「挨拶」の意味
2010年09月06日 9:18
「挨拶」・あいさつ
漢字の「挨」も「拶」も、「ぎりぎりに近寄って身を寄せる」といった意味で、
この二つの字を組み合わせたものが、日本語の「挨拶」です。
「身を寄せる」には、「心を寄せる」という意味もあるように思います。
日本人は、海外の人から、とても礼儀正しい民族であると思われているようです。
たしかに、公の場や初対面の場、自分が見知っている人に出会ったときなどは、
ちゃんと挨拶もして、礼儀正しく振舞ったりしますが、一方で、見ず知らずの
人に対しては、どうでしょうか。
これはアメリjカに行ったときに感じたことですが、アメリカ人は、公共の場で、
見知らぬ人に対しても、よく挨拶をします。
バスの乗り降りのとき、道を開けてほしいときなど、、‘Good morning.‘
‘Thank you.‘‘Excuse me‘などと、互いに気軽に声をかけあいます。
これは、アメリカという国が、他民族国家である、ということもあるように思います。
人それぞれ、民族や宗教、ものの考え方などに違いはあっても、
まず人間として相手の存在を認める、という姿勢が基本にある・・・
そう考えると、挨拶とは、人間同士の最低限の礼儀である、
と言えるのかもしれません。
「挨拶」というと、何か形式的なことのように思いがちです。
でも、単なる形式ではなく、お互いが人間として認め合うための術であり、
人それぞれ、さまざまな違いや好き嫌いを超えて、少しでも心を寄せて
いこうとする姿勢の表れ・・・それが「挨拶」なのではないかと思います。


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