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=☆東 春平
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目と耳の分解能について

2008年11月30日 20:57

| 記事アーカイブ |

人間の目は残像効果といって見た物が消えたあともしばらく残って見えるような現象があります。

たとえばテレビは1秒間に30枚の画像を表示していますが人間は連続した動画として認識します。

蛍光灯なども1秒間に50回から60回の点滅をしていますが点灯していると認識します。

一方聴覚ではテレビと同じ1/30秒間隔の音を聞くとあきらかに別々の音として聞き分けることができます。

倍の1/60秒間隔の音でも容易に聞き分けることができると思います。

このことから耳は目よりも分解能が高いと言えると思います。

音響エンジニアの実際の作業では数ミリセック単位の調整をすることは日常的です。1ミリセックは0.01秒になります。

ちなみに音は1秒でおよそ340m進みます。0.01秒では3.4m進むということになりますね。

たとえば音源に近いマイクと距離が3.4m離れたマイクの場合近いマイクに比べ離れたマイクは0.01秒の遅延が発生するわけです。

一般的には聴覚より視覚の方が影響力が大きいと考える人は多いと思いますが人間は視覚よりも聴覚の情報を優先することが研究により証明されています。

普段あまり気にすることのない耳の機能ですがこれを意識してみると新しい発見に出会えるかもしれませんね。

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音楽系と非音楽系の仕事

2008年11月29日 20:35

| 記事アーカイブ |

音響エンジニアと聞くと音楽のイメージが強いでしょうか?実は非音楽系の仕事も多いと思います。

音楽が好きだから音楽に関わる仕事を探す場合は音響エンジニア以外にも音楽関係の仕事があると思います。

自分の知っている範囲ですが音楽系の仕事は音楽を専門としているスタジオや会社が主に行っています。

正確に調べたわけではないのですが音響エンジニアの仕事を音楽系と非音楽系に分けると音楽系の仕事の方が少ないような気がします。

これは音楽専門スタジオの数とMAなどの映像の音を仕上げるようなスタジオの数を比較しても音楽系の方が少ないことからも想像できます。

音楽が好きだからPAの仕事に就きたいと思う人もいるかも知れません。

でもPA会社の全てが音楽のPAを行っているわけではないのが実情です。

もし音楽が好きだからとか音楽関係の仕事に就きたいからといった気持ちで音響エンジニアの道を進もうと考える場合は就職先の会社がどのていど音楽系の仕事をしているのか調べると良いと思います。


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いい音について Part2

2008年11月27日 23:32

| 記事アーカイブ |

音響エンジニアをしているといい音について考える機会が多くなります。

いい音についてのテーマは2006年3月にも投稿していますので今回はPart2になりますね。

先週のレコーディングワークショップでも話したのですが人がいい音と感じる要素は「品質」と「バランス」にあるように思います。

品質とは周波数特性やダイナミックレンジといった数値で表される性能のようなものです。

例えばCDの性能は

周波数特性 20Hzから20,000Hz
ダイナミックレンジ96dB

といわれています。あまり知られていないかも知れませんがDVD-Audioの性能は

周波数特性 20Hzから40,000Hz
ダイナミックレンジ120dB

という性能のものが多いです。

数値を比較するとDVD-Audioの性能の方が勝っていますが実際に比較視聴をすると意外な結果になることもあります。

一般の人に性能を伝えずに音楽をブラインド試聴をすると必ずしも性能の高い方がいい音と感じるわけではないといった経験があります。

性能の差がはっきり出るような単純な音源の場合は除き音楽などの複雑な音源の場合は試聴者の好みや聞き慣れた音や親しみやすい音が好まれる傾向があるように感じます。

音響エンジニアが音を調整できる要素を考えてみると

EQ(周波数)
コンプ(ダイナミックレンジ)
ディレイ(時間を遅延させること)
エフェクト(残響付加など)
バランス(個別に録音された楽器の音量調節)

といったところが思い浮かびます。逆に言うとこれらの要素しか調整できないとも考えられます。

このような調整をすることを自分は「音のバランスを取る」と言っています。

どんなに美味しい食材でも調理方法で味が左右するように性能が高い機器を使っても音調整(バランス)で音の印象が左右することは容易に想像できると思います。

自分の経験からですがいい音のイメージは音楽のジャンルによっても傾向があります。

演歌のイメージとロックのイメージやクラッシック音楽のイメージなど想像しただけでも違いがありそうですよね。

一般的には演歌の曲をロックのイメージでバランスをとっても受け入れられ難いと思います。

また国民性によっても傾向があるように思いますね。これは言語や生活様式の違いから来ているとよく言われています。

色の感覚なんかも国民性があると聞いたことがあります。そう考えて行くといい音は色の感覚や食べ物の感覚と同じようなものなのかも知れませんね。

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レコーディングワークショップ

2008年11月26日 22:23

| 記事アーカイブ |

先週の3連休は名古屋市青少年文化センターの第2スタジオでレコーディングワークショップの講師として20代の皆さんと交流をしてきました。

このレコーディングワークショップは今年の1月に引き続き2回目の開催になります。

電気や音響の基礎の座学とマイクアレンジから実際のレコーディングまで行います。

参加者は24才から25才が中心で29才までの青少年が対象で2日間にわたって行いました。

自分は望んだわけではないのですが30代から音響技術や機材の操作説明などを人前で話す機会が多いのです。

なので人前で音響技術やレコーディング技術について話しをするのに慣れているようです。

カンペ(メモ)を見ることなく2日間話せるのが自分でも不思議に感じます。

大筋の項目や流れは事前に決めておきますがその内容に付いてはすべてアドリブで話をします。

話の途中で受講者の素朴な質問を受けて新しいテーマや話題に付いて話すこともよくあります。

最近ではレコーディングや音響に関しての書籍も多く出版されています。

自分は仕事の経験を通して色々なことを学んできましたので書籍には書かれていないようなことを話すように心がけました。

ワークショップは有料ですから参加者の皆さんに必ず何かノウハウやヒントを持ち帰ってもらいたいと考えました。

また主催者の青少年文化センターの方にも開催して良かったと喜んでもらわなければなりませんしね。

2日目のワークショップが終わり会食をしていたら1月にワークショップを受講した2人が駆けつけてくれました。

打合せの前ということで短い時間でしたが「東先生から教わったことが実践でとても役に立っている」と言われとても嬉しく思いました。

人から感謝されたり人の役に立っていると実感できることはとても幸を感じるものだとしみじみ思いました。

次回もまたワークショップの企画があるそうですから楽しみです。

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成功のセンス

2008年11月15日 4:32

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人は誰でも将来の夢や希望を持っていると思います。しかし思ったようには行かないのが現実ではないでしょうか?

諦めずに努力を続ければ必ず夢はかなうと言う人もいます。夢をかなえた人は諦めずに努力を続けてきた人が多いですから納得できます。

いったいどのような努力をすればよいのでしょうか?自分はときたま自問自答することがあります。

別の言い方をすればいつも努力のテーマを探しています。

このテーマは自分の置かれている状況によって違ってくるものなのですがその中から多くの人にも参考になるような事を考えてみました。

それは「自分の言動が相手にどのように受け止められるかを意識すること」です。

自分が今まで接してきた成功者の人に共通して見られる部分がこの意識の高さのように思います。

例えば、

成功している役者さんは自分の演技を相手に伝えるのが上手だからですよね。

成功している音響技術者は相手に心地よく音を伝えるのが上手いです。

成功しているリーダーは部下を使うのが上手いです。

成功している営業マンはお客さまの心を掴むのが上手いからですよね。

ほとんどの場合成功するためには必ず相手が存在するわけです。その相手から認めらることによって成功するのではないでしょうか?

スポーツや格闘技は決められたルールの中で相手に勝つわけですからちょっと違ってくるかも知れませんね。

でも相手に勝つためにどのような努力をすれば結果に結びつくのかといった意味では近い物があるかも知れません。

成功するためには知識や経験を積んで自分を高めるわけですよね。でも知識や経験を積んだだけでは十分ではないように思います。

チャンスだったり家柄だったり資金力や人脈もあるかも知れませんね。

自分の接してきた成功者に共通して感じるのは自分の言動が相手にどのように受け止められるかの意識がとても高いように思いますね。

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【テーマ】人脈の作り方

2008年11月12日 1:36

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人脈は作ろうと思うと意外と難しいような気がします。多くの人と会えば良いかというとそうでもないようです。

自分は1995年前後に大手企業に音響技術者として勤務していた経験があります。

この時は年間600人くらいの人と名刺交換をしていました。3年間で2000人近くの名刺が溜まったのを覚えています。

この中から人脈と呼べる関係になった人は2
0人程度のような気がします。なんと1%ですね。

自分の考える人脈像はただ知り合いになっただけの関係ではありません。お互いに心を開いて相談をしたり意見を聞いたり時には仕事の関わり合いもあるような関係です。

自分の過去を振り返って考えてみると人脈は相性の良い悪いは関係なく時の縁みたいな気がします。

とくに仕事の人脈に関しては相性が良い人よりも普通かむしろ悪いんじゃないかと思う人の方が実績があったりします。

不思議ですがこれが自分の経験してきた実態です。

また現在の人脈の出会いを振り返ってみるとほとんどが知人繋がりだったりします。知人の知人の知人みたいな感じはよくありますね。

そう考えると新規の人脈の出会いの可能性は現在の知人から生まれる可能性が一番高いと言えるかもしれません。

そのためには知人との信頼関係やお互いの理解を深めることが重要なのかも知れません。

コミュニケーションはとかく相性の良い人に偏りがちですがもしかしたらそうでない人の所に新しい可能性を大きく秘めているかも知れませんね。

自分の過去の経験を振り返るとそんな感じです。

ちなみにインターネットを通して人脈が広がったことは非常に少ないです。ゼロではありませんがほとんどゼロみないなものです。

商品が売れたり仕事の問い合わせや依頼があることはありますがそれ以上の繋がりには発展しませんね。

自分のインターネットやE-Mailデビューは1993年ですから比較的長い方だと思います。

ネットを通して人と知り合うことも日常的ですしネットを使って人脈を広げている人もいると思います。

自分はネットの活用のしかたがいまいちなのかも知れませんね。

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【テーマ】自分の売りは何ですか?

2008年11月11日 3:05

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自分の売りを自分で表現するのは照れくさいですね。また自分の考えている事と他人の受けている印象に違いがあることもあります。

本当は何なのかよく分からなくなる時があります。

自分の考える売りは「初見の強み」です。経験の浅い仕事でも実体を注意深く観察して素早く対応します。

これに気が付いたのは30代の中盤頃だったと思います。回りの人が経験の浅い事に戸惑っていることがきっかけで気が付きました。

プロになると専門性が強くなります。音楽のジャンルは幅広く音響の幅はもっと幅広くなるのではないでしょうか?

プロの仕事は自分の志向を追求するものではなく結果を出すものですから経験の無いジャンルに対しては結果を出せるのかとても不安になります。

他人からは「本番に強い」とか「真面目」な印象を受けると聞くことが多いです。自覚は少ないですが。

そう言われてみると自分は「ずるをする人」が苦手で嫌いです。だから自分が真面目だとは思っていませんが・・・。

実は自分は「努力」を売りにしたいと思っています。でも努力を売りにできるほどの自身がありません。

社会経験を積んでくると努力をしなくても経験で乗り切れる場面が多くなってきます。

仕事や日常生活は規則的なパターンの繰り返しだったりしますから経験を積んで慣れると楽になってくるように思います。

これを自分は仕事習慣や生活習慣と言っています。この習慣のパターンを繰り返していると新しい事にチャレンジしにくくなるように思います。

キャリアは長くても潰しのきかない人はこのタイプの人が多いように思います。仕事の性質によってはこれでも良いと思います。

しかし自分のような仕事は常に新しい事にチャレンジしたり研究する努力が不可欠のように思います。

でもこれは口で言うほど簡単なことでは無いのですよね。自分も努力はしているつもりですがまだまだだと感じます。

頑張らなくちゃいけませんね。

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【テーマ】この業界の転職事情

2008年11月03日 23:50

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この業界の転職事情はどちらかというと転職しやすい傾向のような気がします。

ただ音響エンジニアという仕事そのものがそんなに大きな業界ではないと思います。

ですから経験があれば比較的転職はしやすいように思います。しかし転職することによって待遇がアップようなチャンスは多くはないと思います。

業界の景気は1980年から1990年代のバブル景気をピークにその後のバブル崩壊で厳しい淘汰の時代を迎えましました。現在は比較的安定しているように感じます。

転職の理由を自分の経験から振り返りって考えてみました。大きく4つ思い付きました。

1.職場や仕事に見切りをつける
2.ヘッドハンティングなどの引き抜き
3.通勤地など家庭の都合
4.会社の都合で

自分の経験した転職の理由はこの4つです。転職経験者に聞くと多くの人が1番の理由のようですね。

1番の理由をさらに細かく分けると

1−1.仕事を通してこれ以上自分が成長できない
1−2.職場の人間関係に見切りをつける

といった感じでしょうか?

このような現実逃避型の転職の場合その原因が自分にあると転職先でも同じような事になってしまうので注意が必要だと思います。

転職者を受け入れる側もそういった事情を過去の経験から考慮していると思いますね。

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