているうちに、どれだけの線を引くことができるのか

そこに、私の生きる道はある

桜の花のように

2010年04月03日 16:01

東京都内を襲った連日の大嵐で、せっかく咲いた桜の花も、さすがに
散りさってしまうのでは、と思われたが、意外にも、容易には散らなかった。

なぜだろう?

テレビを見て知ったという友人から聴いた話だが、
桜の花は、昆虫などを媒体とした受粉が終わるまでは、
何があろうとテコでも散らずに、枝にしがみついているのだという。
その用が済むと、自ら散っていくものらしい。

なるほど・・・
なんだか、桜の花に、人生を教えられている気がした。
自分の役目が済むまでは、どんな大嵐に見舞われようとも、
けっして諦めず、それさえ終われば、未練を残さずに、潔く散っていく。

日本人が桜の花を愛でるのは、もしかしたら、そんな清清しい生き様を、
桜の花の姿に垣間見ているからなのかもしれない、などと、
今日、花見をしながら思った。

アートフェア東京

有楽町の東京国際アートフォーラムで開催中の、アートフェア東京へ。
友人のコンテンポラリーギャラリーが出展してるので、のぞいてみた。
現代日本のアート市場を一望。
なりほれ、へー、ふーん、ちかれたー。

4日まで、やってるよん。
http://www.artfairtokyo.com/

能と狂言の世界

2010年04月02日 9:55

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能と狂言の舞台「紅葉狩」をNAKANOゼロで観ました。
能も狂言も、まともに観るのは初めてのことでしたが、
とても面白く見せてもらうことができました。

能には、バレエやモダンダンスのような派手な動きは無く、
微妙な身体や手足の運びでみせるわけですが、そこに
日本文化の粋のようなものを感じました。

一般的な踊りでは、動かなければ踊っているとは言えない
わけですが、能の場合は、動かずして舞っている、といった
ことが少なくないように思います。「静中の動」というのでしょうか。
これは書にも通ずるものだと思います。

草花が、人目にそれと分かるように、自ら動くような
ことはない。
風が吹けばそよぎもしますが、自分の意思で、動こうと
思って動いているわけではありません。
けれども、日本の古人たちは、そういった動かぬ自然物の中にも
神仏を見出していた。
それゆえに、動かなぬ人の姿形からも、さまざまなものを
感じ取ることができ、それが、観賞者のイマジネーションを
必要とする、能のスタイルにも繋がっていったのでは
ないかと思います。


狂言も初めて観たのですが、大変面白かったです。
野村萬斎、やはり、現代最高の狂言方であり、
エンターテイナーであると思いました。

フランス人留学生と書芸ー2

2010年04月01日 10:46

先週行った、フランス人留学生の若者たちによる書芸ワークショップ、
好評につき、弟2弾を、両国のS先生宅で開催しました。

初体験にもかかわらず、彼らが、筆やハケの表裏を使って、
漢字からアブストラクトまで、自在に書く様には驚かされました。

最後は、みんなでコラボ制作!
パワーあふれる楽しい作品が生まれました。

参加者のジェロームくん曰く、「フランスに帰ってからもぜひやりたい!」
書芸の精神が、こうした形で海外にも伝わっていくのは、嬉しいかぎりです。
ぜひ、帰国してからも、書芸術に親しんでいってもらえたらと思います。


来週、弟3弾、やります!

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